日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ゴールドドリームがユニコーンステークス制覇!函館SSは3歳勢のワンツー決着!

2016年06月19日 | 競馬

父の日だった19日は、東京競馬場で3歳馬のダート重賞競走・ユニコーンステークス、今週から開幕した函館競馬場では、サマースプリントシリーズ開幕戦・函館スプリントステークスが行われました。



今年で開設120周年の節目を迎えた函館競馬場のメイン競走・第23回函館スプリントステークス(GⅢ・芝1200m 16頭立て)は、2015年桜花賞馬①レッツゴードンキ、高松宮記念4着⑨アクティブミノル、シルクロードステークス2着⑭ローレルベローチェ、昨年のこのレースの勝ち馬⑫ティーハーフ、⑦オメガヴェンデッタ、⑬アースソニック、⑥セイコーライコウの古馬勢に加え、3歳勢からは小倉2歳王者③シュウジ、フィリーズレビューを制した⑯ソルヴェイグ、⑪キャンディバローズ、④オデュッセウス、⑧ティソーナの5頭が参戦しました。
綺麗なスタートで始まったこのレース、好スタートを見せたローレルベローチェとソルヴェイグの2頭の競り合いから、ベローチェが前に出る。ソルヴェイグが2番手に下げ、内からシュウジが3番手に進出。4番手にアクティブミノル、5番手キャンディバローズ、レッツゴードンキ・オメガヴェンデッタ・⑩スカイキューティーの3頭が6番手グループを形成。中団の9~12番手グループには、オデュッセウス・⑤エポワス・ティソーナ・アースソニックの4頭が固まっている。ティーハーフが13番手を追走し、14番手②ヤマニンプチガトー、15番手セイコーライコウ、最後方に⑮ファントムロード。
3,4コーナー中間点を過ぎ、ベローチェがまだ先頭だが、外からソルヴェイグが並びかける。後続では、アクミノが3番手に上がり、キャンバロとシュウジが4,5番手で並走。ヴェンデッタとドンキ、オデュッセウスが中団馬群で揉まれ、ティーハーフが大外から捲るように上がってきた。
4コーナーを回り、最後の直線コースに入ったところで、ソルヴェイグが先頭に浮上。シュウジがソルヴェイグとローレルベローチェの間を割って入り、外からアクティブミノルが迫る。ゴールまで100mを切り、シュウジが少し前に出るが、ソルヴェイグが盛り返す。そして最後はシュウジとソルヴェイグがほぼ同体でゴール!後続では、レッツゴードンキが最内を突いて3番手で入線しました。


重賞勝ちを経験した馬が8頭も参戦した函館SSは、シュウジとソルヴェイグの3歳馬同士によるマッチレースとなりましたが、単勝12番人気の伏兵・ソルヴェイグが接戦を制し、2番人気のシュウジはハナ差の2着に敗れました。3着に7番人気のレッツゴードンキが入り、3連単「⑯-③-①」で397,650円の高配当決着となりました。3番人気のアクティブミノルは4着、1番人気だったオメガヴェンデッタは6着、前年度覇者のティーハーフは12着に終わりました。
勝ったソルヴェイグは、今年3月のフィリーズレビューに次いで2度目の重賞制覇。鞍上の丸田恭介騎手は同レース初勝利で、重賞5勝目を挙げました。ソルヴェイグは前走の桜花賞でブービーの17着大敗、今回は距離短縮策が的中したのもそうだけど、50キロの軽い斤量が活きましたね。函館SSで3歳牝馬が勝ったのは、2009年のグランプリエンゼル以来史上2頭目です。
2着に入ったシュウジは、序盤少し掛かったところがあったけど、直線では内から伸びて来ました。1400~1600mでのレースでは惨敗が続いたけど、1200mでは好走しますね~。やはりシュウジはスプリンター向きですな。「サマースプリント」開幕戦の函館SSで3歳勢がワンツーを独占。今後も3歳勢が活躍するのか?



東京メイン・第21回ユニコーンステークス(GⅢ・ダート1600m 16頭立て)は、伏竜ステークスを勝った⑬ストロングバローズ、兵庫チャンピオンシップ2着⑫ゴールドドリーム、青竜ステークスを勝った⑭グレンツェント、昇竜ステークス覇者④ダノンフェイス、府中ダート1600mで勝利経験のある⑩イーグルフェザーと⑪クインズサターン、⑥ピットボスなどが出走しました。
芝コースでのスタートで、⑯レッドウィズダムが好ダッシュを見せたのに対し、⑮ヒロブレイブがやや遅れる。先行争いでストロングバローズが先手を奪ったが、ダートコースに入ったところで、①マイネルバサラが内からかわして先頭に立つ。3番手集団には②ビービーサレンダー・ピットボス・⑨スミレ・ゴールドドリームの4頭が固まる。中団の7,8番手には、⑧ピュアコンチェルトと⑪クインズサターン、③ヤマイチジャスティが9番手。10番手レッドウィズダム、11番手⑦ヴェゼール、グレンツェントが外側の12番手、イーグルフェザーが13番手。後方は少し離れて、14番手ダノンフェイス、15番手ノーモアゲーム、16番手ヒロブレイブと続く。
3,4コーナー中間を過ぎ、バサラが先頭、ストバロが2番手に控え、スミレが単独3番手に上がり、ゴルドリが外から押し上げてきた。中団より後ろにいるグレンツェントも大外に持ち出し、ダノンフェイスは馬群の中。
最後の直線コースに差し掛かり、ストロングバローズが先頭に立ち、ゴールドドリームが2番手に浮上。勝負はこの2頭の一騎打ち。3番手争いではグレンツェントがピットボスを捕らえて3番手に浮上。そしてゴール前、ゴールドドリームがストロングバローズに並び、最後はゴルドリがかわしてゴールイン!ゴールドドリームが差し切り勝ちで重賞初制覇!

ユニコーンステークスもまたマッチレースとなりましたが、単勝2番人気のゴールドドリームが競り勝ちました。1番人気のストロングバローズは直線に入ったところで先頭に立ちましたが、押し切れず2着惜敗。ちなみにこの2頭、ヒヤシンスステークスで後にUAEダービーを勝ち、アメリカ三冠に挑んだラニに先着しています。(ゴルドリ1着、ストバロ2着、ラニ5着)3番人気・グレンツェントは、3馬身差の3着でした。
勝ったゴールドドリームは、2度目の重賞挑戦で初制覇。通算成績も5戦4勝としました。さすがラニに勝っただけにありますね。同レース初勝利の川田将雅騎手は今年に入って重賞9勝目です。ゴルドリは父・ゴールドアリュール、母・モンヴェール、母の父がフレンチデピュティという血統。またゴールドアリュール産駒から期待の1頭が現れましたか~。
昨年はノンコノユメがユニコーンを勝った後、ジャパンダートダービーを制覇。ゴールドドリームもダートGⅠで活躍が期待されます。次走はJDDに向かう予定で、2000mの距離で勝てれば大きいが…。秋にはラニとの対決も見てみたいですな。



来週・26日は、阪神競馬場でJRA上半期の総決算・宝塚記念が行われます。ファン投票第1位のキタサンブラック、第2位のラブリーデイ、ドバイ帰りのドゥラメンテ、大阪杯で勝利したアンビシャス、鳴尾記念を勝ったサトノノブレス、マリアライト、サトノクラウン、トーホウジャッカル、シュヴァルグラン、タッチングスピーチ、カレンミロティック、ラストインパクトなどが登録しております。キタブラがファン投票1位の期待に応えられるか、あるいはドゥラメンテが国内最強を証明するか?今度の宝塚は「4歳世代最強決定戦」となるのだろうか?



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千賀が自己最多の13奪三振!今宮のスクイズで逃げ切り勝ち!

2016年06月18日 | HAWKS

プロ野球セパ交流戦もいよいよ大詰め。福岡ソフトバンクホークスは17日から阪神甲子園球場で阪神タイガースとの3連戦を戦っています。初戦は2点を先行しながらも、その後に追いつかれて9回逆転サヨナラ負けを喫してしまいました。18日の2戦目は、阪神・メッセンジャーVSソフトバンク・千賀滉大の両先発の投手戦となりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      阪神
1(遊)今宮健太   (遊)鳥谷敬
2(右)城所龍磨   (三)北條史也
3(中)柳田悠岐   (二)西岡剛
4(一)内川聖一   (右)福留孝介
5(三)松田宣浩   (一)ゴメス
6(左)中村晃     (左)髙山俊
7(捕)鶴岡慎也   (中)伊藤隼太
8(二)牧原大成   (捕)岡﨑太一
9(投)千賀滉大   (投)メッセンジャー



ホークス先発・千賀は、初回に先頭打者の出塁を許すが、北條を空振り三振にしとめ、西岡には併殺打に打ち取り、結果的には3人で終えました。続く2回、阪神4番・福留をフォークボールで空振り三振に切って取ると、ゴメスと高山にもフォークで三振を奪い、3連続奪三振の快投を見せます。
ホークス打線は2回まで阪神先発・メッセンジャーの前にパーフェクトに抑えられますが、3回に先頭の鶴岡がヒットを放つと、1死2塁で9番・千賀がセンター前ヒットを放つ。1死1,3塁と先制のチャンスを作り、今宮がスクイズを敢行。今宮が1塁線に上手く転がすと、メッセンジャーが本塁へ送球するも、ボールが逸れる。この間に3塁走者が生還。ホークスが小技で先制点を奪います。
1点を貰った千賀は、3回裏に2死からメッセンジャーにヒットを打たれ、さらに鳥谷の四球で1,2塁のピンチを背負ったが、北條を三振に退けてピンチを脱する。4回と5回も阪神打線をゼロに抑え、5回まで無失点の好投を続けます。
千賀は中盤に入っても好投を続け、6回には上位打線をわずか7球で料理。7回は阪神の代打攻勢を退けると、8回も3者凡退に抑え、8回まで投げ切って降板。9回は守護神・サファテがしっかりと3人で抑えてゲームセット。ホークスが1点のリードを守り切りました。



2016年6月18日 NPB交流戦 甲子園
阪神VSソフトバンク 2回戦
<1勝1敗 観衆:46,794人>
ソ|001 000 000|1
神|000 000 000|0
[勝] 千賀(6勝0敗)
[負] メッセンジャー(6勝5敗)
[S] サファテ(0勝4敗24セーブ)


この日の試合は、ホークスが数少ないチャンスを物にし、投げては千賀投手とサファテ投手の2人が阪神打線を完封。1-0で逃げ切りました。前夜の逆転サヨナラ負けのショックを払拭する勝利だったと思います。負ければ首位陥落の可能性があったけど、なんとか交流戦首位をキープ。交流戦も残り1試合です。
先発の千賀投手は、8回まで103球を投げ、被安打2・13奪三振・1四球・無失点という素晴らしい内容。ここ最近は不安定なピッチングが続いていましたが、今回は8回まで毎回の13個の三振を奪い、3塁すら踏ませない快投を披露しました。「お化けフォーク」も冴え渡り、2回には中軸を相手に3者連続奪三振。打っても3回の第1打席でセンター前ヒットを打ってチャンスを演出。あの一本が出なかったら、今宮選手のスクイズなんて無かったですよ。
打線の方はメッセンジャーの前に4安打。3回に決勝点となるスクイズを決めた今宮選手、前日の試合で連続試合ヒットが止まりましたが、この日は第3打席でレフト前ヒットを放ちました。打撃不振が続いていた中村選手も4試合連続ヒットを記録し、復調の兆しを見せております。
1勝1敗で迎える19日の第3戦は、阪神・岩貞祐太VSソフトバンク・武田翔太の予告先発で行われます。「最高勝率」に王手をかけているホークスがこの試合に勝てば2年連続最高勝率が確定。仮に甲子園の試合が雨で中止になっても、「巨人VSロッテ戦(@東京ドーム)」でロッテが敗れれば、ホークスの1位となります。ただ、ロッテは現在7連勝中だからなあ…。ホークスが交流戦最終戦で勝つことを期待したいが…。





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雨にも負けないホークス!東浜が無傷の5勝目!今宮は20試合連続ヒット!

2016年06月17日 | HAWKS

神宮球場での東京ヤクルトスワローズVS福岡ソフトバンクホークスは、ここまで1勝1敗の五分。カード勝ち越しを懸けた16日は雨天中止の恐れがありましたが、通常通り行われました。ヤクルト・小川泰弘VSソフトバンク・東浜巨の先発で始まった3戦目は、ホークス打線が序盤から爆発しました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      ヤクルト
1(遊)今宮健太   (遊)大引啓次
2(右)城所龍磨   (中)坂口智隆
3(中)柳田悠岐   (三)川端慎吾
4(一)内川聖一   (二)山田哲人
5(三)松田宣浩   (左)バレンティン
6(左)中村晃     (右)雄平
7(捕)鶴岡慎也   (一)今浪隆博
8(二)牧原大成   (捕)中村悠平
9(投)東浜巨     (投)小川泰弘



ホークスは1回、1死から城所がヒットで出塁すると、柳田がヒットの後に盗塁を決める。1死2,3塁で内川がライト犠牲フライを放ち1点を先制。なおも2死3塁で、松田がヤクルト先発・小川の5球目のストレートを捉え、レフトスタンドへの2ラン本塁打。ホークスが初回から3点を奪います。
続く2回、牧原内野安打、東浜犠打の後、小川が暴投を犯して牧原が3塁に進塁。2死3塁で今宮が4球目を流し打ち、ライト前へのタイムリーヒット。今宮はこれで20試合連続ヒット。スコアも4-0となります。
4回、ホークスは中村晃と牧原のヒット、東浜の犠打で2死2,3塁とまたもチャンスを作り、今宮が小川の2球目の変化球を叩き、左中間へのタイムリー2塁打で2点を追加。6-0と突き放します。しかし、その裏に東浜がバレンティンに2塁打を浴びると、雄平のライト前タイムリーで1点を失います。
雨足がひどい中で迎えた5回、東浜がヤクルト打線をキッチリと3人に抑えて試合が成立。これでコールドかと思いきや、試合は続行。東浜は6回にヤクルトのクリーンナップを簡単に片付け、7回も3者凡退に退けます。
追加点が欲しいホークスは8回、中村晃が四球の後、鶴岡がヤクルト2番手・竹下真吾からレフトスタンドへの2ラン本塁打を放つと、2死後に今宮が四球を選び、城所がライトスタンドへの2ラン本塁打。この回2本のホームランで4点を奪い、10-1と勝利を決定付けます。
9回にホークスが1死1,2塁から代打・拓也(甲斐拓也)のタイムリー2塁打、牧原の内野ゴロで2点を加え、その裏にヤクルトが2点を返してゲームセット。ホークスが12-3で快勝しました。



2016年6月16日 NPB交流戦 神宮
ヤクルトVSソフトバンク 3回戦
<ソフトバンク2勝1敗 観衆:17,704人>
ソ|310 200 042|12
ヤ|000 100 002|3
[勝] 東浜(5勝0敗)
[負] 小川(3勝3敗)
[本] 松田(ソフトバンク/15号)、鶴岡(ソフトバンク/1号)、城所(ソフトバンク/5号)


雨の中で行われた今回の試合は、2度も試合が中断しましたが、ホークスが投打で相手を圧倒しました。先発の東浜投手が8回まで1失点に抑える好投を見せ、打線も12得点の猛攻でヤクルト投手陣を粉砕しました。ヤクルトVSソフトバンクの3連戦は、ホークスの2勝1敗で終了。初戦はシーソーゲーム、2戦目はホークスが競り勝ち、3戦目はホークスのワンサイドゲームでした。敗れたヤクルトは両リーグ最速の40敗突入。昨年セリーグを制した勢いは全くないですね…。
無傷の5勝目を挙げた東浜投手は、8回まで96球を投げ、被安打5・4奪三振・無四球・1失点。序盤からヤクルト打線を寄せ付けず、4回に連打で1点を失ったものの、その後は崩れませんでした。ヤクルト4番・山田選手に対してノーヒットに抑えたのも素晴らしかった。バッティングの方でも、送りバントを2度も決め、第3打席では四球を選びました。投打でチームに貢献した東浜投手、最高の神宮凱旋登板といえるでしょう。
12安打で13得点の打線は、今宮選手がヤクルト先発・小川投手から2打席連続タイムリーヒットを放ち、3打点をマーク。2回にタイムリーを打った後、盗塁も決めました。8回に今季5号2ラン本塁打を放った城所選手は、この交流戦だけで4本塁打と大当たり。松田選手は初回に2ラン本塁打を放ち、亜細亜大の後輩・東浜投手の好投を後押ししました。
そして、9回に代打で登場した拓也選手は、プロ初打席でタイムリー2塁打を放ち、初安打&初打点をマーク。プロ6年目で「初めてづくし」を味わいましたね~。ただ、守備面では相手に2点を献上。まだまだ課題山積みだけど、1軍定着目指して頑張ってください。
ヤクルトに勝ち越したホークスは、交流戦勝率1位のマジックナンバーを「2」としました。17日からは阪神甲子園球場に乗り込んで、阪神タイガースと対戦。カード初戦の予告先発は、阪神・藤浪晋太郎VSソフトバンク・中田賢一となっています。藤浪投手は16日のオリックス戦に投げる予定だったけど、雨天中止のためホークス戦にスライド登板。中田投手は現在交流戦で2連勝中。前回のDeNA戦では、制球に苦しみながらも5回1失点でした。
もし、17日の試合でホークスが阪神に勝ち、2位・ロッテが巨人に敗れれば、ホークスの「2年連続交流戦勝率1位(連覇)」が決まります。交流戦最後のカード・阪神戦も勝ち越して、交流戦V2だ~!




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イチローが日米通算4257安打を達成!ピート・ローズの大記録を超えた!

2016年06月16日 | Sports

アメリカ・メジャーリーグのマイアミ・マーリンズのイチロー選手が、日本時間16日のサンディエゴ・パドレス戦(@ペトコ・パーク)で、4256安打の「メジャーリーグ最多安打記録」を持つピート・ローズ氏を抜く、日米通算4257安打を達成しました。



ここまで「日米通算4255安打」とローズ氏の記録まであと1本に迫っていたイチロー選手は、1番ライトで先発出場。
1回の第1打席、パドレス先発・ペルドモの2球目を引っ掛けたが、1塁線への内野安打。このラッキーな内野安打で、ローズ氏の記録に並びます。イチローはこの後、3番・イエリッチのレフト前タイムリーヒットで先制のホームを踏みました。
しかし、3回の第2打席は投手ゴロ、4回の第3打席は空振り三振、7回の第4打席は投手ゴロと3打席連続で快音無し。「ローズ超え」の大記録は持ち越しかと思われました。迎えた9回、2死1塁の場面でイチローに4度目の打席が回ります。イチローはパドレス4番手・ロドニーの4球目のチェンジアップを捉え、ライト線を破る2塁打!日米通算で4257本目のヒットを放ちました。なお、試合はパドレスが6-3で勝利しました。



1992年にオリックスでデビューし、9年間でNPB通算1278安打。2001年から現在までメジャー16年間で2979安打。プロキャリア25年間で日米通算4727安打に到達したイチロー選手、ローズ氏のメジャー最多安打記録を超える偉業を達成ました。9回に2塁打を打った後、日本人ファンから大歓声が上がり、パドレスファンもスタンディングオベーションでイチロー選手の偉業を称えました。
記録に関しては賛否両論あり、特にローズ氏は「高校時代(日本時代)の安打までカウントするのはおかしいと思う」と日米合算の記録に不快感を示し、アレックス・ロドリゲス選手も「メジャーはメジャーだから、日本のプロ野球と同等に扱わないで欲しい」と否定的なコメントを出しました。
イチロー本人も「ここにゴールを設定したことない。そんなに大きなことではない」と通過点であることを強調しています。4727安打はあくまでも「参考記録扱い」ですが、もの凄い記録じゃないかと思います。メジャー通算3000本安打の方も残り21本に迫っており、早ければ今月中あるいは来月にも3000本に届くかもしれません。イチロー選手の今後の活躍に期待したいですね。


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ホークス交流戦10勝一番乗り!和田はパリーグ単独トップの8勝目。

2016年06月15日 | HAWKS

交流戦でも首位を行く福岡ソフトバンクホークスは、14日から神宮球場に乗り込んで東京ヤクルトスワローズとの3連戦に挑んでいますが、14日の初戦はヤクルトに逆転負けを喫し、連勝も6で止まりました…。7回に吉村裕基選手のホームランで勝ち越したのに、8回にスアレス投手が炎上しやがった…。「なんで交流戦でビリのチームに逆転負けを喰らうんだっつーの。アホか!」といいたくなりますよ。
15日の2戦目はヤクルト・古野正人VSソフトバンク・和田毅の先発でスタート。連敗阻止となるか?



  ソフトバンク      ヤクルト
1(遊)今宮健太   (遊)大引啓次
2(右)城所龍磨   (中)坂口智隆
3(中)柳田悠岐   (三)川端慎吾
4(一)内川聖一   (二)山田哲人
5(三)松田宣浩   (左)バレンティン
6(左)中村晃     (右)雄平
7(捕)鶴岡慎也   (一)西田明央
8(二)牧原大成   (捕)中村悠平
9(投)和田毅     (投)古野正人


ホークスは1回、先頭の今宮がヒットで出塁するも、城所が送りバント失敗、さらに柳田が併殺打に倒れて無得点。2回、2死から中村晃が四球を選ぶと、鶴岡がヤクルト先発・古野の初球を捉え、レフトオーバーのヒットを放つ。左翼手・バレンティンの緩慢なプレーを見て、1塁走者・中村晃が一気に生還!鶴岡のタイムリーでホークスが先制します。
3回、ホークスは2死走者無しから城所がライト前ヒットを放つと、2塁への盗塁&相手の悪送球の間に3塁まで進む。2死3塁となり、柳田が低めのフォークを捉え、左中間へのタイムリー2塁打で2点目を奪う。その裏、ホークス先発・和田が、ヒットと2つの四球で2死満塁の大ピンチを招くが、バレンティンを直球で空振り三振に仕留め、無失点に抑えます。
ホークスは5回、和田の四球、今宮の2塁打で無死2,3塁の後、柳田の四球で1死満塁と追加点のチャンスを作り、内川がヤクルト2番手・中澤雅人からレフト前タイムリーを放ち2点追加。4-0と差を拡げます。
6回、ヤクルト打線を無失点に抑えていた和田が、1死走者無しで山田に低めの球を捉えられ、バックスクリーンへのソロ本塁打を浴びて1点を失う。
7回、3点差とされたホークスは、城所がヒットと盗塁でチャンスを作り、無死2塁で柳田がレフト前タイムリーヒットを放ち5点目。だがその裏、和田が連続ヒットでランナー2人背負うと、大引にライトフェンス直撃のタイムリー2塁打を打たれてしまい、5-2とされる。3連打を浴びた和田はここで降板。無死2,3塁の場面で2番手・森福允彦が坂口と川端を抑えると、3番手・スアレスが山田を遊撃フライに打ち取ります。
8回、ホークスは牧原が2塁打を放ち、1死3塁で今宮のレフトへタイムリー2塁打で6点目を取る。しかし、8回裏に森唯斗が無死1,2塁から代打・今浪隆博にタイムリーを打たれ、なおも内野ゴロの間に1点を失い、6-4と2点差に詰め寄られる。この後、2死満塁と同点または逆転のピンチを迎えたが、川端を空振り三振に切って取り、ヤクルトの反撃を食い止めました。試合は6-4でホークスが辛くも勝利。



2016年6月15日 NPB交流戦 神宮
ヤクルト 対 ソフトバンク 2回戦
<1勝1敗 観衆:30,108人>
ソ|011 020 110|6
ヤ|000 001 120|4
[勝] 和田(8勝2敗)
[負] 古野(0勝2敗)
[S] サファテ(0勝2敗23セーブ)
[本] 山田(ヤクルト/21号)


今回の試合はホークスが序盤から順調に得点を積み重ね、5回までに4-0と優位に進めました。終盤になってから点の取り合いとなりましたが、ヤクルトの追撃を振り切りました。正直、また逆転負けされるんじゃないかと思いましたよ。ヤクルトに連敗は免れたホークスは、交流戦10勝一番乗り。同率1位のマジックも「3」となりました。
先発の和田投手は、7回途中(6回0/3)まで投げて、被安打7・6奪三振・2四球・2失点。3回に満塁のピンチを凌ぎ、5回まで無失点に抑えていましたが、6回に山田選手に一発を浴び、7回には3連打で2失点目を喫して降板しました。和田投手はこれでパリーグ単独トップの8勝目、ヤクルト戦は5戦5勝です。
打線の方はチーム全体で16安打。柳田選手が2本のタイムリーヒットを放ち、2打点をマーク。打率も.300となり、ようやく3割に到達しました。「19試合連続ヒット」の今宮選手は、この試合3安打1打点の猛打賞。城所選手も3安打の固め打ち。不振に喘いでいる中村選手は2安打&3四球で全打席出塁。2回には鶴岡選手のレフトへのシングルヒットで1塁から一気にホームイン。ヤクルトの左翼手・バレンティン選手の拙い守備のおかげもあるけどね。
1勝1敗で迎える16日の第3戦の予告先発は、ヤクルト・小川泰弘VSソフトバンク・東浜巨の「同期対決」。また東浜投手が相手エースと投げ合うのか!?前回は巨人打線を相手に7回途中まで1失点の好投を見せました。神宮のマウンドは大学時代に何度も上がったけど、プロに入ってからは恐らく初めて。思い出の地で2試合ぶりの白星を手に出来るか?ただ、16日は雨が降る可能性が高いため、試合開催は厳しいかな~?





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どうした城所!?自身初の2試合連続ホームラン!ホークスは巨人に2年連続3タテ!

2016年06月13日 | HAWKS
 
福岡ヤフオクドームでの福岡ソフトバンクホークスVS読売ジャイアンツは、ここまで2戦を終えてホークスが2連勝。土曜日の試合は、内川選手が1試合2本塁打の大活躍でホークスが快勝しました。カード最終戦の12日は、ソフトバンク・武田翔太VS巨人・高木勇人の先発で始まり、「只今売出中」の13年目のベテランが凄い事をやってのけました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク        巨人
1(遊)今宮健太     (左)橋本到
2(右)城所龍磨     (中)松本哲也
3(中)柳田悠岐     (遊)坂本勇人
4(一)内川聖一     (右)長野久義
5(指)長谷川勇也    (一)阿部慎之助
6(三)松田宣浩     (三)村田修一
7(左)中村晃       (指)ギャレット
8(捕)谷裕亮     (二)吉川大幾
9(二)牧原大成     (捕)小林誠司
 (投)武田翔太     (投)高木勇人



1回、ホークスは先頭の今宮が、巨人先発・高木のストレートをライトへ弾き返し、右中間を破る2塁打を放つ。いきなり先制のチャンスを作り、城所が高木の2球目の直球を振り抜き、ライト線への鋭い打球は、ホームランテラスへと吸い込まれた!城所の2ラン本塁打で、ホークスが幸先よく2点を先取します。
ホークス先発の武田は、初回に巨人上位打線を3者凡退に片付けると、2回は長野と阿部を三振に仕留め、村田を2塁ゴロに打ち取って3者凡退。3回に四球の走者を出したが、1死1塁から小林を併殺打に仕留め、序盤3イニングを無失点に抑えます。
3回裏、ホークスは1死から今宮がライト前ヒットで出塁すると、城所がまたもバッティングで魅せます。初球を思いっきり叩き、ライトスタンドに突き刺さる2ラン本塁打!城所がまたも高木からホームランを放った!これでスコアも4-0となりました。
5回、ここまで巨人を相手に無安打に抑えていた武田が、4番・長野にレフトホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて1点を失う。しかしその裏、ホークスは2死走者無しで城所が1塁への内野安打、続く柳田が左中間フェンス直撃のタイムリー2塁打を放ち5点目。6回には長谷川ヒットの後、松田が巨人2番手・山口鉄也の直球を捉え、レフトスタンド中段への2ラン本塁打。6回まで7-1と大きくリードします。
大量援護を貰った武田ですが、7回に1死から坂本にライトへのソロ本塁打を浴びると、8回には3連打で満塁とされた後、橋本にセンター前タイムリーを打たれる。さらに松本の併殺崩れで1点を失うと、2死満塁で長野に押し出し四球を与えてしまい、8回だけで3失点。
なおも2死満塁と巨人の反撃が続き、ホークスは武田を諦めて森福允彦がマウンドへ。同点または逆転のピンチで阿部との勝負を迎えたが、森福は初球を内野ゴロに打ち取り3アウト。わずか1球で巨人の反撃を凌ぎました。
そして9回はサファテが簡単に3人を退けて試合終了。ホークスが逃げ切り勝ちを収め、巨人を3タテしました。


2016年6月12日 NPB交流戦 ヤフオクドーム
ソフトバンクVS巨人 3回戦
<ソフトバンク3勝 観衆:38,500人>
G|000 010 130|5
H|202 012 00X|7
[勝] 武田(7勝1敗)
[負] 高木(4勝6敗)
[S] サファテ(0勝3敗22S)
[本] 城所(ソフトバンク/3号、4号)、松田(ソフトバンク/14号)
   長野(巨人/4号)、坂本(巨人/13号)


3連戦の最後の試合は、城所選手の2打席連続ホームラン、松田選手にも一発が飛び出し、6回まで7-1と巨人を圧倒しましたが、終盤に巨人が猛反撃を見せ、ホークスの快勝どころか接戦となりました。でも、ホークスが勝ったことは変わりありません。ホークスは横浜DeNA戦に続き、巨人戦も同一カード3連勝。2年連続で巨人戦スイープで、昨年から6連勝です。巨人は4連敗で借金1となりました。
3試合ぶりの勝ち星で今季7勝目の武田投手は、8回途中(7回2/3)まで121球を投げて、被安打6・6奪三振・3四球・5失点。4回まではノーヒットピッチング、7回まで2安打1失点に抑えていましたが、8回に乱調を起こし、3連打を浴びた後に3点も失いました。盤石だったのにいきなり崩れたからなあ。武田投手が乱調するシーン、今季何回目だ?こんな内容では鷹のエースとは言えません。
打線の方はチーム全体で11安打。この日は1,2番コンビが躍動し、1番・今宮選手は2打席連続でヒットを打ち、17連続試合ヒットに伸ばしました。そして2番・城所選手は2本塁打を含む3安打4打点の猛打賞。1本目は弾丸ライナーでホームランテラスに飛び込み、2本目は初球をしっかり捉えてライトスタンドまで持って行きました。打撃好調が続くけど、まさかの2打席連続アーチに「どうした城所!?」としか言えないわ…。
2カード連続の同一カード3連勝で、今季4度目の6連勝を果たした福岡ソフトバンクホークスは、この日の勝利で今季40勝目を到達。チームの貯金も25に増加。6月中旬で早くも40勝なんて強いですね~。また、交流戦の「2年連続勝率1位」のマジックナンバーも「5」となりました。
この後はアウェーでの試合が続き、14日~16日までは神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの3連戦。17日~19日は阪神甲子園球場に乗り込んで、阪神タイガースと戦います。ホーム6連戦で全勝の勢いをそのままに、アウェー6連戦でも勝ち越して、2年連続勝率1位を決めちゃってください!





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ルージュバックがエプソムカップで復活勝利!マーメイドステークスはリラヴァティが粘り勝ち!

2016年06月12日 | 競馬

東京競馬場の5週連続GⅠ開催が終わり、春のGⅠシリーズは宝塚記念までお休み。12日は阪神競馬場で牝馬のハンデ重賞・マーメイドステークス、東京競馬場では秋のGⅠへ向けてのステップレース・エプソムカップが行われました。



阪神メイン・第21回マーメイドステークス(GⅢ・芝2000m 14頭立て)は、中山牝馬ステークスを勝った⑬シュンドルボン、昨年のチューリップ賞を勝った①ココロノアイ、⑫リラヴァティ・④レッドオリヴィア・⑦ヒルノマテーラ・③アカネイロの「パールステークス組」、他にも⑤ハピネスダンサー、⑨メイショウマンボ、②ナムラアンなどが参戦しました。
スタートは14頭大きな出遅れはなく、正面スタンド前での先行争いで⑭シャイニーガールが先手を取り、リラヴァティが2番手。内からココロノアイが3番手につける。ナムラアンは中団、シャイニーダンサー、レッドオリヴィア、シュンドルボンの人気上位は中団より後ろの位置で1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に入り、シャイニーガールが先頭、2番手にココロノアイ、3番手にリラヴァティ。その後ろの4番手に⑪ウインリバティの、内側5番手⑥ショウナンバーキン、ナムラアンが6番手。外側の7番手に⑩ゴールドテーラー、⑧タガノエトワール8番手。レッドオリヴィアとハピネスダンサーが9,10番手で並び、シュンドルボン11番手。12番手アカネイロ、13番手メイショウマンボ、ヒルノマテーラがポツンとしんがり追走。
内回り3コーナーを回り、今度はリラヴァティがシャイガルを抜いて先頭に浮上。ウインリバが2番手、テーラーが3番手に上がり、外から捲るようにシュンドルが一気に上昇し、先頭を捕らえる勢いだ。後続ではマンボが中団まで進出し、ハピダンとオリヴィアは馬群の中。
4コーナーから最後の直線に入り、先頭争いは内でリラヴァティ、真ん中ウインリバティ、外にシュンドルボンの3頭が競り合う。ゴール残り200mでシュンドルがわずかに前に出るが、リラヴァティがもう一度盛り返す。ラスト100mでリラヴァティが抜け出し、後続からココロノアイ、大外からヒルノマテーラが追い込んできたが、リラヴァティが先頭でゴールイン!直線で粘ったリラヴァティが見事に重賞初制覇!


ハンデ戦の牝馬重賞・マーメイドステークスは、単勝6番人気のリラヴァティが優勝。直線で末脚を伸ばした7番人気・ヒルノマテーラはクビ差及ばず2着。パールステークス組が1,2着を独占しました。3着には5番人気・ココロノアイが入り、3連単「⑫-⑦-①」で147,190円と少し荒れました。1番人気だったシュンドルボンは、一旦はリラヴァティに並ぶも、ゴール前で沈み4着。2番人気のハピネスダンサーは5着、3番人気レッドオリヴィアは6着(アカネイロと同着)に終わっております。
重賞初制覇のリラヴァティは、前走のパールステークスに続いての連勝。鞍上の松若風馬騎手は重賞2勝目を挙げました。この日のリラヴァティは、序盤から先行策を取り、3,4コーナーで早くも先頭に立つと、直線でも先頭を明け渡さず、そのまま押し切りました。リラヴァティの妹のシンハライトは6戦目でオークスを制したけど、お姉さんは9度目の正直でようやく重賞勝ち。妹に続いたのもそうだし、勝負根性も妹譲りですね。秋のエリザベス女王杯では、姉妹対決が見たいな。



東京メイン・第33回エプソムカップ(GⅢ・芝1800m)は、フルゲート18頭立て。昨年はエイシンヒカリが重賞初制覇を果たし、その後に香港カップとイスパーン賞で優勝し、最新の「ロンジンワールドホースランキング」で単独1位を獲得するまでに大出世しました。今年のエプソムカップは、復活をかける⑱ルージュバック、メイステークスを勝った⑦ロジチャリス、昨年は4着だった⑯フルーキー、マイル重賞でお馴染みの⑧エキストラエンド、①ラングレー、小倉大賞典覇者⑥アルバートドック、⑫レコンダイト、⑬マイネルミラノ、⑤ヒストリカルなどが参戦しました。
スタートで内からラングレー、②ステラウィンド、エキストラエンド、⑨アルマディヴァンの4頭が好スタートを切ったが、マイネルミラノが先手を奪う。⑭ナカヤマナイトが2番手につけ、アルマディヴァン3番手、4番手にエキストラエンド、ラングレーは5番手に控える。ロジチャリス・レコンダイト・ステラウィンドの3頭が6番手集団を形成し、9,10番手あたりの位置にルージュバックと⑪メイショウヤタロウが並び、内の11番手にマイネルホウオウがいる。12番手グループには、アルバートドック・⑰ダービーフィズ・フルーキーの3頭が固まっていて、その後ろの15,16番手のポジションにヒストリカルと④サトノギャラントが並走。後方は⑩エックスマーク、⑮ショウナンバッハと続く。
縦長の状態で3,4コーナー中間点を過ぎ、ミラノが快調なペースで逃げ、ナカナイ2番手、ディヴァン3番手変わらず。ラングレー5番手、チャリスは6,7番手のまま、ルージュとフルーキーも中団待機。
直線コースに差し掛かり、マイネルミラノが最内で逃げ粘り、2番手争いでは、内からラングレー、アルマディヴァン、エキストラエンド、さらにロジチャリスとルージュバックと横一線。ゴール残り200mでルージュが単独2番手に上がると、ラスト100mで逃げるミラノをかわし、最後は後続を離して先頭ゴール!ルージュバックが長いトンネルから抜け出し、約1年4ヶ月ぶりの勝利を挙げました!


秋のGⅠ戦線に向けての一戦は、単勝1番人気だったルージュバックが直線突き抜けて、差し切り勝ちを収めました。このレースで牝馬が勝利したのは、1994年のワコーチカコ以来22年ぶりです。2着争いは後方から追い上げたフルーキーが2着に入り、スタートから果敢に逃げたマイネルミラノが3着に粘りました。2番人気だったロジチャリスは4着に終わりました。
勝ったルージュバックは、昨年のきさらぎ賞以来7戦ぶりの勝利で、通算2度目の重賞勝利。桜花賞で9着に敗れて以降勝利から遠ざかり、オークスで2着、中山牝馬ステークスでは落鉄の影響もあり2着、前走のヴィクトリアマイルでは5着に終わりました。このまま連敗が続くかと思われましたが、エプソムカップで牡馬勢を一蹴。54キロの軽い斤量のおかげもあるけど、フルーキーに2馬身半の差をつけての快勝でした。
府中で復活したルージュバック、今後は毎日王冠をステップに、秋の天皇賞あるいはエリザベス女王杯が目標か?この秋こそは、悲願のGⅠタイトルが欲しいところだ。



来週からは夏の北海道シリーズが開幕。19日の函館競馬場のメイン「函館スプリントステークス」は、レッツゴードンキ、ローレルベローチェ、昨年覇者・ティーハーフ、アクティブミノル、アースソニック、さらにはティソーナ、シュウジ、オデュッセウス、キャンディバローズの3歳勢が登録しています。
東京では3歳馬のダート重賞「ユニコーンステークス」が行われ、ストロングバローズ、モンスターキング、ピットボス、ヴェゼール、グレンツェント、アルーアキャロル、ゴールドドリームなどが出走予定です。7月に大井で行われる3歳ダート王決定戦「ジャパンダートダービー」に名乗りを挙げるのはどの馬か?






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ホークス、巨人戦5連勝!内川が2本塁打5打点と大当たり!

2016年06月11日 | HAWKS

交流戦首位の福岡ソフトバンクホークスは、11日も福岡ヤフオクドームで読売ジャイアンツと対戦しました。10日の初戦は、巨人のエース・菅野智之投手を攻略したホークスが接戦を制しました。11日の2戦目は、ソフトバンク・千賀滉大VS巨人・今村信貴の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク        巨人
1(遊)今宮健太     (中)松本哲也
2(右)城所龍磨     (一)脇谷亮太
3(中)柳田悠岐     (遊)坂本勇人
4(一)内川聖一     (右)長野久義
5(指)長谷川勇也    (指)阿部慎之助
6(三)松田宣浩     (三)村田修一
7(左)中村晃       (左)ギャレット
8(捕)鶴岡慎也     (二)吉川大幾
9(二)牧原大成     (捕)小林誠司
 (投)千賀滉大     (投)今村信貴



1回、ホークス先発・千賀が2死から坂本に四球を許すと、長野には初球をセンター前に運ばれ、2死1,2塁で阿部にレフト前タイムリーヒットを打たれ、先制点を許します。千賀は2回に味方のエラーと四球で2人の走者を背負ったが、松本を併殺打に打ち取り得点を与えません。
1点を追いかけるホークスは、2回まで巨人先発・今村の前に無得点に抑えられますが、3回に1死から牧原が内野安打で出塁すると、今宮がレフト前ヒットで繋ぎ、さらに城所が四球を選んで満塁に。同点または逆転の場面で、柳田が四球を選び、押し出しで同点に追いつく。なおも満塁のチャンスが続き、内川が今村の初球をジャストミート!レフトスタンドに飛び込む満塁本塁打!4番・内川のグランドスラムで、ホークスが5-1と勝ち越します。
しかし4回表、千賀が先頭の村田にヒットを許すと、ギャレットにど真ん中のストレートをライトへ弾き返され、ライトホームランテラスへの2ラン本塁打を浴びてしまう。5-3と2点差とされます。
それでもその裏、ホークスは牧原ヒット、今宮四球、城所ヒットで再び満塁のチャンスを作り、柳田が初球を叩いてセンター前タイムリーヒット。2人の走者が生還して2点を追加し、巨人先発・今村をノックアウトしました。
ホークス4点リードの6回、千賀が吉川と小林に続けてヒットを打たれた後、松本の犠打で1死2,3塁のピンチを招いたところで降板。バッター・脇谷の場面で飯田優也が2番手に上がり、脇谷を投手ゴロに打ち取って2アウト。続くバッター・坂本のところで、今度は岩嵜翔にスイッチ。岩嵜は初球を打たせて3塁ゴロ。千賀が作ったピンチを、飯田と岩嵜が防ぎました。
7回、岩嵜が連打を浴びて無死1,2塁とされたが、村田を3塁ゴロ併殺打に仕留め、さらにギャレットを3塁ゴロに打ち取ってピンチを凌ぐ。その裏、ホークスは1死走者なしから内川が巨人3番手・戸根千明の3球目のスライダーを捉え、レフトホームランテラスへのソロ本塁打!内川のこの日2本目のホームランが生まれ、8-3としました。
その後、岩嵜が8回以降も続投し、2イニング連続3者凡退に抑えて試合終了。ホークスが8-3で巨人に快勝しました。




2016年6月11日 NPB交流戦 ヤフオクドーム
ソフトバンクVS巨人 2回戦
<ソフトバンク2勝 観衆:38,500人>
巨|100 200 000|3
ソ|005 200 10X|8
[勝] 千賀(5勝0敗)
[負] 今村(2勝3敗)
[S] 岩崎(1勝0敗1セーブ)
[本] 内川(ソフトバンク/10号、11号)、ギャレット(巨人/8号)



今回の試合はキャプテン・内川選手が大活躍!3回に満塁ホームラン、7回にはソロ弾と1試合で2本のホームラン放ちました。投げては先発の千賀投手が6回途中まで投げ、6回2死から3番手で登板した岩嵜投手が無失点の好投を見せました。巨人に連勝したホークスは今季4度目の5連勝。3連敗の巨人は2カード連続の負け越しで4位に転落です。
千賀投手は6回途中(5回1/3)を投げて、被安打9・7奪三振・3四球・3失点。毎回ランナーを背負い、初回に2アウトから阿部選手にタイムリーを打たれ、味方が逆転した直後の4回にギャレット選手に一発を浴びました。精彩を欠きながらも無傷の5勝目を挙げた千賀投手、味方打線の援護に恵まれましたね。運を持ってるなぁ。
3番手で登板した岩嵜投手は、3回1/3を投げて2安打無失点。3イニング以上投げたため、セーブがつきました。自身のセーブは2013年以来3年ぶり。ロングリリーフで頑張ったから、1度だけでもいいから先発で使ってみてはどうでしょうか?
打線は全体で11安打。2本塁打を放った内川選手が5打点、柳田選手が押し出し&2点タイムリーで3打点。この2人がホークスの全得点を挙げました。3回に逆転満塁ホームランを打った内川選手、初球ど真ん中の変化球を捉え、レフトスタンド中段に突き刺さる完璧な一発でした。3回の逆転劇は、鶴岡選手がしつこくファウルを打ち続けたこと、牧原選手が気迫のスライディングで内野安打にしたことが大きかったかな。その牧原選手は2打席連続で内野安打を放ち、2試合連続の複数安打です。
連続ヒットが続く今宮選手は、この試合ヒット1本を放ち、これで16試合連続ヒット。城所選手も2安打を放ち、好調を続けています。
この日は交流戦2位の西武が中日に敗れたため、ゲーム差が1.5に開き、ホークスに「勝率1位」のマジック6が点灯しました。最後まで1位を守り切れるといいけどなぁ。12日の試合は、ソフトバンク・武田翔太VS巨人・高木勇人の予告先発で行われます。武田投手は前回の広島戦では7回まで1失点と好投しながらも勝敗つかず。2試合勝ち星から見放されているので、これ以上足踏みはしたくないところです。日曜日も巨人に力の差を見せつけて、2カード連続同一カード3連勝となるか?



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ホークス、巨人に先勝!4連勝で交流戦首位をキープ!

2016年06月10日 | HAWKS

プロ野球セパ交流戦も後半戦に突入。横浜DeNAに3連勝し、交流戦首位に浮上した福岡ソフトバンクホークスは、10日から読売ジャイアンツとの3連戦。昨年は東京ドームで3連戦を戦い、ホークスが巨人に3連勝を果たしました。「交流戦首位攻防戦」となった初戦の先発投手は、ソフトバンクは4連勝中の東浜巨投手、対する巨人はセリーグ防御率トップの菅野智之投手が登板しました。


  ソフトバンク        巨人
1(遊)今宮健太     (一)脇谷亮太
2(右)城所龍磨     (中)松本哲也
3(中)柳田悠岐     (遊)坂本勇人
4(一)内川聖一     (右)長野久義
5(指)長谷川勇也    (指)阿部慎之助
6(三)松田宣浩     (三)村田修一
7(左)中村晃       (左)ギャレット
8(捕)鶴岡慎也     (二)吉川大幾
9(二)牧原大成     (捕)小林誠司
 (投)東浜巨       (投)菅野智之



今季5勝目を目指すホークス先発の東浜は、初回に1死から松本を3球三振に仕留めると、坂本も3球三振に切って取り、上々のスタートを切る。2回には4番・長野に内野安打を許すが、続く阿部を2塁ゴロ併殺打に打ち取り、この回も無得点。3回も三振を2個奪い、3回まで巨人打線を寄せ付けません。
巨人先発・菅野から1点を取りたいホークスは、初回に柳田が四球を選ぶも、内川が見逃し三振に倒れて無得点。2回には長谷川がレフトへ2塁打を放ち、松田の内野ゴロの間に3塁まで進んだが、後続が凡退して無得点。
3回ウラ、ホークスは先頭の牧原が2塁打を放つと、今宮がバスターでライト前ヒットを放ち、無死1,3塁と絶好のチャンス。この場面で城所がスクイズを仕掛け、3塁走者・牧原が本塁に突入するもタッチアウト…。柳田三振で2死1,2塁となり、内川が菅野の3球目をライトへ打ち上げ、詰まった当たりを巨人右翼手・長野がキャッチできず。内川のライト前タイムリーヒットでホークスが1点を先制します。
東浜は4回と5回にランナーを出しながらもゼロに抑え、5回まで無失点の好投が続きます。東浜のためにも追加点が欲しいホークスは5回裏、1死1塁から城所と柳田が四球を選び、満塁の絶好のチャンスを作る。しかし、内川が遊撃フライに倒れると、長谷川は三振に倒れて3者残塁。次の1点が奪えません。
ホークス1点リードで迎えた7回、東浜が先頭の坂本にヒットを許すと、長野に内野安打を打たれ、ランナー2人背負う。無死1,2塁と一打同点のピンチの場面で、ホークスは東浜に代えてスアレスを2番手に送り込む。巨人の反撃を抑えたいスアレスだったが、阿部に高めのストレートを狙われ、ライトへのタイムリーヒットを浴びて同点とされる。しかし、右翼手・城所が強肩で阿部を2塁刺殺。なおもランナーを3塁に置いて、勝ち越しのピンチだったが、村田とギャレットを続けて三振に仕留めて3アウト。
8回、3番手・森唯斗が先頭打者にヒットを許したが、2死3塁の場面で松本を三振に封じて無失点。ホークスはその裏、長谷川四球、松田ヒット、中村四球で1死満塁と菅野を攻め立て、一打勝ち越しのチャンスに鶴岡が変化球を打ち上げてライトフライ。3塁走者・本多雄一(長谷川の代走)がタッチアップからホームインし、ホークスが2-1と勝ち越し!
そして9回は守護神・サファテが登板し、クリーンナップを3者凡退に抑えてゲームセット。ホークスが2-1で巨人を下しました。



2016年06月10日 NPB交流戦 ヤフオクドーム
ソフトバンクVS巨人 1回戦
<ソフトバンク1勝 観衆:37618人>
巨|000 000 100|1
ソ|001 000 01X|2
[勝] 森(3勝2敗)
[負] 菅野(5勝2敗)
[S] サファテ(0勝3敗21セーブ)


「交流戦首位攻防戦」となった巨人との3連戦の初戦は、ホークスが巨人に競り勝ちました。「難攻不落」の菅野投手を打線が攻略できるか心配でしたが、内川選手のタイムリーと鶴岡選手の犠牲フライで2点を奪いました。投げては先発の東浜投手が6回まで巨人打線を無失点に抑える好投を披露しました。交流戦首位の座を守ったホークスは4連勝。巨人のエースに勝ったのは大きいかもしれません。巨人は連敗で3位転落です。
東浜投手は、7回途中(6回0/3)まで83球を投げ、被安打4・7奪三振・1四球・1失点。序盤に5つの三振を奪い、中盤以降も安定したピッチングを続けていましたが、7回に連打を浴びて降板。その直後に失点1がついてしまいました。勝ち星がつかなかったのは残念だったけど、菅野投手と互角に投げあったのは凄いです。
勝ち投手は8回に3番手で登板した森投手で、今季3勝目。先頭打者にヒットを浴びましたが、相手の勝ち越しを許しませんでした。
打線の方は菅野投手から7安打。牧原選手が2打席連続ヒットのマルチヒットを記録すると、今宮選手が3回の第2打席でライト前ヒットを放ち、15試合連続ヒットをマークしました。3回に先制タイムリーを打った内川選手は、変化球を逆方向に打ち上げ、長野選手の前に落としました。打のヒーローとなった鶴岡選手の犠牲フライ、低めに落ちる球を思いっきり振りぬいたのもそうだけど、代走・本多選手の走塁がよかった。「本当は綺麗に打ちたかった」と話していたけど、最低限かつ最高の仕事をしてくれました。
この日はホークスが勝ち、パリーグ2位・ロッテがヤクルトに敗れたため、ゲーム差が「8.5」に拡大。10ゲーム差も時間の問題だし、交流戦期間中にロッテと日本ハムの順位が入れ替わることもありそうだな…。10日の試合の予告先発は、ソフトバンク・千賀滉大VS巨人・今村信貴となっています。千賀投手は先週の広島戦で5回1安打1失点という内容でした。巨人打線をしっかり抑えられるかな?




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ホークスが横浜DeNAをスイープ!柳田&松田が2試合連続アベック弾!

2016年06月10日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームで行われている福岡ソフトバンクホークスVS横浜DeNAベイスターズの3連戦は、2試合を終えてホークスが2連勝。前日の試合は、和田毅投手がDeNA打線から12個の三振を奪い、柳田悠岐選手と松田宣浩選手のアベックホームランもありました。カード最終戦の9日は、ソフトバンク・中田賢一VS横浜DeNA・井納翔一の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       横浜DeNA
1(遊)今宮健太     (中)梶谷隆幸
2(右)城所龍磨     (三)エリアン
3(中)柳田悠岐     (指)下園辰哉
4(一)内川聖一     (左)筒香嘉智
5(指)長谷川勇也    (遊)倉本寿彦
6(三)松田宣浩     (右)乙坂智
7(左)中村晃       (一)宮敏郎
8(捕)鶴岡慎也     (捕)戸柱恭孝
9(二)牧原大成     (二)石川雄洋
 (投)中田賢一     (投)井納翔一


1回、ホークス先発・中田が、エリアンに2塁打を打たれると、4番・筒香に敬遠気味の四球を与え、2死1,2塁で倉本にストレートを叩かれ、レフト前へのタイムリーヒットで先制点を許します。
しかし、その裏にホークスが反撃。先頭の今宮がセンター前ヒットを放つと、続く城所がバスターでセンター前に弾き返す。1塁走者・今宮が3塁まで進む。バスターエンドランが決まり、無死1,3塁とし、柳田がDeNA先発・井納の3球目のスライダーを捉え、センター前タイムリーヒット。3連打で同点に追いつく。なおも1,3塁で内川がセンターへキッチリと犠牲フライを打ち上げ、城所生還で2-1と勝ち越しました。
中田は2回以降も苦しいピッチング。2回は2つの四球で1死1,2塁のピンチを作るも、梶谷レフトフライ、エリアンには1塁ゴロに打ち取り3アウト。3回は下園と筒香を三振に仕留めた後、倉本にヒットを浴びたが、乙坂を外野フライに退けて得点を与えず。
追加点が欲しいホークスは、3回に今宮がヒットで出塁するも、城所が三振ゲッツー。2死走者無しとなったが、柳田が井納のストレートをフルスイング。レフトへ上がった打球は、意外に伸びてホームランテラスへと吸い込まれる。柳田の2試合連続ホームランで1点を追加。さらに4回、松田が初球を振り抜き、こちらもレフトのテラスに飛び込むソロ本塁打。4-1とDeNAを突き放します。
援護を貰った中田は5回、先頭のエリアンに四球を与えたが、1死を取った後に筒香を2塁ゴロ併殺打に仕留めて無失点。中田は勝ち投手の権利を得たところでマウンドを降りました。
ホークス3点リードの7回、2番手の飯田優也が2本のヒットを許し、1死1,3塁とされる。ホームランで同点の場面で4番・筒香を迎えたところで、ホークスは飯田に代えて森福允彦を投入。森福は筒香に四球を与えて満塁とされ、倉本にレフト前タイムリーを打たれてしまい、4-2と2点差に詰め寄られる。なおも満塁で同点または逆転のピンチが続き、今度は岩嵜翔が4番手で登板。岩嵜は乙坂の代打・桑原将志を三振に切って取ると、宮崎を内野ゴロに仕留め、DeNAの反撃を阻止しました。
7回のピンチを凌いだ岩嵜は8回も続投し、2つの三振を奪って3者凡退に抑える。そして9回はサファテではなくスアレスが登板し、ランナーを出したものの、筒香を併殺打に打ち取りゲームセット。ホークスがDeNAの反撃を振り切り、4-2で勝利しました。


2016年6月9日 NPB交流戦 ヤフオクドーム
ソフトバンク 対 DeNA 3回戦
<ソフトバンク3勝 観衆:33,632人>
DB|100 000 100|2
SH|201 100 00X|4
[勝] 中田(2勝1敗)
[負] 井納(4勝6敗)
[S] スアレス(1勝2敗1セーブ)
[本] 柳田(ソフトバンク/10号)、松田(ソフトバンク/13号)


DeNAとの3連戦最終戦は、初回に先制されながらも、その裏に3連打&内川選手の犠牲フライで逆転。城所選手のバスターエンドランが本当に大きかったです。その後、柳田選手と松田選手の2試合連続アベック弾も生まれました。先発の中田投手が5回を投げきった後、岩嵜投手が相手の反撃を断ち切る見事なピッチング、スアレス投手の来日初セーブもありました。スーパー守護神・サファテを温存して勝つのは良い事です。福岡でDeNAを3タテしたホークス、DeNA戦は昨年から5連勝となりました。
苦しみながらも今季2勝目を挙げた先発の中田投手は、5回まで95球を投げ、被安打4・4奪三振・4四死球・1失点。初回から毎回ランナーを背負いましたが、失点は初回の倉本選手のタイムリーのみでした。ランナーを出す度にまた失点されるんじゃないかと心配になったけど、拙攻に助けられましたね。
チーム全体で9安打の打線は、今宮選手が井納投手から2安打を放ち、連続試合安打を14に伸ばしました。2安打2打点の柳田選手は、最初の打席でセンター前タイムリーヒット、2打席目は逆方向へのソロ本塁打。前日と同様、内角ストレートを振り抜き、詰まった当たりでしたがホームランテラスまで持って行きました。他の球場だったら普通のレフトフライでしたよ。2試合連続アーチでやっと2ケタ本塁打に達し、打率も3割まであと少しのところまで来ました。
交流戦も前半の9試合が終わり、ホークスは6勝2敗1引き分け、勝率.750。交流戦首位だった巨人が西武に逆転負けしたため、ホークスが単独首位に躍り出ました!10日からはヤフオクドームで巨人との3連戦。いきなり「交流戦首位攻防戦」かよ~!初戦の予告先発は、ソフトバンクは4連勝中で「エースキラー」の東浜巨投手、巨人はエースの菅野智之投手が登板します。東浜投手が安定感のあるピッチングを見せれば、息詰まる投手戦になりそうな予感がする…。とにかく交流戦首位の座を守って欲しい。



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