日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

青葉賞はゴーフォザサミット快勝!蛯名正義は27年連続重賞勝ち!

2018年04月28日 | 競馬

28日からゴールデンウイークに突入。この日は東京競馬場で、日本ダービートライアル・第25回テレビ東京杯青葉賞(GⅡ・芝2400m 18頭立て)が行われました。弥生賞で7着に敗れた⑧オブセッション、⑰サトノソルタス,⑨ゴーフォザサミット,①カフジバンガードといった共同通信杯組、アルアインの弟⑫ダノンマジェスティ、アザレア賞を勝った⑩スーパーフェザー、⑥ディープインラブ、ゆきやなぎ賞2着⑮エタリオウ、毎日杯4着⑬ノストラダムスなどが参戦しました。2枚しか与えられないダービーの切符を掴んだのは?



単勝のオッズは、1番人気スーパーフェザー(3.7倍)、2番人気オブセッション(4.1倍)、サトノソルタスが3番人気(4.6倍)。4番人気のダノンマジェスティ(8.2倍)までが一桁台。その後はディープインラブ、ゴーフォザサミット、エタリオウ、④ダブルフラット、③スズカテイオーと続きました。

スタートでカフジバンガードとディープインラブの2頭が良い飛び出しを見せ、ディープインラブが前に出る。2番手争いはダブルフラット,⑪トラストケンシン,⑰モンテグロッソなどが加わる。スーパーフェザーとオブセッションとダノンマジェスティは馬群の中団、サトノソルタスは15番手あたりでスタンド前を通過した。
1,2コーナー中間から向正面に差し掛かり、ディープインラブが単騎の逃げ、2番手トラストケンシン、内側3番手にカフジバンガード、4番手モンテグロッソ。離れた5番手にダブルフラット、6番手ゴーフォザサミット、7番手にエタリオウ。8,9番手の位置に⑧ミッキーポジションとスーパーフェザー、その外からサトノソルタスが早めに仕掛けていく。11番手ダノンマジェスティは、スーパーフェザーをマークする形。内側12番手ノストラダムス、オブセッションは13番手。これはダノマジェの背後にピタリとつく作戦か。後方グループは、14,15番手に⑤マイネルサリューエと②ユウセイフラッシュ、16番手スズカテイオー、17番手⑭テトラルキア、最後方に⑯クレディブル。
3,4コーナー中間を過ぎ、先頭グループはインラブ・ケンシン・モングロ・エタリオウの4頭が横一線。その後ろのグループにはバンガード・ゴーフォザ・ソルタスがいる。オブセッション・フェザー・ダノマジェは中団の位置だ。
4コーナーを回って直線コースに入り、先頭争いはまだ混戦で、ディープインラブとトラストケンシンが競り合い、モンテグロッソとエタリオウも必死に食い下がり、さらにはカフジバンガードが内をすくおうとする。馬場の真ん中からゴーフォザサミット、外からサトノソルタスとスーパーフェザーも追い込む。オブセッションとダノンマジェスティは伸びてこない。ゴール残り200mを切って、今度はエタリオウが先頭かと思いきや、その外からゴーフォザが抜け出した。フェザーは3番手に上がり、2番手のエタリオウに並びかける。ゴーフォザサミットはゴール前で突き放し、1着でゴール!2着争いはエタリオウとスーパーフェザーが並んで入線。


青葉賞 全着順&払戻金
1着⑨ゴーフォザサミット  2分24秒4
2着⑮エタリオウ       2馬身
3着⑩スーパーフェザー     ハナ
4着⑰モンテグロッソ    1馬身3/4
5着⑪トラストケンシン     ハナ
6着⑱サトノソルタス
7着⑦ミッキーポジション
8着⑫ダノンマジェスティ
9着①カフジバンガード
10着⑥ディープインラブ
11着⑧オブセッション
12着⑬ノストラダムス
13着③スズカテイオー
14着②ユウセイフラッシュ
15着⑭テトラルキア
16着⑤マイネルサリューエ
17着⑱クレディブル
18着④ダブルフラット

単勝 ⑨ 1,460円
複勝 ⑨ 320円  ⑮ 410円  ⑩ 150円
枠連 5⃣-7⃣ 1,710円
馬連 ⑨-⑮ 10,940円
馬単 ⑨-⑮ 19,390円
ワイド ⑨-⑮ 2,810円  ⑨-⑩ 890円  ⑩-⑮ 1,080円
3連複 ⑨-⑩-⑮ 10,910円
3連単 ⑨-⑮-⑩ 101,530円


良血馬&有力馬が集結した青葉賞は、単勝6番人気のゴーフォザサミットが快勝。残り200mで抜け出すと、最後は2馬身差をつけました。2着争いは接戦となりましたが、エタリオウが2着を確保し、日本ダービーの優先出走権を獲得。エタリオウは昨年12月の2歳500万以下から4戦連続での2着です。1番人気のスーパーフェザーはハナ差の3着で、ダービーの切符を獲得できず。友道康夫厩舎で明暗が分かれましたなあ。3番人気のサトノソルタスは6着、4番人気のダノンマジェスティは8着、2番人気のオブセッションは11着に終わりました。
ゴーフォザサミットは共同通信杯で4着、前走のスプリングステークスでも7着。今回が3度目の重賞挑戦でしたが、悲願の初重賞制覇となりました。距離延長で持ち前の力が発揮しましたか。鞍上の蛯名正義騎手はこのレースで4勝目。今年に入って初めての重賞勝ちを収め、27年連続重賞勝利を達成しました。藤沢和雄調教師も「ダービーでも蛯名で行く」と明言。本番では格上揃いで厳しい戦いになりそうですが、同厩のオブセッションの分まで頑張りたいところです。