木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

日向ぼっこ

2006年01月28日 | 木工旋盤
 今日は晴天。日向ぼっこでリクエストいただいたカレー用スプーンのサンドペーパー掛け。
 在庫が底をついたので補充分もついでにつくる。
 いたってオーソドックスな形だけれど この形は結構手間がかかる。口当たりが極めてよくて使い心地がよい 。(と本人は思っている)
 どちらかと言うと女性向きかもしれない。
 ティースプーンも同じ形にした。ティースプーンの方が小さいので磨きにくい。


野積み

2006年01月25日 | 木工旋盤
先週末の雪が 野積みのコナラとケヤキの上にまだ少しのこっている。
 早くしまわないとひびが入って薪になってしまう。
理想的な伐採時期の樹木なのだから大事にしなくてはと思ってはいるが収納場所が‥‥‥。

無垢理

2006年01月22日 | イベント・行事
昨日は雪の中を代官山のギャラリー無垢理に須田二郎さんの個展に行った。
生木の挽物のサラダボールがキラキラ輝いている。
好き勝手に変形しているボールを手にとって ながめていると「変形するところが面白いんですね」と須田さん。
最近生木に興味を持っているので良い刺激になる。
 新作のスプーンが素敵です。
いっこうに降りやまない雪が気になって早めに引き上げてきました。

雪景色

2006年01月21日 | 季節
明け方から降り始めた雪が9時ごろで3cmほど積もって この冬初めてモノトーンの雪景色。
大雪の地方の方には申し訳ないが、雪が降るって なんとなくうれしい。
こんな時は薪ストーブを赤々と焚いてカービング作業がいい。
12月初めから着けている冬用タイヤが やっと役に立つ。


生木のストック

2006年01月18日 | 木工旋盤
椚・ケヤキ・桜など沢山いただいた生木のストック処理がなかなか進ままない。
「生木をあげてもまともに使えた人はほとんどいない」大きなケヤキのかたまりをくださった須田二郎さんがおっしゃっていました。「このままだとひび割れで使えなくなってしまうので なるべく早く細かく切り分けしたほうがよい」とも。
 いただいたケヤキは丁寧に小口割れ予防処理がされており、須田さんの樹木を大切にする気持が強く感じられます。


まだ全部は出来ませんが少しずつ解体作業を進めています。 
 無駄にしないように心がけたいです。

期間限定

2006年01月11日 | 木工旋盤
伐採して2ヶ月位の椚の枝木。まだ葉が付いている11月初めの伐採なので時期としては早い。頂き物なので贅沢は言えない。
 樹皮が幾分乾燥してきて、樹皮付きのナチュラルエッジボールを挽くには適当な時期になってきた。
 早すぎると樹皮がスポンジ状態で挽きにくい
 遅くなると樹皮が剥がれやすくなるし、芯割れ、ひび割れが多くなる。
 12月中旬~2月中旬に伐採されたのであれば 虫食いが少なく樹皮も剥がれにくくて理想的で、ストックも長期間できる。
 今頃に伐採された木が欲しいのですが‥‥‥。手に入りそうで楽しみです。

新しいツール

2006年01月05日 | 木工旋盤
スキーから帰ったら浜松からエリ・アビセラさんのツールが届いていた。
今年の「挽き始め」はチャターツールの試し使いに。
チャターツールは自作のもあるが本物(?)を使ってみたかった。
刃先からツールレストまで5cm位いで高速回転で使う。
剛性があるので堅めのケヤキでも調子よくビビれる。
刃先は替刃式鉋類の刃が再利用ができそうで うれしい。
2枚刃のテクスチャーツールは洋裁のルレットで代用できないのかなー。(笑)

粉雪の温泉スキー場

2006年01月03日 | 旅行・レジャー
あけましておめでとうございます。
新年早々、ちょっとしたハプニング。
年末年始を温泉スキー場。2年ぶりに滑ることが出来てうれしかった。
 案内された部屋は玄関の階から1階下りて曲がりくねった長い廊下の先のエレベータで更に3階下がって又、曲がりくねった廊下の先の部屋だった。
 窓の外の やけに頑丈そうな雪囲いが不思議だった。
 3日目の2日、早めにゲレンデから引き上げて温泉に入ってから部屋でごろごろしているところに、ホテルから「誠に申し訳ないが新館に部屋を用意したので移っていただきたい」と言われた。
 「隣の新館の屋根に例年になく多くさんの雪が積もっています。今夜当りに落ちてきそうです。雪囲いもしてありますので大丈夫とは思いますが念のため移動をお願いいたします。」
1ランクも2ランクも上の部屋。直ぐ承知して山盛りの荷物を移動して引越し完了。広~くて素敵な部屋に「ラッキー」。眼下に元の部屋の雪囲いが見下ろせる。



夜中に屋根から雪が落ちる大きな音が鳴り響いた。
翌朝、猛吹雪の窓の外をなにげなく見下ろすと なんと あの雪囲いがメチャメチャに潰れている!

偵察に行った弟の話「サッシが へしゃげて部屋の1/3 ぐらいが雪に埋まっている」「誰か一人が犠牲になればホテル代金が無料になったろうに」
この冗談に笑った顔が 引きつっていた。