ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 紀の川の粉河寺2

2017年03月26日 20時42分28秒 | ウォーキング

本殿に上がっていきますと、
先ずはお参りです。



え~っと、ここの本尊はといいますと、
当然千手観音ですが、
なんとこの本尊は「絶対秘仏」なんです。
住職もたぶん見ていないでしょう。
容器に入れられ、
地下に埋められているようです。

そんな秘仏を本尊とするときは
「前仏」という仏像が置かれていますが、
なんと粉河寺ではこの前仏である
千手観音も秘仏なんだそうです。

この前仏も1年に一度容器が開かれて
掃除が行われるそうですが、
それはお寺関係者だけで行われるだけで、
一般の方にはまったく
目に入ることはありません。

かつて西国の記念の年に、
三十三所の本尊を見せようと
したことがあったそうですが、
その時もここの本尊は
姿を見せることはなかったそうです。

なので、本尊に対するお参りも
心の中で本尊の姿をあれこれ思い描きつつ、
手を合わせておきます。

三十三所の納札も
用意してきておさめました。

ローソクは1本、線香は3本をあげて
いつものお参りですね。

用意してあった5円玉2枚を
賽銭にして、四国でお願いしているのと
同じような願いを込めて
お参りしておきました。

で、そのあとは納経所に行きます。

納経帳を渡すときは、
六波羅蜜寺で聞いたように

「1300年の記念スタンプもお願いします」

と言葉を添えておきましょう。

若い男性が、とっても丁寧に
記帳してくれました。

その時、横を見るとdoironくらいの
年齢の女性が一人で
でっかいリュックを背負って
納経してもらってはります。

ずっと歩いて回ってはるのですかねえ。

こういう場所に来ると、
いろんな姿や表情で
お参りをされているのを見ますねえ。

人々の願いって場合に寄っちゃ
とっても大きいのですねえ。

そうそうここには、
徳川吉宗公が寄進した、
左甚五郎の「野荒しの虎」と
いうのがあるはずです。



どれかなあと思いつつも
見逃してしまいました。

こういう姿なんですね。



え~doironは野荒しの猿といわれたりして~。



とそうしているうちに、
一人の添乗員のような人が、
かかかか~、とやってきて、
納経帳を山のように
積み上げていきます。

ああ~、このあとツアーの人たちが
やってくるのですね。

こういう西国ツアーも
企画されていたりするんですねえ。
20人くらいがやってきました。

で、この人らがお参りするときに、
みんなでお経を読み上げたりするのかな?
と思っていたら、
さすがに西国では四国のような
お参りはなさそうです。

どちらかといえば、
僧のような方が地道に
施設やいわれを説明してはりましたね。

それらを聞きつつ
doironのここのお参りも終わりです。

入ってきた径路をそのまま戻って、
帰りに駐車上のお金を払ったお店で
うどんを一杯食べて帰りました。



いやあ、西国三十三所の
お参りしたお寺も徐々に
増えていきますねえ。

近所のお寺はこうして日帰りでも
のんびり進むのですが、
山陰、姫路、岐阜、熊野の方は
ちょっと計画を立てて
行かないといけませんね。

たまにはのんびりと
旅館で一泊とかしながら、
歩き旅と合わせて
出かけていくのもいいかもしれません。

さて、次回はどこに行きましょうかねえ。

ーーーーーーー

さて、今回の三十三所めぐりは
これで終わりです。
明日からは、恒例の
ドジ旅シリーズが始まります。

今回の旅は、長距離走の陰謀と戦う、
2回目のびわ湖の旅です。
ゲストはウルトラ女王のN尾さん。
そして、日本の長距離陸上を
背負うたくさんの
実業団マラソンランナーたちです。

ビワイチなど長距離の
似合う琵琶湖で、
果たしてどんな戦いが
繰り広げられるのか。

お楽しみに~。