日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

杉内奪三振ショーで完封勝利!札幌決戦は1勝1敗の五分。

2011年08月14日 | HAWKS

12日から札幌ドームで「北海道日本ハムファイターズVS福岡ソフトバンクホークス」のパリーグ首位攻防戦が行われており、12日の初戦は、ホークスがダルビッシュ有投手の前に完封負けを喫しました。13日の第2ラウンドは、ソフトバンク・杉内俊哉、日本ハム・武田勝の左腕対決。初戦を落としたホークス、アウェーでの連敗は許されません。


スタメンはこちら
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(指)内川聖一
4(左)松中信彦
5(三)松田宣浩
6(右)多村仁志
7(一)オーティズ
8(中)長谷川勇也
9(捕)山崎勝己
 (投)杉内俊哉


ホークスの先発・杉内は、初回に陽岱鋼と杉谷の日ハム1,2番を打ち取り、糸井にはストレートで見逃し三振に仕留め、3者凡退と上々の立ち上がりを見せます。2回は中田翔を3塁ゴロに打ち取ると、スケールズをスライダーで3球三振を奪い、2イニング連続3者凡退。
武田勝を攻略したいホークス打線は、初回に本多と内川がともに三振に倒れ、2回には2アウトから多村が四球を選んだものの、オーティズがチェンジアップに対応できず空振り三振に倒れて無得点。
両チーム無得点で迎えた3回、ホークスは先頭の長谷川が甘く入ったチェンジアップを捉え、センターの頭上を越える2塁打を放ち、続く山崎がきっちりと犠打を決めて1死3塁と先制のチャンスを迎えます。そして川崎が武田の2球目をセンター前に弾き返すタイムリーヒットを放ち、長谷川生還でホークス1点先制。続く本多がライト前ヒット→1塁走者・川崎3塁まで進み、1死1,3塁と追加点のチャンスを得て、内川がセンターへの犠牲フライを放って1点追加。この回2点を奪いました。
ホークスは中盤になっても武田を攻め立てます。4回に1死走者無しで多村がど真ん中のスライダーを捉え、レフトスタンドに飛び込む3号ソロ本塁打で3点目を奪います。5回はセンター前ヒットで出塁した本多が、内川の場面で2塁への盗塁を決めると、さらに3盗も成功。一気に1死3塁と追加点のチャンスを掴み、内川がライト線に落ちるタイムリーで4点目。4-0日ハムを引き離します。
味方の援護を貰った杉内は、4回に杉谷と糸井から連続三振を奪うと、5回には死球の走者を出すも後続を三振に仕留めて0点。後半に差し掛かっても杉内の勢いは衰えず、日ハム打線を0点に抑え続けます。そして9回、先頭打者の飯山にヒットを浴びますが、続く陽岱鋼を遊撃ゴロ併殺打に打ち取り2アウト。そして代打・ホフパワーを2塁ゴロに打ち取り試合終了。杉内が日ハムの反撃を一切与えず、完封勝利。チームも4-0で前日の雪辱を果たしました。


試合結果 パ・リーグ 2011/08/13(土)
日本ハム-ソフトバンク 13回戦 
(ソフトバンク8勝5敗、札幌ドーム、14:01、36675人)
H 002 110 000  4
F 000 000 000  0
【投手】
(ソ)杉内-山崎
(日)武田勝、石井、谷元、多田野-大野
【責任投手】
(勝)杉内17試合7勝3敗
(敗)武田勝17試合9勝7敗
【本塁打】
(ソ)多村3号ソロ(4回、武田勝)


杉内投手VS武田勝投手の左腕対決で始まった札幌決戦第2ラウンドは、ホークスが3回に2点を奪うと、4回には多村選手がホームランを放ち、打線が武田勝から4点を奪えば、投げては杉内投手が9回までゼロに抑えて完封。投打が噛み合ったホークスが第2戦を制しました。これで首位攻防戦は1勝1敗の五分、日ハムとのゲーム差を3.5に拡げました。もし2戦目を落としてしまったら、ホークスにとっては痛いだろうし、首位キープも厳しくなっていたでしょう。
今回の先発・杉内投手は、打者29人に対して116球を投じ、被安打2・11奪三振・2四死球・無失点という素晴らしい内容で今季7勝目をマーク。完封勝利は今季3度目で、対日ハム戦は前回に続いての完投勝利です。この日は日ハム打線を散発の2安打、ヒットを浴びてもすぐに併殺打に打ち取り、2塁も踏ませませんでした。8回まで毎回のように三振を奪い続け、最終的には11個。2ケタ奪三振は通算48度目で、現役最多記録を樹立しました。今季中には通算50度目の2ケタ奪三振が達成されるかも。
打線の方は全体で2ケタ安打の11安打。このうち武田勝から6本のヒットを放ち4得点を奪い、またしても攻略する事に成功。先制点を放った川崎選手は5打数3安打1打点の猛打賞。内川選手は2安打2打点と活躍し、同じく2安打の本多選手は足で相手を翻弄させました。2点目となるソロ本塁打を打った多村選手は、5月11日以来実に3か月ぶりとなる3号本塁打。今季は負傷離脱、不振が続き、なかなか本塁打を伸ばせない状況が続いており、この一発が完全復活の狼煙を上げるかどうか…。
1勝1敗の五分で迎えた14日の第3戦の予告先発は、ソフトバンクが攝津正、日本ハムは斎藤佑樹となっています。秋山監督も「明日は総力戦だ」と述べているだけに、絶対に負けられない一戦となりそう。ハンカチ王子をKOし、札幌決戦を勝ち越しで終えてほしいものです。



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