家内と二人で、やっとできた休日に、奈良の唐招提寺に行ってきた。よく整備されており、500円出して、機械を借りる。ポイントで説明をききながら、たっぷりと時間をかけて、寺のなかを一周した。
好天に恵まれ、それほどの人もいないので、すこぶる快適であった。
若い中国人の学生らしいのがいた。目つきが良くない。品が悪い。態度が尊大にみえる。尖閣の事件や、本土での、暴動をみているので、そうみえるのかもしれないが、感じがわるいのは、家内も感じていたようで、彼らは何を、感じただろうか。
唐招提寺は、律宗の総本山とあるが、戒律をもちこんだ僧として有名な鑑真和上だから、そうなのだろうが、宗教性というより、この方面でもっと、とりあげられてもいいのではないかと思った。
殺すな、盗むな、は当然のことながら、人間として、戒律をもつことは、いいことだと思う。争いがたえない現実のなかで、戒律は、もっと、みなおされてもいいのではないだろうか。