この辺りのゴミ出しは
こういう黄色いネットを
かけている人が多いようですねえ。
それと「飛び出し小僧」もここは多い。
ということは、古い町でも
小さな子供のいる若い人たちの
家が多いということかなあ。
よくある形も多いのですが、
あとでユニークなものも
出てきますので、
その時に紹介しましょう。
野菜の無人販売もある
古い道を進んでいきますと、
こんな道標に出会いました。
「左 八わた よと」
と刻んであります。
「八幡と淀」ですね。
そんな淀川まで、
ここからだと約12km。
それでもこういう道標が
建っているということは、
昔からこの辺りは水運が
結構熱心だったことがわかりますね。
そんな道標が建っている
交差点から右の坂道を
ウンコラショと登っていきますと、
そこにあったのが
「棚倉孫神社」です。
天照大神の孫が祭神の神社だそうです。
ここの神社は瑞饋神輿が
有名だそうです。
きれいに飾り付けられた
神輿が神社周辺を練り歩くそうです。
あ、その祭りの日はちょうど
doironたちの祭りと
同じ日かもしれません。
まあ穀物の豊作とか言うと
ちょうどこの時期に
なるかもしれませんね。
暑さもやわらいで気持ちのいい季節。
団結して祭りを楽しむには
いい季節なんでしょう。
神社にたくさん生えている
古い木々には
「京田辺の未来に継ぐ古木・奇木」
とプレートが張られています。
ふむふむ京田辺の巨木ツアーの
参照になるかなと
ホームページを見ましたが、
どうも事業の全容がわかりません。
この神社では、ツガ、クロガネモチ、
ケヤキが選定されていて
そんな神社への登り口のところで
川をこえてきました。
天津神川ですね。
その川の堤防のところには、
ああちょうど今の季節ですねえ。
真っ赤なヒガンバナが
咲いていますよ。
どうもコースもそちらをとって
いけば都合いいようですから、
写真を撮りながら
堤防を進んでいきましょう。
きれいな空に真っ赤な花。
いいですねえ。
写真をいっぱい取りましょう。
ヒガンバナをのぞき込むdoiron。
ああなんと季節感たっぷりの
神々しい写真なんでしょう。
彼岸の入りのころに咲き始め、
彼岸の終わりごろには
褪せてしまうこの花に
まあヒガンバナとは
本当によくつけた名前です。
振り返れば、京田辺の町と、
遠くに山城方向の山々が見えています。
こんなバイクの通行禁止
という小さな橋をこえると、
道は川を離れて
右の集落の方へと入っていきます。
あ、ここにはマンふたがありますね。
真ん中の模様は「京田辺」の
「田」の字をモチーフにした
市のマークです。
周りの花は、
ああもう書いてありますね
市の花である「ヒラドツツジ」です。
今の季節は目立たないけど、
春先には沢山咲いているんやろなあ。
小山が多いので、
斜面を華やかに彩っているんでしょう。
柿の実が並んでいる道を
しばらく歩くと、
おお~ここが甘南備寺です。
そもそも神が宿る神域のような
意味を持つ「甘南備」。
それをつけたお寺です。
もともとはこの近くの
甘南備山にあったお寺ですが、
荒廃していきここに
移されてきた黄檗宗のお寺です。
神仏が夢に現れて
信心を説く話は多い。
ここも大きなお寺に移りたいと
考えていた僧が、
この地域に住んでいた
ミミズの夢を見て、
移転をとどまったという夢を見たそうだ。
そしてこのお寺には
薬師如来像が安置されている。
腕や足が修復されたそうだが、
いつの間にか耳の病に聞く
といわれ始めているのだそうだ。
そのため耳が通ったとして、
穴の開いている石なんかが、
お寺の壁にいくつもつるされている。
こういうコバノギボウシの
花が咲くような境内を
きょろきょろ歩きながら、
名前のわりにこじんまりした
お寺を後にしたのでありました。
続く