ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』

2010-08-15 01:25:27 | 新作映画
(原題:The A Team)


----これって、人気TV シリーズの映画化だよね?
「うん。その昔、日曜洋画劇場という映画番組の枠があったんだけど、
なぜか、このシリーズのパイロット版は
TVドラマであるにもかかわらず、
繰り返し放映されていたんだ。
ぼくはときたら『映画じゃないし』と、観ていなかったんだけど、
まさか、こういう形でスクリーンでお目にかかることになるとは…」

----どういう設定ニャの?
「奇襲作戦の名人ハンニバル(リーアム・ニーソン)率いる特殊部隊集団<Aチーム>が
次々と不可能なミッションを遂行していく…。
まあ、それだけのお話だね」

----ニャンだか、気乗りしてないみたい。
「そんなことないよ。これがなかなかオモシロい。
お話自体はたわいもないもので、
彼ら4人のAチームが何者かにはめられ、
無実の罪で逮捕されてしまう。
しかし、ハンニバルはありえない方法で脱獄に成功。
部下のフェイス(ブラッドリー・クーパー)、
B.A. (クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン)、
マードック(シャルト・コプリー)と合流。
ハンニバルが編み出す荒唐無稽な作戦のもと、
当局の追跡をかわしながら、
自分たちの名誉を汚した黒幕に迫っていく…
というもの」

----確かにありふれたお話だニャ。
「でもそこが、いいとこなのかも。
お話はありふれているのに、
彼らが立てる“作戦”そのものはムチャクチャ。
どう考えても成功はありえない、いい加減な代物。
何かひとつでも予想外のことが起これば、みんな死んでしまう。
偶然に頼りすぎているんだ。
でも、おそらくテレビを観ているときは
そんなことだれも突っ込まずに、
コトの成り行きをハラハラしながら見守っていた(んだと思う)。
この強引なミッション遂行は
『スパイ大作戦』『ジェリコ』から
脈々と流れるアメリカのTVシリーズの伝統」

----それじゃ、とても映画とは言えないじゃニャい。
「いやいや。
それでもぼくは楽しかったね。
お茶の間で海外ドラマシリーズを楽しんでいた、
あの子供時代が蘇ってきた。
この映画は
つじつまあわせをしようなんてことは、鼻からしていない。
こちらもそのお約束の元、
ありえない世界を前提として、ただ楽しみさえすればいい。
そういう意味では充実した時間だったよ」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「アクションといってもいろいろあるんだニャ」小首ニャ

※マンガチックでも、きちんと見せてくれるとこういう風に楽しめる度


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