ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

奇妙な同僚

2011年04月26日 23時08分54秒 | 仕事

新車には、バックビューモニターがついている。
最初はなかなか慣れなかったが
この頃はすっかり慣れてしまって、
もう一台の軽自動車に乗って
バックするときに、
ついついモニターを見てしまう。

便利に慣れるのも困りものだ。

ヘッドランプもオートモードで
トンネルの続く道路では
メチャ重宝する。
キーだって、差し込むこともなく
「開けごま」といえば開く。
んなわけないか。
でも、人はどんどんずぼらになって行きますな。

ところで、そんなバックビューモニターを
付けてあげたい同僚がいる。
100kgはあろうかという巨体で
ふと何かを思いつくと
周りを見ずにいきなり振り返って
どこかに向かって突進し、
何人かの仲間をなぎ倒すという
へまをすでに何度かやらかしている。

彼の頭には
まるっきりバックビューモニターが
欠如しているのだ。

「あのなあ、ものごと落ち着いて
考え、ゆっくり動け。
何もすばやいだけが偉いんじゃないぞ。
大河を見ろ、大河を。
ゆっくり流れてるやろ」と
先日、噛んで含めて
にゃんにゃんして諭してあげた。

しかし、そんな忠告も彼には
馬耳東風
ぬかに釘
荒れ狂う大河のごとき
寝耳に水の危ない行動を繰り返している。

しかも、彼は
人一倍、いや人十倍の
ずぼら者である。
トイレから出てきたときは
必ずシャツのどこか一部が
ズボンからはみ出している。
それも見るたびに注意するのだが
まるでいたちごっこだ。
あきれて放置しておくと
先日なんか前も後ろも
シャツが一部はみ出ていたので
介護の親父のズボンをなおすように
シャツの後ろを押し込んであげた。
そしたら、いきなり後ろを振り向いて
頭をさげるものだから
頭突きを食らわされそうになる始末だ。

そんなdoironの命がけの指導の甲斐もなく
それでもシャツのはみ出たいでたちで
あちこちに激突を繰り返す彼。

もう、これは最後の手段だ。
彼のメガネにバックミラーをつけてやる。
いや、それは無駄だろう。
では、動きが鈍くなるように
脚に鉄のおもりを鎖で取り付けるのはどうだ。
う~ん、まるで囚人だ。

色々考えあぐねているうちに
春の人事異動で、その彼が
なんと、なんとミセスdoironの
職場に異動となったではないか。

かくなる上は、一刻も早く
策を練らねば、ミセスdoironの
身に危険が降りかかる。

同僚とはいえ
あきれる所業の数々。

100kgの巨体を以下に制御するか
その問題は、核燃料棒制御のごとく
数々の困難を包含している。

彼の周辺5m以内は立ち入り制限区域にし
自衛隊の出動も願いたいところだが
非現実的だ。

しかたない。
とりあえず、彼には

「石敢當」

と大きくプリントした
シャツをプレゼントしなくては
と半ばやけ気味に考えている
今日この頃ですだ。