木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

実が生る

2016年06月30日 | 季節

 作業小屋の脇に5~6年前に小さい苗を植えた山桃に初めて実が生りました。もうじき熟して赤くなります。

 これも作業小屋脇のマタタビの実です。梅雨明け頃に収穫して焼酎漬けにします。


思案・躊躇の材料

2016年06月29日 | 材料

 一昨日VL-175の修理に来てくださったとき「ボローニャのデニッシュ」と 長さ50cmで20cm角の一位(イチイ)の大黒柱の上下の切れ端2個を山口さんから お土産としていただきました。デニッシュはとてもとても美味しい食パンでした。 問題は大黒柱の切れ端 どう使うか それとも薪かと思案しています。大黒柱ですから長さは3mはあるはず。間の2m分はどうしたのでしょうか・・・・・・。 ちょっと見では芯近くは腐けているようだし 貫穴や仕口欠き や天井周り縁欠き 床板欠き その他の切り欠きなどの他に重機でむしり取ったらしくヒビも入っています。抜いたと言う釘穴が沢山あって挽き割るのを躊躇しています。ま~~しばらく放置しておきます。


スプーン作り 厚み方向の整形

2016年06月29日 | 木工旋盤

  スープ用スプーンの切り抜きから厚み方向の整形作業。
  テイルストックの修理終了の試運転でのミニスコップ試し挽きで中断していたスプーン作り再開。板物加工の部類に入るのでしょうがスプーンの場合いは平面だけでなく厚み方向の加工もあって 面白いけど面倒も感じます。先日のクラフトフェアーで 木地屋さんで仕入れたスプーンに丁寧に綺麗に漆を塗って販売していましたが 手作り感のない工場製品感があって 私は好きではない形です。好き好きですね。


ミニスコップ

2016年06月28日 | 木工旋盤

 ミニスコップ Φ30~40mm 栢・桜・かいづかいぶき・檜・欅など 切り端しの寄せ集め。短めのミニスコップ挽きです。「きへん工房」の山口さんにテールストックを修理していただいて快調のターニングです。取り敢えず4個挽きましたが 下こしらえした材料が沢山あります。クラフトフェアー秋の陣に向けて在庫増産中。


スープ用スプーンの切り抜き整形

2016年06月25日 | 木工旋盤

 野暮用・雑用に定期診察などで落ち着いて作業ができなくて なかなか思ったようにすすみません。バンドソーで刳り抜いて小型ベルトサンダー・ヤスリ・サンドペーパーで やっと平面外周の整形が終わったところです。昨日やりたかったのですが 雨降りで今日になってしまいました。ベルトサンダー掛けは屋外で粉塵撒き散らし放題作業なので雨ではできないのです。午前中はジャム・ジュース用の梅のもぎ取りで木工作業は午後3時からでした。今日は朝から気温が高く昼頃には よゆうで30度を超えて日陰でも「あつい!あつい!」でした。


板物挽き

2016年06月22日 | 材料

 Φ21~26cm 厚み25~30mmの栢の板。
 板といっても丸太の短切りを半割にするとき芯の部分を30mmほど切り落としたものです。とうぜん真ん中に芯が入っています。
節があるし干割れするか反り返ると思い どうせ薪だな~と放っておいたのですが ひび割れもせず反りもせずで捨てるの勿体ないので際物ですが 駄目元で挽いてみることにしました。

 


スプーン材の粗木取り その2

2016年06月21日 | 材料

  よ~く乾いたカイズカイブキ。スプーン用に木取ったカイズカイブキですが挽き割ると反りや捻じれが出てきます。一般的には芯にある角材を板に挽くと木表側が凹む様に反るのですが これは反対に木裏側が凹む様に反っています。梅雨に入って湿度が高いので表面側に比べて芯側の方が乾いているのでしょう。少し放置して落ち着かせてから巾・厚みを決めることにします。

 たかがスプーン作りなので それほど幅や厚みの寸法に気を使う必要はないのでしょうが作り方によってはきっちりした寸法精度があった良いときもあります。


梅雨の中休みに屋外作業

2016年06月17日 | 材料

 屋外作業で先日の9日に続いてカイヅカイブキの乾燥材を追加して角材挽き作業をしました。梅雨の中休みか 良く晴れて日向では熱中症に要注意です。

 手押し鉋掛けした角材を厚み25mm位いの板に挽き割りしてスプーン材の木取りです。

 虫食い・節・入皮・ひび割れなどで使えるのは大分減ってしまいそうです。厚みを決めたら広めにしてある幅を所定の幅に決めます。

 作業小屋の脇を流れる小谷川の向こう岸から熟した赤い実を付けた楮(こうぞ)がこちら側に枝を伸ばしてきています。毎年この実を狙ってお猿軍団がくるのですが今年は一向に姿を見せません。


安心な筍採り

2016年06月13日 | 季節・食

  美山の作業小屋の隣地に その奥の山から根を伸ばした真竹が沢山生えています。 境界ブロック積みの下を潜り抜けて根を伸ばして去年から作業小屋の敷地に真竹が生えてきました。去年は二本でしたが今年は4本も生えてきました。左太い方で径が6cm位で長さが1.5m位です。筍堀り でなく筍折りです。地上に出ている部分ポキンと折取ります。 熊に襲われたり道に迷ったりする心配は全くありませんので安心しての筍採りです。
  塩と大根おろしを入れて圧力窯でゆでると柔らかくてエグミも無く美味しく食べられます。
 


手仕事アートマーケットin 冨士森公園

2016年06月11日 | クラフトフェアー

 今日の八王子手仕事アートマッケット 梅雨入りになって心配だった天気が晴れるという予報を上回る上天気。木陰で程良い風が吹いて快適な一日でした。この時期各地のクラフトフェアーが少ないせいか出店数が多くてにぎやかなアートマッケットで 天気が良いと人出も多くそれなりの好成績でよかったです。

 開店間もないアトリエ・エボンのブース。「広々使ってください」の主催者の お言葉でゆったりの間口6mほどです。甘えついでに自家栽培野菜のサニーレタスと蕗の販売もさせていただきました。
 本命のウッドクラフトが まだ一個も売れないうちの10時頃にはサニーレタス1把残りの完売状態でした。

 あっと言う間に咲いた 昨日のヘメロカリス 一日でしぼんでしまいますが一本に蕾が10個位付いていて順番に咲いてゆきます。


梅雨の時期

2016年06月09日 | 木工芸

 10年物のカイズカイブキの短コロを在庫棚の奥から引っ張り出してきました。大抵の木は丸太のまま置いておくと芯から外に向かって干割れが入りますがカイズカイブキは反対に外から芯に向かってひびが入ります。白太部分にひび割れが入っても赤身までは入らないようです。長さを22~24cmにカットして 取り合えづ角材にします。20 mmの板にしてスプーンを作るつもりですが ひびや節や入皮 等で使える部分は少なくなってしまいそうです。

 梅雨入り本番の夕べの雨で色艶が増した紫陽花。

 こちらは薄緑から真っ白になった紫陽花。手前のへメロカリス(日光キスゲの改良種)の蕾が色付いてきて開花間近です。 明後日の11日 土曜日開催の冨士森公園の八王子手仕事アートマッケットに天気が良ければ出店する予定です。予報では良い方に向いているようです。

 


ドンぐり独楽の材料準備

2016年06月05日 | 材料

  自宅敷地の梅の木を伐採して去年の12月10日に板挽きにして乾燥させていた梅の木でどんぐり独楽の材料をつくります。ひび割れはありませんが反りや捻れがびどくてフェンスを使わずフリーハンド挽き割りです。

 15mm以上は長さ18cm位い それ以下は15cm位に切ります。これから丸棒に挽きます。

 去年の12月10日に板挽きした時の写真。

 


玄の会作品展

2016年06月03日 | イベント・行事

 平塚駅北口を少し北に行ったところの東横イン一階の元麻布ギャラリーで昨日から7日まで開催されている「玄の会三人展」に行ってきました。木工旋盤の山口能司さん・木彫の八森武彦さん・書と額装と陶器の湧谷翠幽さんの熟達クリエーターの三人展です。

  山口能司さんの作品で光るオブジェ 欅「光の星」プラネタリュウム型のテーブルスタンド。サッカーボールぐらいの大きさの球形にえぐった中の仕掛けがユニークでキラキラ星がかわいらしく光ります。

 同じく山口さんの作品「桜の大花器」径が40㎝ぐらいで迫力があり 丁寧な仕上がりが素晴らしいです。

  これも 山口さんの作品 テーブルスタンド「樹の色」イエローパイン材  オフコーポレイションの「OTORO サークルカットジグ (バンドソー用) 」を使って作ったそうです。

 八森武彦さんの作品「想」(おもう)材料はカイズカイブキ

  湧谷翠幽さんのマグカップ風の花器。手前の白いのは可愛い幼児が おくるみの中で お祈りをしている姿?です。

 湧谷翠幽さんの書と額装。