木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

花瓶

2008年01月30日 | 木工旋盤
 隣地のモチの木で試しに花瓶を挽いてみました。
 径が15cm 芯アリの横使いフェイスワーク。
 生木なのでスイスイ削れるけど2㎝の入り口では中で絡まった削り屑が出し難い。
 アクが強い木なのだからでしょうか 削っているうちに表面が薄汚れたようになってきます。
 試し挽きの前に切れ端でオイルやウレタンを塗ってみましたが素地では真っ白いのに 塗料を塗ると濃い茶色になってしまいます。

 「こんな小さな口では何本もの花を挿せない。もっと広い口のほうが良い」と言われてしまった。
 「‥‥‥‥。(口が小さいところに価値があるんだけど‥‥)」と口の中でぶつぶつ言う私。(^_^;)

 苦労の末に茶色にならない方法を発見しましたが技術固定出きるかどうかはまだ解りません。

形状記憶サンディングファイル

2008年01月25日 | 木工
 平塚のYさん から戴いた記憶形状サンディングファイルを早速に使ってみました。
 丁度 粗仕上げしておいて最後のサンディング仕上げをしようとしていたマグカップにグッドタイミングだったのです。
 サンディングする形の部分に押し付けてネジを締めるとその形状が維持されて形状通りにペーパー掛けが出きる優れものです。
 丸棒の様な断面が同じの棒状のものに向いています。
 使える部分はかなり制限されますので どんなものにでもというわけには いきませんが筒状の物の外周に最適です。
 手作業でシコシコする場合は特に時間が早くて能率が上るわけではありません。
  マジック曲面用ファイルでこする時、気をつけないと夏目部分が多く削れて冬目部分が出っ張ってしまうことがありますが、これを軽減することが出来ます。



 ネジを緩めると平らになります。変形範囲は少ないですが凸にも凹にもなります。

 9cm×10cmのマジック止メサンドペーパーが120# 180# 220#がそれぞれ2枚ずつ6枚付いてきます。
 この付いているドイツ製サンドペーパーはとても良いもので切れがよく長持ちもします。
ペーパーの真ん中の1/3部分しか使わないので とっても勿体無い気がするのは 持って生まれた貧乏性だからでしょうか。(笑)
 

雪見コーヒー

2008年01月23日 | 季節
 今朝 起きた時はまだ降っていませんでしたが7時半頃から雪が激しく降ってきて見る間に積もってきました。
 はじめは大きい粒の雪でしたが次第に粒が小さくなり粉雪になってきたので結構積もりそうです。
 こんな日は薪ストーブの そばで 美味しいコーヒーを飲みながら最後の仕上げを残して作り溜めてあるマグカップを手作業でサンドペーパー仕上げをする予定です。

どんど焼き

2008年01月15日 | 季節
 諏訪神社の毎年恒例のどんど焼き。
 
 1年間さまざまな災難から人々を守った有効期限切れのお守り・お札・破魔矢などの他 お正月飾りのお炊き上げ。
神主さんの 「のりと」の後、火を点けられました。
 例年は15日と決まっていましたが今年は14日。規模も 大分縮小。そのせいか 集まった人が少なく 成人式の着飾って御参りに来たた娘さんは着物に灰が降りかかるのを嫌って近寄らない。
 ビニール・プラスッチック・金物を丁寧に外す作業が大変そうです。
 画面の右手にお炊き上げを待つお札類がうずたかく積まれていましたが、これは市の焼却場に持っていくのだそうです。

モチの木の解体

2008年01月12日 | 木工旋盤
 モチの木の解体をしました。
 自宅では騒音の出る作業はしないようにしていましたが、隣家は空家だし東と北側は工事中なので西の道路側を車でガードして電動チェンソーでの細切れ作業。

 太いままだと芯割れが入って使えなくなってしまう確率が高くなりますし、細かいほうが運び易くなります。どうせならなるべく細かいほど早く安全に乾きます。ここは風通しがよいのでこのまま置いて少し乾かしてから様子を見てから片付けます。切ったばかりの切断面は白くて綺麗なのですが、少し時間がたつと薄汚れたように なってきます。あくが 強いのかもしれません。
 
 樫と言われて いただいた太い木は芯が三つも四つもあって芯を除いていたら 随分と細かくなってしまいました。
 樫や小楢などのブナ科の木は樹芯から樹表に向けて放射状の髄線がありますが、この木にはまったくありませんので どうも樫ではなさそうです。

モチの木

2008年01月10日 | 木工旋盤
 あっという間に裸にされたモチの木

 一番よいところは自分の分として除いておこうと思っていましたが、皆さんの見ている前に運びこまれてしまい「どれでも好きなのを持って行ってください」と言ってしまいましたので、良さそうなのからもらわれてしまいました。(^_^;)
 右側太い2個と細い2個の4個は交換した樫の木だろうと言う木。
 樫とは違うように見えます。
 
 「夜目遠目傘の内」と言いますが 遠目で見ていたので欲もあって良く見えていましたが目の前に運んでもらったら 期待ほどではなくて 良い部分は ほんの少しでした。でも枝の部分で小さめのナチュラルエッジミニボールなら何個かできそうです。太い部分は2つに割って乾燥して様子を見ましょう。 

  

 

立ち木の伐採予告

2008年01月05日 | 木工旋盤
 果樹園だった東側隣地が他人手に渡って更地になってしまったが まだ2本残っていた高さが6~7m位で幹径30cm程の常緑樹が10日頃に伐採すると工事業者から連絡がありました。
 伐採して捨ててしまうのだったら幹の部分だけ貰いたいと勝手な御願いをしましたら「どうぞ貰ってください。助かります。」というご返事でしたので ずうずしさついでに50cm位いに伐って下さるように頼んだら了解していただけました。
 
残念ながら今のところ樹種名はわかりません。
 ずーっと樫の木だと思っていましたがあらためてよく見ると樹肌が樫ではないようです。カシよりは白っぽくてツルッとしています。
 一番下の枝まで2mぐらいなので50cmの玉切りが10個以上になりそうです。
 勿論、独り占めするつもりはありません。
 
 以前は3本あったのですが何年か前の台風で1本が倒れてしまいました。
 夏の小鳥の寝ぐらになっていて夏の夕暮れ時は場所とりでにぎやかだったのですが‥‥‥‥。

謹賀新年 今年もよろしく御願いいたします。

2008年01月02日 | 季節
 初詣は町内の諏訪神社。
 元旦の朝は眩しいくらいの初日の出でしたが、午後になると雲が出てきて風が冷たくなってきました。
 それでも善男善女の参拝の列が絶えません。約1時間待ちだそうです。

     
  勇壮な演奏で景気付けをしている地元の唐獅子太鼓保存会の皆さんも演奏の合間は焚き火の周りに集まって暖を取っていました。
You Tube 巡り いろいろの独楽 
スキューチゼルの使い方うーん これは どこかで見たような工房です。