日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

JリーグCS準決勝 ピンチの後にチャンスあり!ガンバ大阪が浦和レッズを下して決勝進出!

2015年11月28日 | soccer

J1リーグの年間王者決定戦「明治安田生命 Jリーグチャンピオンシップ」が11年ぶりに復活!今年は2ndステージ優勝&年間勝ち点1位のサンフレッチェ広島、1stステージ覇者で年間2位の浦和レッズ、昨年のリーグ王者で年間3位のガンバ大阪の3チームが、年間王者をかけて争います。28日は準決勝が行われ、埼玉スタジアム2002で浦和レッズとガンバ大阪が激突。広島が待ち構える決勝に駒を進めたのは一体どっちだ?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 4 那須大亮
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 8 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 7 梅崎司
MF 19 武藤雄樹
FW 20 李忠成

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 22 オ・ジェソク
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 19 大森晃太郎
MF 39 宇佐美貴史
FW 29 パトリック



一発勝負の準決勝は、前半10分に浦和がペナルティエリア手前の位置からのFKを柏木が左足で直接狙うもDFに当たる。前半14分、浦和はCKの流れから宇賀神がPA外から左足ミドルを叩き、PA内にいた阿部勇が頭でコースを変えたが、わずかにゴール左に外れる。
ガンバは15分に宇佐美がドリブルで仕掛けてから右足シュートを放つも、GKにキャッチされる。さらに18分、阿部浩が右サイドからシュートを狙ったが、ボールはポスト左に当たりノーゴール。浦和は23分に李が頭で落としてから武藤が右足で狙うもDFに当たり、さらに宇賀神がミドルを狙ったが、ガンバGK東口の正面。浦和はその後もガンバゴールに襲い掛かるも、ゴールを奪えず。前半は0-0で折り返し。

後半開始早々、試合が動きます。後半2分、浦和は自陣でDF陣がボールを回すが、ガンバMF大森にカットされる。左サイドで相手ボールを奪った大森は、左足でグラウンダー気味のクロス→前線に上がっていた今野がフリーの位置から右足シュートを決める!アウェーのガンバが、1点を先制!
後半5分、浦和は左サイド槙野クロス→梅崎の左足ボレーシュートはGK東口に阻まれ、その直後にガンバはパトリックが宇佐美とのワンツーから突破し、シュートまで持って行ったが、浦和GK西川の正面。
1点を追う浦和は、後半9分に関根がループシュートを狙うも不発。14分には李がヘディングシュートを見せるも枠外。後半18分に梅崎→FWズラタン、那須→MF青木拓矢と2人同時に入れ替え。後半26分、PA右の位置で関根が相手DFに倒されたが、主審の判定はノーホイッスル。その1分後、柏木の右CKを森脇が頭で合わせるもクロスバーに当たり、その跳ね返りをズラタンが押し込んでゴール!浦和が1-1の同点に追いつきます!
これで流れに乗った浦和は、後半41分に柏木が正面から左足を振り抜くも、GK東口にキャッチされる。後半アディショナルタイムには右サイドで関根が相手DFをかわし、折り返しをズラタンがスライディングで合わせるもGKに防がれる。そして終了間際、右サイド・森脇クロス→ファーサイドの武藤がヘディングシュート!しかし、ガンバGK東口が弾いてクロスバー直撃。もう一度武藤が足を出すも、東口が押さえた。結局、1-1の同点のまま90分終了。

延長前半8分、ガンバは途中出場・倉田秋の縦パス→パトリックがDFとの競り合いから左足シュート。これはGK西川に防がれた。対する浦和は11分、右サイドからのパスを受けた武藤がシュートを打つも決まらず。延長後半10分、ガンバは遠藤の浮き球パス→抜け出した途中出場・米倉恒貴のシュートはGK西川の正面。
延長戦も残り少なくなり、このままPK戦に突入かと思われた延長後半13分、ガンバDF丹羽がGKへバックパス。これがGKの頭上を越えてポスト直撃。オウンゴール未遂の直後、ボールを拾った東口→右サイドからオジェソク→遠藤縦パス→パトリック→米倉の右足クロス→逆サイドの藤春が右足でボレーシュート!これがゴール右隅に決まり、ガンバが2-1と勝ち越した!
試合終了間際、ガンバは敵陣でFKを獲得し、遠藤の右足→DFラインの裏へ抜け出したパトリックがGK西川と交錯しながらも右足で押し込み1点追加。浦和DF陣は呆然と立ち尽くすしかなかった…。試合は3-1でガンバ大阪が勝利しました。




年間1位・広島への挑戦権をかけたCS準決勝は、120分間にわたる激闘の末、年間3位のガンバ大阪が、敵地で浦和レッズを破り、12月2日から始まる決勝戦に進むことになりました。同時に来年のAFCチャンピオンズリーグの本選出場も決定です。
ドラマは延長後半終了直前に起こり、丹羽選手のバックパスがあわやオウンゴールになりかけ、その直後にカウンターから藤春選手が値千金のゴールが生まれました。これこそ「ピンチのあとにチャンスあり」。丹羽選手も本当に命拾いしましたね。ガンバ大阪の「珍プレーからの劇的ゴール」は、伝説の1シーンとして後世に語り継がれる…、かもしれない。
決勝点を挙げた藤春選手は、普段左利きなんですけど、右足を振り抜きました。利き足とは逆の方でボレーシュートを決めるってすごい。スーパーゴールですよ。ちなみにこの日は藤春選手の27歳の誕生日。バースデーゴールで華を添えましたな。
GKの東口選手は、何度もファインセーブを連発したことが評価され、この試合の「マンオブザマッチ」に選ばれました。特に後半終了間際、武藤選手のヘディングシュートを真正面から防ぎました。武藤選手のヘディングも完璧な当たりでしたがねぇ…。
敗れた浦和レッズは、前半から再三に渡って決定機を作りながらもゴールを奪えず、後半途中出場の「ガンバキラー」ズラタン選手が同点ゴール。これで勢いづくかと思ったんですが、次の1点が遠かった…。ホーム・埼スタでの試合、それに年間2位だからレッズ優位のはずだったのに…。昨年に続き、またしてもガンバに阻まれました。

Jリーグチャンピオンシップ決勝戦は、サンフレッチェ広島VSガンバ大阪に決定。決勝はホーム&アウェー制度で行われ、12月2日の第1戦はガンバの本拠地・万博記念競技場、5日の第2戦はエディオンスタジアム広島で開催。両チームの今季の対戦成績は1勝1敗の五分。直近の対戦では、広島が2-0で勝利しています。決勝2試合も死闘になりそうな予感が漂います。



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