日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

キタサンブラックが脅威のレコード勝ちで春天連覇!香港ではネオリアリズムがG1初制覇!

2017年04月30日 | 競馬

4月30日は京都競馬場で第155回天皇賞・春が行われました。このレースには年度代表馬・キタサンブラックと、グランプリホー・¥サトノダイヤモンドの直接対決が実現。真の日本最強馬を決める一戦を制したのは?そして、香港・シャティン競馬場の「クイーンエリザベスⅡ世カップ」は、ネオリアリズムが参戦。香港勢を相手にGⅠ初勝利をめざしました。



春の天皇賞(GⅠ・芝3200m 17頭立て)は、③キタサンブラックと⑮サトノダイヤモンドの2強の他にも、皐月賞馬⑨ディーマジェスティ、2015年有馬記念馬⑫ゴールドアクター、2014年ダービー馬⑭ワンアンドオンリー、日経賞を勝った①シャケトラ、3000m級の重賞で3勝している⑦アルバート、菊花賞2着⑯レインボーライン、昨年は3着だった⑥シュヴァルグランなどが参戦しました。
スタートでシャケトラ、②ラブラドライト、ゴールドアクターが出遅れる。キタサンブラックは好スタート、サトノダイヤモンドはまずまずのスタート。1周目3コーナーに向かっての先行争いで、⑰ヤマカツライデンが前を行き、キタサンブラックは2番手追走。3番手⑩アドマイヤデウス、スタートで出遅れたシャケトラが4番手まで挽回。シュヴァルグラン5番手、6番手ワンアンドオンリー、7番手⑤ファタモルガーナ、8番手⑧タマモベストプレイ、その後ろの9番手にサトノダイヤモンドが控える。10番手アルバート、ラブラドライトと⑬トーセンバジルが11,12番手で並び、ゴールドアクター13番手、ディーマジェスティ14番手。後方は、15番手スピリッツミノル、16番手⑪プロレタリアト、レインボーラインが最後方追走。
1周目の正面スタンド前に差し掛かり、先頭のヤマカツライデンが最初の1000mを58秒3で通過。キタサンブラックはがっちり2番手、アドマイヤデウス3番手、ワンアンドオンリーが4番手に浮上。シャケトラ5番手、シュヴァルグラン6番手、サトノダイヤモンドは中団の7番手。アルバート10番手、ゴールドアクター13番手、ディーマジェスティ14番手、レインボーラインしんがりでスタンド前を通過した。
17頭が縦長の状態で1,2コーナーを過ぎ、大逃げで先頭を行くライデンはさらに差を拡げる。キタブラは2番手をキープ、ワンオンとデウスが3,4番手で並走。シュヴァル5番手、内側6番手シャケトラ、サトダイはその後ろの7番手。8番手ファタモル、9番手アルバート、10番手ベストプレイ、11番手バジル、外からディーマが早くも仕掛けに出る。ゴルアク13番手、ラブラド14番手、スピリッツ15番手、16番手プロレタ、レインボーしんがり。
2周目の外回り3コーナーに入り、ライデンとキタブラの差が徐々に縮まり、シュヴァルが3番手に上がり、サトダイも6番手浮上。シャケトラもサトダイの隣につけている。
4コーナー手前でキタサンブラックがヤマカツライデンをとらえ、先頭で最後の直線へ!シュヴァルグランが2番手、アドマイヤデウスが内で食い下がり、サトノダイヤモンドが外から追い上げにかかる。ゴール残り200mを切り、キタブラがまだ先頭、サトダイはまだ3,4番手で苦しむ。ゴール前でシュヴァルが差を詰めるが、キタサンブラックがそのまま先頭でゴールイン!キタサンブラックが春天連覇!サトノダイヤモンドは3着まで…。



キタサンブラックVSサトノダイヤモンドの2強対決と言われた今年の春の天皇賞は、単勝1番人気のキタサンブラックに軍配が上がりました。2着にはシュヴァルグラン、2番人気のサトノダイヤモンドは3着に終わりました。ディーマジェスティは6着、ゴールドアクター7着、3番人気のシャケトラは9着でした。
キタサンブラックは前走の大阪杯に続いてのGⅠ連勝で、通算5度目のGⅠ制覇。春の天皇賞の連覇は、フェノーメノ(2013&14年)以来史上4頭目の偉業。鞍上の武豊騎手は歴代最多となる8度目の春天制覇を果たしました。序盤から2番手をキープしつづけ、2周目の3コーナーでヤマカツライデンとの差を詰め、4コーナー手前でライデンをかわして先頭。直線ではシュヴァルグランとサトノダイヤモンドの追撃を封じ、2着に1馬身1/4差をつけての完勝。勝ちタイム3分12秒1は、3200mのJRAレコード。2006年に叩き出したディープインパクトの3分13秒4を1秒以上も更新してみせました。
サトノダイヤモンドにリベンジし、現役最強を改めて証明。今年に入って2戦2勝、走るたびに強くなりつつあります。なんかもう、「マジムカつくわぁ」と言いたいくらい強い馬ですわ。今後は予定通り宝塚記念に向かい、秋は凱旋門賞挑戦となるでしょう。
3着に敗れたサトノダイヤモンドは、最後の直線あまり伸びませんでしたなあ。ゴール前でアドマイヤデウスをかわして精一杯だった気がします。有馬記念でキタブラに勝てたのは、斤量差だったとしか思えない。個人的にはサトダイを応援していたので、この結果には正直がっかりしました。サトダイ以外の4歳勢は、ディーマ6着、シャケトラ9着、レインボーライン12着…。「強い4歳世代」と言われてるのに、なんだこのザマは!?4歳世代よ、奮起せよ!





春の天皇賞のあとに行われた、第43回クイーンエリザベス2世カップ(G1・芝2000m 8頭立て)は、日本から参戦の⑤ネオリアリズムの他に、①ワーザー、③デザインズオンローム、④ブレイジングスピードのQE2世の歴代覇者、香港ダービー2着⑧パキスタンスター、香港カップ2着②シークレットウェポン、⑥ザユナイテッドステイツ(豪州)、⑦ディクトン(フランス)が出走しました。
スタート後の先行争いで、ザユナイテッドステイツが先手を取り、パキスタンスターとブレイジングスピードが2,3番手で並び、ワーザー4番手、ネオリアリズムは5,6番手を追走する。
向正面に入り、ザユナイテッドステイツ先頭、ブレイジングスピードが2番手に上がり、パキスタンスター3番手。4番手にワーザー、5番手ディクトン、6番手ネオリアリズム、7番手シークレットウェポン、最後方にデザインズオンローム。
スローペースの流れで前半1000mを通過しようとしたところで、リアリズムが5番手から急に上昇し、一気に先頭まで躍り出る。これは掛かっているのか、スローペースに痺れを切らして仕掛けに行ったのか?3コーナーでブレスピ2番手、ユナステ3番手、ワーザー4番手、パキスタンは5番手に下がる。
4コーナーから最後の直線に入り、ネオリアリズムが先頭だが、真ん中にブレイジングスピード、外からワーザーが迫る。しかし、残り300mを切ってもリアリズムが粘る粘る。ラスト100mでパキスタンスターが大外から突っ込んできたが、ネオリアリズムが先頭ゴールイン!最後まで粘ったネオリアリズム、アウェー・香港でGⅠ初制覇を果たしました!

ネオリアリズムがやりました!香港勢を破り、クイーンエリザベス2世カップを見事に優勝しました。このレースで日本馬が勝利したのは、エイシンプレストン(2002&2003年に連覇)、ルーラーシップ(2012年)に次いで3頭目となりました。
序盤は5,6番手の位置につけていましたが、掛かりすぎて3コーナー手前で先頭に浮上。前に押し出された瞬間「うわぁー、こりゃやばいんじゃないか」って思いましたが、ゴールまで先頭を死守。ジョアン・モレイラ騎手も必死にムチを入れてたなぁ。
昨年12月の香港マイルでは不完全燃焼の9着でしたが、2度目の香港挑戦で悲願のGⅠタイトルを獲得。堀宣行厩舎は香港GⅠで通算5勝目。堀軍団は香港に強いですなぁ。ネオリアリズムの状態次第だけど、宝塚記念に是非とも参戦して、キタサンブラックに挑戦してほしい。




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