日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

川崎宗則が自律神経の病気により、ホークス退団を表明。

2018年03月26日 | HAWKS

今月30日にプロ野球のペナントレースが開幕しますが、シーズン開幕目前に驚くニュースが入りました。昨年、福岡ソフトバンクホークスに復帰したものの、未契約の状態が続いていた川崎宗則選手が、26日にホークス退団を表明しました。26日のスポーツ紙で「ムネリン引退」の報道がありましたが、球団側は自由契約としたそうです。


川崎選手は昨年4月に日本球界に復帰すると、5月には日米通算1500本安打を達成。その後もムードメーカーとしてチームに貢献してきましたが、7月に両足アキレス腱を痛めて離脱。その後はリハビリを経て9月の2軍戦で復帰するも、再び負傷。シーズンオフの契約更改も出ず、今年の宮崎春季キャンプも不参加。今年3月には球団のホームページの選手名鑑から削除されていました。

川崎選手は球団HPでコメントを発表し、「昨年の夏場以降リハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、身体を動かすのを拒絶するようになってしまいました」と告白し、「このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません」と今の心境をつづりました。自由契約という形で野球から距離を置き、今後は環境を変えて、じっくりと心と体の回復に務めたいと述べました。

三笠球団本部長のコメント 「球団としては、川崎選手に対して2018年シーズンも活躍してもらいたいと伝え、話し合いを続けてきたが、選手本人の意思を尊重して今回の結論に至った。今後も話し合いを続け、ホークスだけでなく野球界に貢献していただけるよう検討していきたい」と球界復帰に向けてのサポートをしていくことを表明しました。


川崎選手が契約できず、球団のHPの名前も消えていたので、「何か揉めているのかな?」って思っていたのですが、自律神経の病気を患っていたということで、私も驚きました。川崎選手といえば、いつもハイテンションなイメージがあったけど、無理が祟ってしまったのかなって思います。ケガが癒えてしっかり契約を結んでいれば、ホークスにとって貴重な戦力になっていただけに残念としか言えません。
2003年に一軍に定着してからは、ホークスの遊撃手の座を不動のものとし、いつしかチームリーダーにまで成長。アメリカに渡ってからは、マリナーズでイチロー選手と同僚になったり、トロント・ブルージェイズ在籍時は持ち前の明るさで地元ファンやチームメイトのハートを鷲掴みにしました。日本代表でもWBCで2度の世界一に貢献し、2008年の北京五輪にも出場。病気療養で現役生活から一旦別れを告げることになりますが、何らかの形で野球界に戻れることを願っています。ゆっくりでもいいです、とにかく休んでください。


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