木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

欅の茶筒作り

2017年03月31日 | 木工旋盤

 まだ槐の茶入れ用材が残っていますが 10年程前に太い欅丸太を解体した径が約12cm 長さ22cmの欅の乾燥材を引っ張り出してきました。

 腐れ部分が深く入っていそうなので心配でしたが余裕のある太さでしたので径80mmが余裕で取れました。左から身の部分 中が蓋部分 左が中筒部分に切り分けます。
 今までは蓋を身に合わせて最後に作っていましたが 今回はふたを初めに作って蓋に身を合わせる方法でやってみることにします。

 


槐でBOX挽き準備

2017年03月26日 | 木工旋盤

 80mm角の槐。茶筒(ティーボックス)用にカットしましたが ヒビ割れがかなり入っていて 思っていたほど使える部分が少くてちょっとがっかり。
10個ぐらいは とれるかな と皮算用をしていましたが2~3個みたいです。
 

 これは大丈夫と思っていましたら・・・・。

 中から節が出てきました。木目としては面白いのかな? だんだん製作意欲が萎えてきました。


久しぶりのBOX作り

2017年03月25日 | 木工旋盤

 久々のBOX挽きです。「ア ブック  アバウト  ウッドターニング」の一番最初に見たところが ティーボックスの作り方で 湯呑やビヤーカップを作ろうととっておいた栗の円柱で 久しぶりにBOX挽きをしてみました。

 栗の茶入れ 径75mmで高さ115mmと85mm 未塗装 
 何年ぶりかなので 取り敢えず小さい85mm方は練習で挽いたもの。115mmの方は本気を入れて挽き 印籠部分を差し込みにして木目が合うようにし内蓋も着けられるようにしておきました。余分な道具を使わず旋盤上だけで 仕上げ磨きまで出来てしまうので マグカップやスプーン作りに比べると  なんか あっけなく作れる感じです。こんなのを10個ほど作る分の ちょうど良い槐がありますので 材料片付けを兼ねて作るつもりです。自己流なので「ア ブック・・・・」のプロセスとは大分違うかなり横着っく の作り方です。


相変わらずのスプーン作りの続き

2017年03月22日 | 木工旋盤

 お彼岸はあっちこっち回ったり家族サービスであっという間に過ぎてしまい くたびれて休日明けは一日テレビ三昧の休養日でした。 2回目塗ったスプーンをよく見たらほとんどにヤスリやサンドペーパー跡が残っていて 最初からの空とぎ直しして塗り直し。ハズキルーペの購入を検討し始めています。(-_-;)


スープスプーン作り その2

2017年03月15日 | 木工旋盤

 外周の整形粗磨きが終って 掬い部のシャクリ込みをします。柄の真ん中に節が来てしまったりでお釈迦がでそうなので2本分を追加しました。本業を縮小して毎日が日曜日みたいなものなのですが やっぱり年度末なんですね。いろいろと大したことではないですけど雑用があって思ったようには作業に集中できません。ま~~のんびりやってます。

 

 


スープスプーン作り

2017年03月14日 | 木工旋盤

  昨年の暮れに木取っておいたスプーン用カイヅカイブキで粗切り出しです。右端は以前に作った見本です。使っていただいているお客さんから「深さを少し浅くして大きさを少し大きくした方が使いよいのでは」との ご意見で10本だけ試作してみます。たかがスプーン されどスプーン なかなか上手に作れません。板物のようですがどうしてどうして立体的なんですね。


「八王子手仕事アートマーケット」 

2017年03月12日 | 木工旋盤

 昨日の「八王子手仕事アートマーケット」風景
 早朝は雲が多くて肌寒く感じましたが陽が昇るにつれて気温が上がって風もなく一日中絶好のイベント日和でした。
 会場を覆いかぶさるように茂っていた樹木の枝が大掛かりに剪定されて 空が明るくなって陽射しが眩しいです。

 陽射しいっぱいのアトリエ・エボンのブースです。
 開店からしばらく閑散としていた会場も正午近くになると気温の上昇とともに来場者が増えてきました。
 出店準備が整ったころに 「きへん工房」の山口さんが激励とターニング情報交換に来てくださいました。

 国産漆にこだわっています小幸工房の漆器。丁寧に塗られて磨き抜かれています。人気があるようです。


明日は「八王子手仕事アートマーケット」in 冨士森公園浅間神社境内に出店します。

2017年03月10日 | クラフトフェアー

 午前中の暖かいうちに積み込み準備完了。

 午後は そのままではストーブに入らない大きな廃材をチェンソーと金楔で小間切れにする。半分腐ったような欅の根元部分の芯はカチカチでチェンソーでも簡単ではない。
 まだまだ寒い日がありそうなので 底を尽いてしまった薪作りです。


カイズカイブキのマグカップ作り

2017年03月06日 | 木工旋盤

 取っ手やカップ本体の形を変えて試しています。変った形にしても使い勝手が悪くならないようにしなければならないので 難しい。これは取っ手の下端がカップの底と平らにして支えられるようにした形です。材料としては柔らかくて加工しやすいカイヅカイブキですが 伐採の時期や生えていた場所の環境や伐採後の保管方法などの原因で ひび割れしやすいものと しにくいものとが あるようで丸太のまま生木からの乾燥中にひびが入りやすいのは乾燥して挽いてからもひび割れしやすくて このカイヅカイブキはヒビが入りやすい方の材質のようです。

 


湯呑・ぐい呑みの熱湯張りテスト

2017年03月04日 | 木工旋盤

 仕上げて2週間ほど放置してあった湯の呑み・ぐい吞みの熱湯張りテストです。
 熱湯を注いで3時間ほどおいて もう一度 熱湯を注いで約一日おきます。危なそうなものは既に廃棄してしましましたので割れや漏れはあまりありませんが時々起こることもあります。右手前の径の小さいぐい吞みはその上のと同じ径でしたが虫穴を追いかけていったらこんなに小さくなってしまいました。 オブジェ(飾り物)や手の込んだ凝ったものを作るのも楽しいですが ついつい売れ行きのよい物が優先になってしまいます。 こんな廃棄廃材を使って使えるものを作るのも気軽に作れてストレスが少なくて ささやかですが楽しいものです。