寝たきりになった母の、朝の様子をみるためと、トイレの始末に部屋をおとずれると、テレビをつけていて、ニュースをやっていた。
母に聞くと、朝5時頃、決まったという。テレビの中は、みんな大興奮で、笑顔笑顔である。被災者のアスリートのプレゼンが、良かったらしい。スポーツと人の思い、これは、部屋でこもりきりの人とは、別の人間本来の生き生きした躍動感と境地がある。
福島の放射能対策などが、ネックとなって難しいのではないかとの話もでていたが、なんとか、乗り切った。韓国がギリギリのタイミングで、農産物の禁輸を言い出したり、悪意の感じられる動きもあったが、あまり影響はなかったようだ。
嫌われるより、好かれる方が、好ましいのは当然だが、理屈の通らない人もいる。そんな人に好まれるとすれば、それは、かえって問題があるかもしれない。
とまれ、2020年には、オリンピックが東京にやってくる。日本の文化が、50年前とは違うかたちで世界に知られることとなる。
平和憲法9条を持つ国として、世界が平和に近づけるような影響があるとすれば、それは、たいへん意義深いことである。