住吉神社の参拝客の整理の仕方が、3年ほど前から変わっている。あるいは、その前からかもしれないが、気づいたのはその頃からである。そして、今年の場合は、天気も晴れで、人出がすごい。
すべての参拝客を、太鼓橋を渡らせるように仕向けているために、びっしりと太鼓橋前に、人が並んでいる。恐れをなして、急遽、近くの氏神の生根神社に変更して初詣をした。ここは、人出は適当で、それで正解だったのだが、思えば、長年地元にいて、こちらに参拝した記憶がない。
住吉神社の方は、びっしり並んだ人が、整然と次々と、太鼓橋を渡っているが、あまり集中させるのはどうかと思う。どの方向からも入れるようにするのと比較してどんな問題があるのだろうか。人の流れを、わかりやすくして管理しやすくしているのだろうが、かえって、自発的な工夫を、参拝客にさせないから、問題があるようにも思う。
それにしても、整然と混乱なく対応している群衆のなんと行儀のいいこと。騒ぐ声もない。感心するほかない。
小生の場合、形だけのことであって、真剣な祈りの場ではない。なんとなく、初詣に行こうか、てなもんでご利益を期待なんてしていないというのが正直なところだが、ヒョットシテ、なんていう気分もどこかにあるのかもしれないが、手をポンポンとやって、一瞬無になる感じはきらいではない。
真剣に祈っている人々にとっては、そんないい加減な人のせいで、こんなに混むのはけしからんと思っているかもしれない。