日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

サトノダイヤモンドが2017年初戦を完勝!スプリングSはウインブライトが制した。

2017年03月20日 | 競馬

3月3連休の中日である19日は、中山競馬場で皐月賞トライアル・スプリングステークス、阪神競馬場で春の天皇賞の前哨戦・阪神大賞典がありました。阪神大賞典には昨年の有馬記念馬・サトノダイヤモンドが登場。春天制覇&凱旋門賞挑戦へ好発進を切れるか?



まずは中山メイン・第66回フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ・芝1800m 11頭立て)から。このレースには昨年の2歳王者⑨サトノアレスが参戦。他にも朝日杯FSで2着の⑥モンドキャンノ、中山コースで2戦2勝⑧アウトライアーズ、日曜メインで6連勝中のミルコ・デムーロ騎手が騎乗する⑪トリコロールブルー、共同通信杯2着⑤エトルディーニュ、中山1800mで勝ったことがある⑩ウインブライトなどが、皐月賞の優先出走権獲りに挑みました。
スタートは11頭ほぼそろったが、サトノアレスがやや遅れたか?正面スタンド前で、②サウンドテーブルと③オールザゴーが前に出ると、モンドキャンノも先行策。エトルディーニュ6番手、⑦プラチナヴォイス7番手、ウインブライト8番手、トリコロールブルーとアウトライアーズが9,10番手、サトノアレスは最後方で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面に差し掛かり、サウンドテーブルが先頭、2番手オールザゴー、3番手にモンドキャンノが追走。4番手に①ダノンケンリュウ、5番手④ストロングレヴィル、エトルディーニュが6番手追走。少し離れた7番手にプラチナヴォイス、8番手ウインブライト、アウトライアーズがその内側を通る。後方にはサトノアレスとトリコロールが並ぶ。人気勢は後方待機だ。
3コーナーのところで、オールザゴーがテーブルをかわして先頭に立ち、キャンノとディーニュも迫る。プラヴォイが大外から前に接近し、アレスとトリコロール、ライアーズも動いた。
4コーナーで横に拡がり、直線に入って直ぐにプラチナヴォイスが前に出る。真ん中からウインブライト、アウトライアーズ、外からサトノアレスとトリコロールブルーが追いかける。ゴール残り100mで、ウィンブラが先頭、ライアーズが2番手が内を突くが、ウインブライトが先頭ゴールイン。プラチナヴォイスが3着で粘り、サトノアレスは4番手でゴール。


皐月賞の最後のトライアル競走は、単勝5番人気のウインブライトが優勝。2番人気のアウトライアーズが2着、3着のプラチナヴォイスまでが皐月賞の優先出走権を獲得。1番人気だったサトノアレスは、スタートで少し後手を踏み、直線でも伸びずに4着。3番人気のトリコロールブルーは5着、モンドキャンノはブービーの10着に終わりました。
重賞初挑戦で見事に初制覇を飾ったウインブライトは、父・ステイゴールド、母・サマーエタニティ、母の父・
アドマイヤコジーンという血統。芦毛のステイゴールド産駒といえば、ゴールドシップを思い出しますが、ウインブラもGⅠ馬になれるかな?前走の若竹賞に続き、中山1800mのレースで連勝。皐月賞でも中山適性の高さで好走できるかどうか?

皐月賞トライアルが全て終了し、弥生賞組からはカデナ・マイスタイル・ダンビュライトの3頭、18日の若葉ステークスはアダムバローズとエクレアスパークルの2頭が優先出走権を獲得。1番人気だったインヴィクタは3着、白毛馬のシロニイは4着でした。この日のスプリングステークスでウインブライト・アウトライアーズ・プラチナヴォイスの3頭が皐月の切符を手にしました。
今年の3歳牡馬戦線はやや低調気味。素質馬と良血馬が苦戦し、ブレスジャーニーは骨折で戦線離脱。レイデオロはソエの症状の影響により皐月賞直行が決定しています。現時点で皐月賞馬に一番近そうなのは、スワーヴリチャードあたりでしょうか…。




阪神メイン・第65回阪神大賞典(GⅡ・芝3000m 10頭立て)は、GⅠ2勝⑨サトノダイヤモンドのほかに、前年覇者③シュヴァルグラン、落ち目のダービー馬⑦ワンアンドオンリー、④トーセンバジル、⑥レーヴミストラル、⑧タマモベストプレイなどが参戦しました。
スタートでタマモベストプレイと⑩マドリードカフェが飛び出し、サトノダイヤモンドも良いスタートを切った。1周目の向正面で、マドリードカフェが先手を取り、タマモベストプレイ2番手、3番手に①スピリッツミノルがつける。外からレーヴミストラルが一気に上がってきて、勢いそのまま先頭に立った。内回り3コーナーでウインスペクトルが4番手に浮上、シュヴァルグラン6番手、7番手にワンアンドオンリー、その後ろの8番手にサトノダイヤモンドが追走。後方はトーセンバジルと⑤トウシンモンステラという展開。
1周目のスタンド前に入り、最初の1000mを通過したところでウインスペクトルが先頭に躍り出ると、後続を引き離す。暴走したレーヴミストラルは4番手で落ち着き、シュヴァルグランとワンアンドオンリーは6,7番手で並び、サトノダイヤモンドは後方2番手でスタンド前を通過。
1,2コーナーを過ぎて、2度目の向正面に差し掛かり、スペクトルが単騎の大逃げを打ち、ベストプレイ2番手、3番手マドリード、4番手ミストラル、5番手スピリッツ、6番手ワンオン、7番手シュヴァル、その外側の8番手にサトダイがピタリとつけている。後方9番手にバジル、モンステラがポツンと最後方。
縦長の状態で2周目の内回り3コーナー。スペクトルのリードが徐々に無くなり、シュヴァルが先頭集団に迫ってきた。サトダイは3,4コーナー中間で4番手まで上がる。
最後の直線コースで、シュヴァルグランが早くも先頭。外からサトノダイヤモンドが迫ってきている。大外からはトーセンバジルも追い込む。ゴール残り200mを切ったところで、サトダイがシュヴァルに並ぶと、ラスト100mで抜け出し、堂々先頭でゴール!これがグランプリホースの貫禄だ!サトノダイヤモンド、春の天皇賞へ視界良好です。


サトノダイヤモンドの2017年初戦として注目が集まった阪神大賞典。終わってみれば、サトノダイヤモンドが期待通りの完勝に終わりました。連覇を狙ったシュヴァルグランが2着、3着には5番人気のトーセンバジルが入りました。ちなみに、3連単「⑨-③-④」で740円。5番人気の馬が3着に入っているのに、3連単のオッズは1番人気でした。3番人気のワンアンドオンリーは7着。もう引退だな。
この日のサトダイは前走の有馬記念から+4キロ(506Kg)、単勝オッズも1.1倍の圧倒的1番人気。これで負けちゃったらどうなるかと思ったけど、横綱相撲で勝利。序盤から後方でレースを進め、終始シュヴァルグランをマーク。シュヴァルが動き出すのと同時に進出し、最後は末脚で捻じ伏せました。ルメール騎手が追い切り後の会見で「80%の状態でも勝てる」と話していましたが、80%でも強かった。春の天皇賞で100%だったら、圧勝しちゃうんじゃないか…。サトノダイヤモンドはもっと強くなると思います。


3月20日の春分の日も競馬が行われ、中山と中京の2場開催です。メイン競走は3歳牝馬重賞のフラワーカップ。このレースには、デビュー2戦2勝の⑫ファンディーナが出走。他にも⑤デアレガーロ、①ディーパワンサ、⑩ハナレイムーンも出ます。ファンディーナがソウルスターリングを上回るパフォーマンスを見せられるか注目だ。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ



最新の画像もっと見る