結局は、決心あるのみで、やる気がなければ何事も進まない。どう心をきめるのかである。具体的であれば、それを実行するのみなので、わかり易い。抽象的であっても、その理念がしっかりしていれば、具体化も可能である。
自分の心持ち、決心の有無が、まずスタートであり、流れの中で、そうなった、ということを求めてはいけない。自分自身で決めるべきである。
そして、いまどのような決心をしたのか、といえば、地震対策として、本の片付けを家内に迫られた。高いところまで、本棚にしていて、以前から気になっていたらしい。地震がせまる報道をみて、とうとう我慢ならなくなったと見える。
手元の便利なところにあれば、いつでも、見ることができるから、この不意打ちには、参った。本が凶器になると信じて疑わない勢いに屈した。
本の大移動である。その作業の中で、読むべき本をたくさん死蔵していたことを思い知らされた。また、手元にあることをいいことに、その利用が充分なされていたわけではないことをも知った。
そこで、この機会に、文書を思い切って整理するなかで、課題が見えてきた。シンプルライフと標準作りの課題である。具体的な段取りをきめて、かかっていきたい。