いつの間にか、年齢を重ねて、我ながらエーっと思うのだが、親戚の叔父、叔母などの驚き様をみると、いかに若く見られていたかを実感する。
お互いに、一つひとつ年齢を重ねているのだが、絶対的な差については、ずっと同じながら、年金の話や、健康のことなど、環境や事情が、同じとなってきて、いつの間にやら、追いついてしまった感じがある。
ものすごい年寄りに思えたのが、友達の感じになってきている。そのかわり、若い人との関係は、いよいよ希薄となって、いるのだが、それでも、たまにテレビのアニメなどみると、結構面白くて、漫画世代ではなかったので、あまり馴染みがなかったが、これではいけないかなと思い始めている。
もう少し、娯楽の対象を広げようかなと思ったりする。食わず嫌いにいつの間にかなってしまっている。フィクションドラマとしては、小説と同じだし、むしろ、具体的な分だけ表現としては強い力があると思える。
可愛い人形のような女の子が、「自分のなかの自分と闘う」と台詞を吐くのを聞いて、これは馬鹿にできないと直感したのだ、おじさんは。