木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

桜生木の交換トレード

2007年11月26日 | 木工旋盤
 隣家から戴いた山桜を4本に切り分けた内の1本。10年以上毎日見ていた木。
 何か作品ができたら1個差し上げる約束をした。
 芯割れがなくて木肌にあばたが少なく真円に近いほうの1本は太い染井吉野桜玉切り半割との交換トレードに出してしまった。
 思っていたのより良くなかったらしく あまり気に入ってもらえなかったようだった。
 先の部分の1本は枝だらけだし 根元側の1本は曲がっていて芯がずれていて ちょっと使い辛いので これを大事に使いたい。
 芯割れが大分進んできたので早めに何とかしなければならない。

 トレードのオマケに薪にするようにと付けてくれた厚み10~2cmの半割の三角端切りを 薪にするのは惜しいので リクエストをいただいているマグカップの粗木取りにした。高さが低めの物を含めて8個取れたつもりだったが1個は入皮が入っていたので7個分が使えそう。
   

携帯楊枝入れ

2007年11月23日 | 木工旋盤
 入手してから1年ほど経った梅ノ木でしばらくぶりの楊枝入れ作り。
 細挽きにして置いたので良く乾いている。
 
 ことりあえずは オーミングアップとして、いたってベーシックなBOXタイプを作ってから山下式を作ることにする。
 
 
 オイル塗りが簡単だけど‥‥‥‥。
  
  
 径15.5mm 長さ80mm 未塗装

最後の収穫 

2007年11月20日 | 季節
 気温がグーンと下がって冬間じか。
 豊作だった塀際の椎茸もそろそろこれが最後だろうか。

 沢山採れた 隼人瓜も霜が降れば枯れてしまうが、以前は11月に入ると直ぐに霜げてしまったが、近年は11月半ば過ぎまで青々と元気。
 小さいのが大きくなるまで もう少しがんばってほしい!
   


ターニング ミニ ミーティング

2007年11月16日 | 木工旋盤
  昨日の富士吉田は良く晴れて風もなく穏やかで暖かでした。
 3週間前の富士山に比べてすっかり冬姿です。

 千葉・東京・神奈川・山梨・静岡の各県のウッドターナーの代表?(笑)が集合したミニ ミーティング。
 
 新しいツールの形状の紹介とそのバリエーションテクニック習得の実体験に 集まった皆さんは真剣でした。
 短い時間ではありましたが 密度の濃いミーテングでした。

 ジグを使った研ぎ方ではむずかしい!
 「2~3年もやっていてジグに たよって研ぐのは 情けない」との お言葉はごもっともですが‥‥‥‥ これがなかなか出来ません!

 高度のテクニックをいきなり見ても 身につけるのは容易ではないので 今回のような 実践してオサライする検討交流の繰り返しが大切なんですね。

梅ノ木の乾燥

2007年11月14日 | 木工旋盤
 20mm角の細切れにして1年ほど乾燥させた梅ノ木。
 バンドソーで挽く時 ヤニがブレードにくっ付いて往生して途中で中止してしまったのを思い出す。

久ぶりに携帯楊枝入れを作ろうと端切りして長さを18cmほどに切り揃えた。
 予想したほど、ねじれ・反りは出なかった。


 一年ぶりなのでプロセスの大半を忘れてしまったので、自分で作った「作り方テキスト」を引っ張り出して、繰り返し読む。「フムフム‥‥‥‥」
 少しずつ 思い出してくる。歩留まり良く出来るといいけど。
 
 細割り途中で中止してしまった残りのほうは かなり干割れが入ってしまっている。

 

山桜

2007年11月08日 | 木工旋盤
 4月24日にここに掲載した我が家の玄関先の隣家にある山桜が伐られてしまった。
 隣地の3軒の貸家を解体してアパートを建てる予定だとか。
 30年近く親しくしていた隣家の借家人が引っ越しに先立って自分で植えた桜を切り倒した。
 御願いして作品つくりの材料としていただいた。
 
 根元側の径が16.5cm 一番枝まで155㎝ 表皮に全く瑕がないので少し乾かしてナチュラルエッジミニボールを予定する。

樹齢が若いせいもあるが山桜は染井吉野に比べて表皮が薄く樺細工に使われる樺類特有の樹肌模様がはっきりしている。
反対側から見るとあまり素性が良いとはいえない。

深まる秋

2007年11月05日 | 季節
 色付き始めた楓の大木 

 遅れている紅葉が少しずつ濃くなってきた。
 こちらはホウの木の黄葉
     
  
 トリカブトの花も咲きそろった。 
 もう少したつと紫色になってくる。
  
   

エゴの木

2007年11月02日 | 木工旋盤
 小立の土場に先日預けてあった直径が40cmほどのエゴの木の解体をした。
 こんな太いエゴを見るのは初めてだ。
 長いこと雨ざらしにしていたので少しシミが少し入っていたが、大体は真っ白な部分が多くて思ったより乾いていて軽い。

 チェンソーが気兼ねなく使える場所なので 運びやすくするために半割りにした。切り屑が雪が積もったように白い。
 ウッドタナーは どんな材木でも惜しげもなく直ぐ細切れにしてしまうのは 仕方がないことだ。(笑)
  
 普通独楽はミズキを使うが高級な独楽はエゴや椿を使うんだそうだ。
 小割にして独楽を作るのは勿体無いとも思うが きっと高級な独楽が出来るだろう。