坂口恭平氏の記事が、朝日新聞に載ったことから、彼の存在を知った。インターネットで検索するとたくさん出てくる。この人に、新しさを感じる。人類のゆく末、生きる道を予感させる。
彼は、お金のない人のために「新しい国」を作った。自殺者が年間3万人をこえる実態に立ち向かっているのである。この方向は、すばらしい。精力的に活動しているようだ。対談番組をネットに流しているが、相手には、いろんな人がいる。
政治家がいないのは、残念だが、既成政党の側が相手にしないということだろうか。共産党などは、もっと評価してネット対談などに登場してほしいものである。方向性は合致するのではないだろうか。
安部内閣は、生活保護をカットし、賃金引き上げをさせず、一方では業界の意向にこたえて、無駄な公共事業をまたやろうとしている。それでも、本音のすべてを出さずに、「安全運転中」らしい。
紙幣の印刷をやりまくって、インフレを起こすんだという。こんなことで、円安となり、株が上がり始めたのをみて、なんと内閣支持率も上がっているらしい。
なんという馬鹿さ加減であることか。たしかに、タンス貯金をしていた人は、お金をつかうかもしれないが、もしか本当にインフレとなれば、庶民の虎の子の貯金は雲散霧消してしまうのだから、この企みは、卑劣なものがある。
それにしても、テレビの評論家やコメンテーターなどが、「貧乏人づら」をして何か言ってるのは、これも騙しの手口であって、大金持ちのバカ野郎が、小芝居をしているにすぎないことを知っておこうヨ。