木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

夕焼け

2006年12月30日 | 写真
 オートで撮ったら夕焼け色がとんでしまい露出を手動に切り替えて何枚か撮ったがシャッターを押す度に夕焼けの色がどんどん変わって画像を確かめる余裕がなかった。
 飛行航路がちょうど太陽が沈む方向と一致していて飛行機雲の残雲が旭日の模様になった珍しい夕焼けだ。
 実際には雲がキラキラしてとても綺麗だったが写真ではなかなかあの美しさは切り取れない。

ワイヤーバーナー

2006年12月28日 | 木工旋盤
ほとんどのターニングツールをネット通販で購入しているターナーに ついでに購入を御願いしたワイヤーバーナー。
 両端をしっかり持って回転しているワークに こすり付けると焦げたラインが簡単に付く。太さが3種類あって外から緑・黄・赤

 これだけでは単純模様なので すぐ飽きてしまいそうだけどバーナーペンとの複合利用で無限の模様が出来そう。

生木がいっぱい

2006年12月24日 | 木工旋盤
 ここのところ うれしいことに 生木が次々に手に入る。
 昨日は 直径40cmを超える梨の古木を貰いにいった。
 天気が良くて絶好の伐採日和。
 Yさんが、テーブルやベンチを作った残りを沢山いただいた。
 梨木は切ったばかりは白っぽいが 乾燥させると茶色になる。
 サクサクととても削りやすいが 輪切のままではやはり ひび割れになってしまうので 割れ止めや細切れはかかせない。木口からカビが入らないうちに、木口を封じないとカビ入り材になってしまうが それも良いのかもしれない。


木旋公募展の応募申し込み書を送った。締め切りが1週間を切ってぎりぎりなので70番目以内になったか心配。
何人かのターナーに聞いたところでは応募予定する方は皆無だった。
前会長は たぶん応募されるのでは と私は思っているけど‥‥。

カイズカイブキ

2006年12月19日 | 木工旋盤
 樹木配布会でいただいた径が12~15cmほどのカイズカイブキ。
 50本ぐらい積んであったが 欲張らず(笑)10本だけにしておいた。
 どういうわけか この木は人気がなく最後まで手付かずで残っていた。
 用材にはならないので、材木屋で売っているわけでないので入手するのはこんな時しかない。
 出来るだけ長いままストックするのがベターなのだが、狭いところに押し込むには短くしないと収まらない。
 以前にも何回か入手して うまく乾燥させることが出来て、結構使うことができたのもあったがが、タイミングの悪い物は虫食いやひび割れになって使えなくなってしまったこともあった。
今回は伐採時期も良いし断面もフィヨルド状の星型の切れ込みが少なくて うまく乾燥が出きるかもしれない。


  

鍛冶屋

2006年12月15日 | 木工旋盤
 突如として浦和に町に鍛冶屋さん。
 いい年を過ぎたおじさん集団の町の鍛冶屋さんの出現に町内の方々が さぞかしびっくりなさったことでしょう。お騒がせいたしました。
 「しばしも休まず」鎚を振るった山口講師は 大変お疲れ様でした。
 身体が大丈夫だったのか 心配です。
 美味しいご馳走の準備をしていただいた佐野御夫妻。
 ありがとうございました。

 14日の「夢工房」月例会は和轆轤用刃物の鍛造講習会。
 洋式木工旋盤でも使える仕上げカンナ作り体験。
 山口講師のお言葉に素直に忠実に従うおじ(い)さん達。
 舞い上がる炎と飛び散る火花とをみると年を忘れて奮い立つものなんですね!
 きっと今頃は痛い肩・腕をさすっていることでしょう。
 
 
 トンテンカン トンテンカンと疲れ知らずに皆さん鎚を振るいました。
 めでたく全員 上手に出来上って試し削りにも満足された様子でした。
テックさんのホームページに当日の詳しい様子が掲載されております。ぜひご覧下さい。

 常連メンバーの何人かが都合がつかず出席されませんでしたが18名参加の月例会兼忘年会は賑やかで楽しいものでした。
 少し早いけど 来年も皆さんにとって良い年でありますように祈念いたします。

 とんでもない法案が国会を通りそうで子供たちの将来が心配だ。

木旋公募展2007

2006年12月12日 | 木工旋盤
木旋公募展2007の出展申し込みの期日があと2週間あまりになってきた。

 先着70作品程度で締め切りだそうなので そろそろどうするか考えなくてはならない。
今回はテーマ部門と一般部門があってテーマ部門にはグランプリ賞が設定されている。
 テーマ部門に出展すれば 「よくこんな作品でグランプリを狙えるなー」と当然にグランプリを狙っていると思われてしまうので気が引けてしまう。^^;
 でもせっかくのテーマ部門なので グランプリは別にして こちらに出展したい。
 ただ、私は酒飲みではないのでテーマの「酒器」には あまり興味がないので「酒好き人」の気持ちがよくわからない。どちらかといえば「酒好き人」の いやな面ばかりが思い浮かぶのは 良い面が見えないのだから仕方がないか。(笑)
 
 前回の木旋公募展では順位は付けないはずだったが、審査員三人の方々が一番良いと思うものを一作品ずつ選んで三作品が審査員賞を受賞された。
 選ばれた作品を見るとこの「木旋公募展」の性格・期待する作品の傾向が想像される。
 どうも私の作る作品とは大分かけ離れているとしか思えない。
 実用品や生活雑貨ではないもので所謂アートなものが良いのかな~と。
 審査員賞に選ばれた作品はそれぞれに 大変素晴らしい作品で納得のできるものだ。
 あんなものがつくれたらいいなーと思っている自分としては、そのことに文句を言うつもりはないが一口に木工旋盤作品と言っても作品に幅があり作者によって作る目的に随分違いがあるのも確かだ。
 今回は、テーマが「酒器」なので芸術点・技術点に実用性が加味される(?)かもしれない。 
 
 素材は自由となっていて 前回の審査員賞の一つはアルミの作品だった。
 とても良い作品だとは思ったが なにか違和感があった。
 「木旋」なのであるから木を材料とした作品で少なくとも半分以上の部分が木を使った作品にこだわりたい。出きれば(塗料・インレイ飾り・ペンや時計等の金具類などを除いて)全部が木を使った作品がよい。
ほとんどの主材が金属やプラスチック・陶器・ガラスなどの作品では「木旋」ではなくて別のジャンルで単に「旋盤」の作品になると思う。

 「酒器」には木製品は少ない。お膳・お盆・お箸ぐらいしか想い浮かばないけど これらは酒器ではないね。
 三々九度の杯やお正月の「お屠蘇セット」などは木製だけれど一般的には木製の杯は 使われない。
 ナチュラルエッジのワイングラス・ヒノキのぐい飲み‥‥  う~ん どうも発想が貧弱で‥‥ どうしようもないな。(^_^;)
 
 いずれにして技術点には目をつぶり出展作品を決めるか作るかしなくては‥‥ならない。

 完成度の高い沢山の作品の中に自分の作品を置くと少し恥ずかしいけど大変貴重な体験になる。
 せっかく作ったのだから下手だとしても皆さんに見ていただきたい。
 きっと 参加することに意義があるのだ と自分に言い聞かせて。

(ちょっとだけ気になること)
 応募要領の中に「申込登録書を書く前に必ず送金してください」とあり。
 注意事項の中に「申込登録料は、申込後いかなる理由があっても返金できません」とある。
 何らかの理由で開催が中止されたり、申し込みをしても出展作品が適当でないと主催者に判断されたり、定員オーバーだったりのときは当然返金してほしいと思う。
  気に入らなければ出展申し込みをしなければよいわけだけど‥‥。


樹木配布会

2006年12月10日 | 木工旋盤
今日10日 八王子市富士森公園での樹木配布会。
8時前に入場して整理番号14番 まーまーの順番。
サンゴジュ・ユリの木・ハリエンジュを積み込むが腰痛をかばいながらなので太いのは遠慮して細めを選ぶ。
 
 一旦帰っておろしてから二回目は97番。
 あんなに沢山あったのがすっかり減っていて薪に手ごろなケヤキ・さくら・コナラ・クヌギが品切れ。制限時間はなくなっていたのでゆっくり物色。
 針葉樹は嫌われたらしくヒノキ・杉・カイズカイブキは手付かず状態。
 カイズカイブキを10本積んでマテバシイ・エゴを積んだら後輪が大分つぶれてきたので 諦めて退場。
 欲張って沢山もらってきたけど、後始末が大変だ。

夢工房12月月例会参加者の皆さんへ

2006年12月10日 | 木工旋盤
夢工房12月月例会参加者の皆さんへ お願い。

14日に下記の項目を参加者各自が御用意して下さるよう御願いいたします。

① 服装 火花が飛んだ時に化繊ですと火傷を負うことがありますので出きれば綿の作業着が良い。
② バイト用の柄 一本(当BLOGの11月30日の「「夢工房」月例会(再掲)に刃物の柄の図面を追加」参照)
③ 用意できる方は ご自分の体力に合わせて1Kg~1.5Kgの片手ハンマー
④ ③とは別に玄翁(かなづち) 木工用でよい
⑤ 保護眼鏡又は老眼鏡
⑥ 頭部保護のための帽子又は頭にかぶるタオル・手ぬぐい
⑦ 筆記用具

  各自の道具類には名前を明記しておくと良いです。

以上は佐野さんからの ご依頼で掲載しております。


火作り予行練習

2006年12月08日 | 木工旋盤
刃物鋼材は2年前に入手、七輪と木炭も1年前に用意したが、それっきりになっていたのを引っ張り出してきた。
14日の「夢工房」月例会の予行練習。



 アドバイスを受けて横腹に鋼材を挿入する穴を開けた。
 2個開けたがお互いが干渉してよくないので、開けるなら平行に開けた方がよいようだ。
 鋼材が丸棒のうちは小さい穴でよいが刃先が整形されて最終的な焼入れの時は大きな穴が必要になる。
 ヘアードライアーを鞴(フイゴ)にして火力を上げる。
 上から突っ込むと手前の方まで熱くなって柄が燃えそうになるが横穴から差し込むのだと手前までは熱くならず具合が良い。

 七輪では時間がかかるので一人1個の七輪とドライアーがほしい。

 1Kのハンマーではなかなか はかどらない。
 1.35Kだと すぐ疲れてしまう。非力が悲しい!
 常に日頃からトレーニングをしておかなければならないのだ。
 それにしても10人以上でのトンテンカン騒音はきっとすごいよ。

 アンビル代わりに線路を使ったが動いてしまいやりにくい。
 14日までに柄に差し込む部分だけでも 叩いておきたい。
 
 
 
 画像は1年前に作っ( ていただい )たハスマゲカンナと少し太めの柄



冬本番

2006年12月05日 | 季節
 外流しに初氷が張った。
 冬本番の到来。



 早めに薪ストーブの煙突掃除をやっていてよかった!
 よく燃えて暖かい。
 ストーブで沸かしたお湯でコーヒーを入れる。
 今年もあとわずか。
 世の中、せわしいけれど ここだけ 時間がゆっくりのよう。

紅葉

2006年12月02日 | 写真
 マイキャノバン周辺の山々の紅葉が今年はずい分遅れていたが、先週末の霜降り寒さで一気に色付いた。
 一足早く色付く銀杏も今年は遅れて一緒に黄色になる。
紅葉の名所にはとてもかなわないが、 どの木の葉も例年より色が濃くて綺麗。



 裏のブルーベリーの葉も色着きがよい。
 紅葉山を背景画にして雪んこ虫がふわふわ、もうすぐ冬が来る。