元サッカー日本代表メンバーの
松田直樹選手が練習中に
突然の心筋梗塞で倒れ
現在病院で治療中だという。
34歳という若さを突然襲った病災
とも言うべきあまりにも急な出来事だった。
スポーツ選手を襲うこの病気は
忘れたころにやってくる。
記憶に残るところでは
プロ野球選手
バスケットの女子選手
などが突然倒れるという
ニュースだ。
虚血性疾患、つまり
血液が何らかの理由で
届かなくなることで
心筋が活動を停止する病気だ。
すぐさま血流が回復することで
事なきを得ることができるが
一度心筋梗塞を起こすと
その部分の心筋が壊死し
血流が回復してもその壊死した
部分に負担がかかり
心臓が血圧に耐え切れずに
破裂するという病気もある。
この場合は即死である。
他にも梗塞後には
再発を含めて
致死率の高い病気を
突発する可能性があるため、
予後の検査は
しっかりとしておかねばならない。
それにしても、第一線で活躍する
スポーツ選手も襲われるという意味では
とても怖い病気である。
サッカーは長時間運動を続ける持久力を
要求されるスポーツ。
そんなスポーツだから中性脂肪やコレステロールなど
血管をつまらせる原因物質が
蓄積されることは少ないと思うのだが
それでも発症するというのは
一体何が原因なんだろうと思ってしまう。
doironの場合も
どちらかといえばよく似た事例なんだろう。
これからはスポーツ選手だと
普通の人が健康診断で
受診する項目の中に
カテーテル検査も入れねばならない
時代が来るかもしれない。
いや、もしかしたら
もうきているのかもしれない。
不整脈、あるいは高コレステロールの
所見があるようであれば
なおさらである。
腕の動脈を使えれば
非常に簡単にできる検査なのだ。
欲を言えば、日帰り検査で
いけるほどになればいいのだけど・・、
ま、いずれ近いうちにそうなるでしょう。
ともかく、松田選手の
意識が戻ることを祈りたい!