ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

遺伝子に刻まれた記憶

2011年04月23日 21時54分14秒 | トライアスロン

この時期、doironの遺伝子に
刻まれた記憶がふたつある。
ひとつは、沖縄よりさらに南へ300km
南海の孤島”宮古島”で開催される
全日本トライアスロン宮古島大会である。

doironのフルトラデビューは
この大会だった。
もう今から16年前のことだ。
「いつかは宮古島へ」を合言葉に
doironのトラ人生は始まった。
32歳で水泳を覚え、
ローカルな大会を歴戦し、
少しずつ実績を積み上げて
ようやく出場資格を得たときは
これで夢の舞台に立てるという喜びで
飛び上がって喜んだものだ。

昭和60年に開催されたこの大会の
第1回をTVで見て
まさか自分がその舞台に立つなんて
夢にも思わなかった。

そのdoironデビュー大会の成績は
11時間15分、389位。
今にして思えば
ほとんど情報もない中で
よくぞ完走できたものである。

その大会も含めて宮古には3回出場した。
なので、4月のこの時期の宮古は
doironの遺伝子にくっきりと
刻み込まれた大会となった。

そんな宮古の大会が
いよいよ明日開催される。
濱ちゃん
shimizu
ヒゲママ、ヒゲパパは
もうすっかりこの大会の常連であるが、
今年は”僕の愛車はピナちゃん”こと
N川クンが始めての宮古に挑む。
多分ネットでほぼリアルタイムで
記録が掲載されるだろうから
明日は、南の島に思いを馳せながら
皆さんの活躍をとくとみさせていただこうと思っている。

そしてもうひとつ、遺伝子に刻まれているのが
「萩往還」だ。
250kmという超長距離を
0泊3日で走るという
日々を普通に過ごしている、
ごくノーマルな人々には多分想像も出来ない
ウルトラな大会である。

例年、GWに開催されるこの大会に
doironは4回出場した。
距離と時間が長いだけに
それぞれの大会に書ききれないほどの
思い出がある。

「僕は一体どうなるんだろう」という
恐怖感に怯えながらスタートした
1回目の記憶は鮮烈だ。
大雨の大会、脚を捻挫しつつ200km近くを
走った大会、あぶさんと共に走った大会。
それぞれの記憶は強烈に
遺伝子に刻み込まれた。
もしかしたら、その時の負荷は
何らかの形で身体にも
刻み込まれているのかもしれないな。

スタートは、GW真っ盛りの
5月2日。
I原さん、babiさんをはじめ
今年もいろんな人が
いろんな思いを胸に
スタートラインに立つという。

是非とも素晴らしい3日間を
皆さんの遺伝子に
刻んできてくださいね~。

このふたつが
doironの遺伝子に刻まれた
春の出来事である。

なぜ、遺伝子なのか?
それは
単に記憶に刻まれるだけではない。
脳に、身体に、心に、そしてその人の
人生そのものに刻まれ
いつまでも残響鳴り止まない記憶だからこそ
あたかも遺伝子にまで刻みこまれる、
とこういうわけなのである。