日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦  サンフレッチェ広島、大逆転勝利で王座奪還に王手!

2015年12月02日 | soccer

Jリーグ年間王者決定戦「明治安田生命 2015 Jリーグチャンピオンシップ」の決勝戦・ガンバ大阪VSサンフレッチェ広島は、2日に大阪・万博記念競技場で第1戦が行われました。第2ステージ優勝&年間総合1位の広島、リーグ最多得点&最少失点の実力をCSでも発揮できるか?対するガンバ大阪は、浦和レッズを下して決勝進出。120分の激闘から中3日でこの試合に臨みます。第1戦の「大阪決戦」は、壮絶な試合となりました。




両チームのスタメン
[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 22 オ・ジェソク
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 19 大森晃太郎
MF 39 宇佐美貴史
FW 20 長沢駿

[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 33 塩谷司
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
MF 14 ミキッチ
MF 8 森崎和幸
MF 6 青山敏弘
MF 27 清水航平
MF 9 ドウグラス
MF 30 柴崎晃誠
FW 11 佐藤寿人


ガンバはFWのパトリックがベンチスタート。代わりに長沢駿がスタメン入り。一方の広島はJ1通算157得点の佐藤寿人、今季22得点のドウグラスがスタメン出場。


ガンバは前半6分、右サイドのオジェソクのクロスがゴール方向に飛んだが、広島GK・林が片手でクリア。続く左CKを長沢が頭で合わせるもGKにキャッチされる。前半10分、左サイドで宇佐美が低めのクロス→逆サイドで阿部がシュートを打ったが、枠を捉えられない。
広島は17分、青山のロングパスからチャンスを迎え、左サイドから清水が右足でシュートを狙うもGK正面。その直後、右サイドのクロス→ゴール前で佐藤が飛び込んだが、ヘディングシュートはゴール左に外れます。
前半24分、ガンバは大森のパス→宇佐美がシュート。これを広島GK・林が防ぐ。さらに26分、遠藤クロス→長沢のヘッドはまたもGKの好守に阻まれた。その後も一進一退の攻防が続き、前半は両チーム無得点で終了。

後半もガンバがペースを握り、後半6分に遠藤のパスを受けた阿部が反転してから左足ミドルを打つもバーの上。後半11分には宇佐美がペナルティエリア左からシュートを打ったが、GKにキャッチされた。
リズムをつかめない広島は、後半12分に佐藤寿人を下げ、浅野拓磨を投入。後半15分、右SBの佐々木がセンターバックにバックパスするが、森崎和幸と千葉がお見合い。するとガンバFW長沢がボールに反応し、左足を振り抜き先制ゴール!長沢がスタメン起用に見事に応え、ホーム・ガンバが1点を先取します!
1点リードのガンバは後半17分に大森→倉田秋、さらに33分に長沢→パトリックを投入。対する広島は後半24分にミキッチ→柏好文がピッチに入る。
後半34分、ガンバはゴール正面の位置でFKを獲得。遠藤が前線にボールを放り込み、ゴール前にいたパトリックがヘディングシュート。しかし、クロスバーを越えて追加点ならず。その直後、広島がカウンターを仕掛け、浅野が右サイドからシュートを狙うも、ポスト左直撃。跳ね返りを柏が右足でシュート→ドウグラスが頭でコースを変えてゴールイン!ドウグラスのヘディング弾で、1-1の振り出しに戻す。
だが1分後の後半36分、ガンバはFKでの混戦から、今野が右足ボレーシュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、ガンバが2-1と勝ち越します!今野のシュートに広島GK林も反応できなかった。
ガンバ1点リードの後半40分、中盤で競り合っていたガンバ・オジェソクと広島・清水が口論。するとオジェソクが清水を突き飛ばす。この行為でオジェソクが一発レッドカードで退場となる。後半44分、パトリックがドリブルで一気に上がったが、広島DF・千葉が上手く対応する。
後半アディショナルタイム、追いつきたい広島は、右サイドからのFKでチャンスを掴む。柴崎が右足で変化をつけ、青山センタリング→佐々木のヘディングシュートを決めた!広島が土壇場で2-2の同点に追いついた!
そして試合終了間際の後半51分。左サイドのクロス→ドウグラスの左足ボレーは失敗、こぼれ球を浅野がシュートするもDFに当たり、跳ね返りを柏が右足でゴールネットに突き刺した!広島が3-2と試合をひっくり返し、逆転勝ちで初戦を制しました!



万博記念競技場での第1戦は、大変な試合というか、見応えのある激戦となりました。ガンバ大阪が2-1とリードし、このままガンバが逃げ切るかなと思われましたが、サンフレッチェ広島が後半アディショナルタイムに2点を奪って逆転しました。後半40分過ぎのオジェソク選手の一発退場で、試合の流れが広島に傾きましたね。広島は2度リードされながらも、劣勢を跳ね返した辺りは、年間1位の意地といったところでしょうか。敵地で勝利し、尚且つアウェーゴール3得点を挙げたから、広島がほぼ優勝を手中に収めたと言えるかもしれません。
佐々木選手は後半15分にパスミスを犯してしまいましたが、後半45分にミスを帳消しにする同点ゴール。後半24分から出場した柏好文選手は、1ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献。後半51分のラストプレーで決めた右足のダイレクトボレーは鮮やかでした。
ガンバは長沢選手が長谷川健太監督の期待に応え、今野選手が準決勝の浦和戦に次いで2試合連続ゴールを挙げたので、「中3日でも勢いがあるなぁ」と思いました。しかし、オジェソクの退場で一変し、連続失点を喫して悪夢の敗戦…。逆転優勝するためには、第2戦は2点差以上で勝つか、アウェーゴール4点以上取らなければなりません。
チャンピオンシップ決勝第2戦は、12月5日にエディオンスタジアム広島で行われます。初戦に勝った広島がこのまま逃げ切るのか、それともガンバが奇跡を起こすのか?劇的な幕切れが2試合続いているから、広島での最終決戦もまた、終盤にドラマが生まれるんじゃないかと思います。




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