こちらが受ける印象は、あくまでも相手の反応による。相手が、好感を持っていることがわかると、こちらもそれを察知して、好感をもつ、きっかけとなる。
初対面の場合は、相手に好感をもてるかどうかで、その後の展開は大きく変わる。セールス業であったり、サービス業であれば、相手は、お客様であり、好感をもって、対応しなければいけないから、当然ながら、自身に相手に好感を持つことを強要する。
この強要は、自身に対して行われるから、他者からのものではない。そこには、人間本来の本質と向き合わねばならない。どのようにすれば、相手に受け入れてもらえるか、懐に入れるのか、腐心することになる。
相手の立場に立って、考え、対策をねる。これができないようであれば、営業成績はあがらないだろう。ただ、営業成績をあげたい一心で、愛想をよくしたり、あれこれのテクニックに走るのは、疲れる。
人間の生き方から、考え、トレーニングしなくてはいけない。付け焼刃ではいけない。とはいっても、最初は付け焼刃であっても、そのことから、学びながら、成長していくこともあるかもしれないから、前向きであれば、まずは、それでもいいかもしれない。
不遜、傲慢、慢心、自己中心、・・・このあたりのチェックポイントに留意しながら、自己管理をしていく。人のことを気にしないで、生きていけるとすれば、楽そうにみえるが、反面、人間としての成熟にとって、おおいにマイナスであろう。苦労することも無駄ではない。