ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記長距離走の陰謀1

2017年03月27日 21時03分53秒 | ウォーキング

さあ、ドジ旅セブンとなる今回の旅。
その陰謀元は、これまで我々を
さんざん虜にしてきた
「長距離走」である。

doironの歴史でいえば、
5キロをはじめて走った後は10キロ。
それを走ったら次はハーフ、
そしてマラソンと長距離走は
だんだんと長くなっていきました。

で、フルマラソンで終わりかと思うと、
まだまだ100キロ、250キロと
距離はどんどん伸びていったものでした。

ああ、長距離走の陰謀というやつは、
どんどんわれらを虜にしていくだけでなく、
距離もどんどんと、
のびていく一方だったのだ。

幸い短い距離のマラソンで
命を落としそうになり、
長距離化には歯止めがかかったものの、
その後に歩くようになっても
少しずつ距離をつないで、
長距離を走破しようという
自分の意向には少なからず
影響を与えたものだった。

今回ドジ旅で歩いた琵琶湖はまた、
いろんな意味で長距離と
戯れた場所だった。



一周駅伝、一周自転車、
いわゆるビワイチは
楽しくてしょうがなかったな。

またのちに、淀川完歩を目指して
そこをスタートしていったのも、
楽しい日々だった。

長距離の楽しさは
そのように否定できないものである。

しかし、気を付けなくては
いけないのはそれに気持ちをとられて、
自分を見失ってしまわないようにすることだ。

今回、琵琶湖を歩いてみて、
改めて長距離走の陰謀に
いかにして打ち勝つかを考え
これからの人生に生かしていくために
このドジ旅セブンを
実行することにしたのだ。

では、いよいよ始まります。

今回のゲストは、
女性ではウルトラの母といわれるほど
昔から長距離と戦ってきたN尾さんです。



旅は、そのN尾さん、ジダン、
doironにも最寄りの駅である
南海電車松ノ浜駅から始まるのです。

しかし、我らを取り巻く陰謀は
もうこの時点で始まりかけているのでした。

初のドジ旅の時、
ジダンが時間を勘違いして
遅れてきたことがあります。

あれは柳生一族の陰謀だったのだが、
それと同じことが初参加の
N尾さんにも起こっていたのだ。

家でゆっくりしていたら、
ふと時間を見ると
もう待ち合わせ時間が
迫っているではないですか。

ぎょえ~と慌てて家を飛び出し、
彼女はキロ3分ペースで
駅まで走っていったそうです。

必死に走っていたから、
こちらがメールをしても
出ることはできなかったそうで、
彼女は何かを勘違いしたかなあ。
こんなこともあってはいけないなあと、
前日に確認メールを入れて
やり取りしたから
間違いないのになあ、
と思いつつ仕方なくdoiron、ジダンは
ホームで約束の電車まで
待つことにしたのです。

もしこのまま来なかったら、
最悪はもう二人で
出発しないといけないだろう。

もし何かの都合でこれなかったとしたら、
あとの時刻で追いかけて
これそうなコースになっているので、
後刻参加になるかも
しれないなあと思っていたのだ。

なにせこの日は「大津駅」まで
行かねばならないし、
ちょっと時間の決まっている
イベントにも参加予定なのだ。

行くのは「泉大津」ちゃいますよ。
滋賀県の大津です。

で、その電車がホームに入ってきたときです。

エスカレーターを
走ってのぼってくるN尾さんの姿が・・・。

いやあ、感動のゴールです。



とちゃいますって、
まだスタート前ですし。

初参加の人々を襲う陰謀に、
彼女は長年戦ってきた
長距離走との戦いのことを思い出し、
無事に打ち勝ったのでした。

いやあ、これはもう
波乱の幕開けです。

電車に乗っても、
N尾さんの息はおさまりません。

はたから見ていると、
「この人らは運動の格好をしてはるけど、
もはやもう女性一人が
へばってるじゃないか。
オッサン二人でなに無理させてんねん」
て感じだったでしょうなあ。

続く。