ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼三十三番雪渓寺

2017年03月11日 19時57分40秒 | ウォーキング

さあ、ここでもお参りを
きちっと行っていきました。

お参りしているツアーのメンバーは
自分の子どもの安産のために、
では決してなく孫のために、
という人ばかりですけどね。



い、いやもしかしたら
ひ孫のためにという人もいるかもねえ。



doironも自分の息子のために
しっかりと孫をお祈りしておきましたぜ。
まだ結婚してないけど。

この年代になると村の幼馴染や
ジダンなど周りには
孫がどんどん生まれています。
もうとっくに孫のいる人もいます。

孫って、
「しっかり育てるという重い責任も薄いし、
いいもんだよ、かわいいよ」
という声をあちこちで聞きますねえ。

もし自分に孫が生まれても、
相手は長野にいるしねえ。
まあ、それを訪ねていきながら
中山道でも歩いてみますかねえ。

この種間寺の本尊は
「薬師如来」ですね。

八十八ヶ所の中で一番多い本尊です。

勤行の中で本尊の真言を唱えるのですが
「おん ころころ せんだり 
まとうぎ そわか」というのは
もう覚えてしまいましたね。

四国に行くまでも
よくあちこちのお寺にも行き、
本尊のところにたいてい
そういう真言を書いています。

これってみんな唱えるのかなあ
と昔は思っていたのですが、
もう今となっては唱えるのも
普通になってしまいました。

ほかにも普賢菩薩の
「おん さんまや さとばん」や
地蔵菩薩の
「おん かかかび さんまえいそわか」
も覚えてしまいましたね。

こういう巡礼は初めてなんですけど、
やってたらまたいろんなことが
わかってくるもんですね~。

もう四国を10回も回った
なんて人のきもちも、
昔は「なんで?」だったのですが
最近はまあわからんでもありませんね。

さあ、ではここで時刻は
4時ちょっとすぎです。
本来ならば宿に向かう計画なのですが、
次のお寺である33番雪蹊寺は
近くですから、
納経の時間も行けるし
次も回っておきましょう
ということで、回ることになりました。



え~っと「雪蹊寺」という
名前から行くと、
南国四国の山の上の方にあるのか
と思いましたがそうではありません。



その名前は、ここに墓のある
長曾我部元親の法号

「雪渓如三大居士」

から来ているとのことです。
もともと空海が開いたころは
真言宗だったのですが、
廃寺となって起こしたのが
臨済宗の月峰和尚なので、
4国八十八ヶ所中でも
二つしかない臨済宗
(もう一つは十一番藤井寺)
となっているようです。



そしてここはまた
長曾我部の菩提寺で
元親の墓もあるので、
ここでは本堂の後部に
しっかりとおかれているその墓を
絵に描いておきましょう。



バックに生えている笹の書き方が難しく、
別のスケッチブックで
何通りか勉強してから描きました。



まあこの書き方が、
doironの場合一番ましそうです。

そうそうこの寺にはむかし
幽霊が出たそうです。
どこからともなく泣き叫ぶような
歌が聞こえてきて、
それが毎日続くのをきいた月峰和尚が、
その歌にあう上の句を読み上げたら
その声がやんだんだ
といわれがきに書いてありました。

まあどこのお寺も
こういう物語や伝説に
彩られているものなんですねえ。

本堂裏にあるしだれ柳が
きれいでしたねえ。



さあ、ここでやっと初日の
お参りが終わりです。

今夜も温泉と豪華料理が待ってるよー
とバスに揺られて、
最初の青龍寺の下にある
旅館にもどっていきます。



ここの温泉は土佐の「龍温泉」といいます。

いやあ、初めて聞く名前でしたが
気持ちのいい温泉でしたな。

そして食事がこれ。



普通の会席ですが
魚はやはりうまかったですねえ。
それにこれに別料金で
「かつおのたたき」を付けられるそうですが、
まあそれがなくても
食べきれないほどの量でしたがね。

続く