ホークスが３連勝！和田毅が今季３度目の登板で初白星！

先週末のオリックスとの２連戦に連勝した福岡ソフトバンクホークス。12日と13日は埼玉に移動し、埼玉西武ライオンズとの２連戦に挑みます。初戦の12日は西武の本拠地・西武プリンスドームで行われ、西武・岸孝之VSソフトバンク・和田毅の投げ合いで始まりました。



両チームのスタメン
　　 埼玉西武　　　　　　　　ソフトバンク
１（中）秋山翔吾　　　　　（右）福田秀平
２（三）渡辺直人　　　　　（遊）今宮健太
３（二）浅村栄斗　　　　　（中）柳田悠岐
４（指）中村剛也　　　　　（指）内川聖一
５（一）メヒア　　　　　　　 （三）松田宣浩
６（左）栗山巧　　　　　　 （一）中村晃
７（右）森友哉　　　　　　 （左）牧原大成
８（捕）炭谷銀仁朗　　　 （捕）斐紹
９（遊）金子侑司　　　　　（二）本多雄一
　（投）岸孝之　　　　　　 （投）和田毅



３連勝を狙うホークスは、１回に先頭の福田が西武先発・岸の直球を捉え、右中間への３塁打を放ち、いきなり先制のチャンスを生む。１死３塁で柳田が１塁ゴロに倒れるが、この間に３塁走者が生還し、先制点を挙げます。２回には牧原のバントヒット、斐紹の犠打で１死２塁の後、本多投手ゴロ→飛び出した牧原が２塁に戻ってセーフ。フィルダースチョイスの後、福田が四球を選んで満塁となり、今宮のライトへの犠牲フライで２点目を奪いました。
ホークス先発の和田は、１回に２アウトから四球とヒットで１,３塁のピンチを招くも、メヒアを１塁ファウルフライに打ち取り無失点。３回には満塁のランナーを背負ったが、メヒアをセンターフライに仕留め、ピンチを脱しました。
２点リードの５回、ホークスはこの回先頭の柳田が、岸の３球目のチェンジアップをフルスイング！レフトへの当たりは大きく飛んでスタンドイン！柳田の流し打ちホームランが生まれ、ホークスに大きな３点目が入ります。
３点の援護を貰った和田は、５回まで西武打線を無失点に抑えていましたが、６回に先頭の４番・中村剛にスライダーを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて１点を失います。この後、２本のヒットを許し、２死１,２塁とされたが、代打・外崎修汰を空振り三振に退け、西武の反撃を１点に抑えました。
７回、ホークスは先頭の柳田がレフトへの２塁打で出塁すると、１死３塁の場面で、松田３塁ゴロの間に柳田が生還してホークス４点目。
その後は７回裏に森福允彦と五十嵐亮太、８回にスアレス、９回は守護神・サファテがともに無失点に抑えてゲームセット。ホークスが４－１で西武を下しました。



2016年04月12日 パリーグ
西武－ソフトバンク　３回戦
（ソフトバンク２勝１敗、西武プリンス、観衆12358人）
H　１１０　０１０　１００　　４
L　０００　００１　０００　　１
【勝】和田　１勝１敗
【負】岸　２勝１敗
【Ｓ】サファテ　１敗３Ｓ
本塁打 [ソ] 柳田 ２号（5回表ソロ）
　　　　 [西] 中村 ２号（6回裏ソロ）　



西武との初戦は、ホークス打線が２回までに２点を挙げたあと、柳田選手の久しぶりのホームランが飛び出し、西武先発・岸投手から３点を挙げました。投げては先発の和田投手が６回まで１失点の好投。逃げ切り勝ちを収めたホークスが、カード初戦を制して３連勝を飾りました。３連敗の後に３連勝、勝率も再び５割に戻りました。あと１勝で貯金生活だ。
先発の和田投手は、６回まで123球を投げて被安打６・６奪三振・２四球・１失点。今季３度目の登板で、ホークス復帰後初勝利を挙げました。和田投手が日本で勝ち星を挙げたのは、2011年10月13日の日本ハム戦以来で、約４年６ヶ月ぶりとなります。試合後のインタビューでは「球数が多くてリズムに乗れなかった」と反省していた和田投手、序盤に２度のピンチを作りながらもゼロに抑え、６回にはおかわり君に一発浴びたものの、失点はこの１点のみ。前回西武と対戦したときは６回４失点で負け投手となりましたが、今回リベンジを果たしました。
打線の方はチーム全体で11安打。５回に第２号ソロ本塁打を放った柳田選手が、この試合２安打２打点をマーク。２日前のオリックス戦でタイムリー２塁打、この日は約２週間ぶりの一発を放ち、復調の気配が見えてきました。また、９回の第５打席に四球で出塁し、これで開幕から14試合連続四球となり、パリーグ記録の「15試合連続」にあと１つに迫りました。昨年はトリプルスリー、今年は「開幕連続四球」の珍記録狙いか？
柳田選手のほかにも、福田選手、松田選手、斐紹選手も２安打を記録しています。そういや、山下斐紹がスタメンマスクの試合で勝利したのは、これが初めてじゃないかと思います？でも、正捕手の座はまだ厳しいかな？
13日は県営大宮公園球場で行われ、予告先発は西武・野上亮磨、ソフトバンク・千賀滉大となっています。この両者は一度投げ合い、前回は千賀投手が勝ち投手となりました。千賀投手は先週のロッテ戦で８回３失点ながら11個の三振を奪いました。西武打線を相手に三振の山を築けるか？次の試合も勝って４連勝、今季初の「貯金１」を手にしたい。