木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

「夢工房」の8月の月例会

2006年08月31日 | 木工旋盤
14名参加の「夢工房」月例会
 フリーハンドグライジング・和ロクロ刃物・新型機器・日本一の鰻賞味と盛りだくさんのメニューでした。
 佐野会長の考案開発した木象嵌用新型機器は道具とか冶具と言うより機械という感じで 送りシレーが付いた金工旋盤に近いものです。ルーター部分を取り替えてバイススタンドを取り付けると外側は勿論内繰りも正確に削れそうです。
 もう少し手を加えると角度も自由になるようで (むき出しのルータービットが少し気になりますが)とても素晴らしいものです。
 試用中 一寸したトラブルもありましたがこれは内緒にしておきましょう。
 機械って 馬力が大きければ良いというものではないようです。小さいのは小さいなりの理由があるんですね。 

 借り物のPCで遠慮がちの投稿です

パソコンの故障

2006年08月27日 | 生活
5年ほど使っているPCが故障してしまった。
一応修理しようとしたが、「ずいぶん古いので新しいのにしたら」と言われた。
で しばらくこのBLOGをお休みいたします。
メールもしばらく使えません。トホホ‥‥‥‥
 携帯メールへ どうぞ お願いいたします。

インレイ

2006年08月19日 | 木工旋盤
木象嵌をしていると象嵌無しでは なんだか物足りなくなって癖になってしまいそう。
 かなり面倒なのであまりやりたくはないが、ある程度まで極めてみようかなーという気持になった。(たいていは途中で飽きてしまって極めるなんて出来るわけがないけどね)
 いちいちインレイ材を作るのが面倒なので多めにまとめて作ったが、調子に乗りすぎて多すぎたみたいだ。画像のは作った物の半分ぐらい。
 真っ黒の黒檀や綺麗なパープルハートなどもあるけど羊羹のような材なので勿体無くて挽き割れない。
 白いのは シデ。薄茶がケヤキ。濃い茶はブビンガ。サーモンピンクのはユーカリ。濃い紫がバリコクタン。薄い紫がブラックウォールナッツ。あっちこっちから切れ端を掻き集めると結構の量になった。
 出来上がってオイルやウレタンを塗ると大分色が濃くなる。
 色が綺麗でもインレイには向かない木がある。削っていると端が欠けるようなもろい材は不適当だ。勿論、技能によるのだろうが。
 綺麗な杢目が出るようなものがやり難いようだ。この赤いユーカリには往生してしまった。カリンやブビンガのこぶも最低だった。ウーン 難しい!
 シデ・ケヤキ・ブラックウォールナッツなどは調子が良い。

ブルーベリー

2006年08月17日 | 季節
ついに見つかってしまった!
山懐のわがキャビノン。小屋の裏で今年もブルーベリーが色付き始め収穫を何回かしたがまだまだ序の口で本格収穫はこれから。
月曜日に収穫しようと裏に回ったら野鳥としては大型のヒヨドリが怪獣のような鋭い声を発して飛び立った。
食べられた様子は無くて収穫は出来たが やばいことになりそう。
 一日置いて水曜日の午後に行って見たら案の定やられていた。
 熟したのや色付き始めたのがすっかり食べられてしまった。
 すこしだけ色付いたのが下に散らばっている。ついばんだけど まだ固いので捨てたのだろう。くちばしの跡がV字型についている。コノー!馬鹿ヒヨドリめ!
完熟の実を 食べるのは仕方がないけど未熟の実を散らかすとは許せない。
枝にぶら下がったらしく たわわに青い実をつけた細い枝が下を向いてひん曲がっている。
 去年は見つからなかったのでネットを張らずに済んだのだが、今年は張らねばならない。
 網を張ると取りにくくなるけど しかたがない。 

スモールベベルスクレーパー

2006年08月12日 | 木工旋盤
賜り物
エリさん風と勝手に思っているスクレーパーの練習。だんだん上手になってきた。指先の力が抜けて楽な感じで出来るようになってきて サンドペーパーが要らないくらいに綺麗にけずれる。

 教えていただいた須田師匠に「スキューのように表裏をテーパーにしなければならないのは何故でしょう。片側だけではだめでしょうか?」と聞いてみましたところ「エリさんのと同じ形でやってみているだけで、理由は解らない」ということだった。
 今年のはじめ頃に須田師匠から賜った へんてこスクレーパー。あげると言われたけどあまり欲しくは無かったが断るのもなんなので いただいたもの。「結構使えるよ」とボールの内側の仕上げに使って見せてくれた。綺麗にけずれるけど なんか 難しそう。
 平形の金鑢をスクレーパー風にしてナタの柄をつけたもの。
 形にこだわるほうでもない私としても あまり使いたくないツール(笑)  捨てるわけにもいかないので他のツールと並べておいてあった。これが目にとまった。
 で 片側テーパーのスモールベベルスクレーパー に改造決定。改造といっても もともと片側テーパーのスクレーパなので スモールベベルをつけるだけ。早速テストにおよんだ。

使える使える。指の支持ポイントが角度の分だけ進行方向になるので少し安定が悪くなるのかもしれない。
 もう一度 スチュワートさんのホームページを見てみた。
画像だけで説明が無かったので何のことかわからなかったが研いでいるところのショットなどもあって結構くわしく画像が出てる。すごく参考になることが やっと今になって解るようになった。
 私のと同じようなフワフワの削りくずがでている画像もある。
 須田師匠に教わらなければ いまだにこのスモールベベルスクレーパーの詳しいことは解らなかっただろう。
 この世界って結構クローズなのかもしれない。
 

8月の「夢工房」の月例会

2006年08月09日 | 木工旋盤
8月5日 青梅永山公園の花火大会 尺5寸玉

14日現在参加申し込みの方は 二戸さん 山下さん 小山さん 須田さん 稲葉さん 清水さん  三好さん 池上さん 山口さん 上田さん 野辺 佐野

8月の「夢工房」の月例会は8月30日(水)
AM9時30分から  電話 048-822-6512(佐野さん宅)
会費は2,000円   お昼は日本一のうなぎ?は各自払い
テーマは[フリーハンドによるバイト研ぎと暑気払い」
可能な方は各自のバイト&グラインダー&作品を持参してください。

ジグを使ってグラインダーで砥ぐと簡単に正確に研げるが バイトの種類やワークの材質・形状のよって希望の形に研ごうとするとその度にジグの設定を変えなくてはならず これがかなり面倒であり、刃先の形状によってはジグの設定範囲を超えてしまうのもあります。こんなとき自由自在なフリーハンドで研げたらとても便利だなーと つねづね思っています。
 来日したプロのウッドターナーは殆どの方がフリーハンドで研いでいました。
 フリーハンド研ぎの達人 須田二郎さんの究極の技を見せていただき ご指導を受けて一歩でも近づけたらと思っています。


仕上げ刃物

2006年08月04日 | 木工旋盤
スキューの刃先を爪の形にして刃先に1ミリぐらいのベベルを付けたスクレーパ状の刃物。
「これがエリさんの仕上げ刃物と同じ形に刃をつけたもの」と須田師匠が 使って見せてくれた。本当につるつる「これなら320番のペーパーからで充分。ペーパーの節約になる。今のは3,000回転ぐらいだけどエリさんは4,000回転ぐらいでやっていたようだ。スクレーパーでは かじりとって行く感じだけれど これはちゃんと刃先で切って削っている」
「そんな高速回転では旋盤が壊れてしまう。だいたい あんなふうなバイトコントロールは素人には出来るわけがないし フリーハンドでグラインダー研ぎが出来ないと使えない。私には使えない」と言っては見たものの なかなか脳裏から離れず とても気になったので あまり使っていない6×19mmのスキューを研ぎ直して内緒でコッソリやってみた。(笑)
 本物を見たわけでもないし師匠の実物を見ながら研いだわけではなく うろ覚えを頼りに研いだので正確な形ではない。もう一度本物を確かめてみよう。
小さいベベルに沿って極薄くなめるように削る。
 
3,000回転は遠慮して2,000回転(確かではない)ぐらいで削ってみたが びっくりするほど綺麗に削れた。


まだ慣れていないので おっかなびっくり腰が引けて削っているので少し波うってしまっているが 練習すれば上手になって 消耗が激しい80番・120番のペパーの消費量が少なくなるかもしれない。(^_^)

ご注意:この刃物は入手または自作しても使い方をよく知った上で使いましょう。
 結構危険度が高いようです。自信がなければ使わない方が良いです。
エリさんの講習会に出られなかった人は8月30日「夢工房の月例会」でこの刃物の使い方が見れるかもしれません。