日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

SMBC日本シリーズ第5戦  黄金時代到来だ!福岡ソフトバンクホークス、2年連続日本一達成!

2015年10月29日 | HAWKS

「SMBC日本シリーズ 2015」東京ヤクルトスワローズVS福岡ソフトバンクホークスは、4試合を終えてホークスが3勝1敗でリード。第4戦はイデホ選手が4打点と活躍し、投げては攝津投手がヤクルト打線を相手に8個の三振を奪い、6-4で勝利し、2年連続日本一に王手をかけました。神宮球場での最後の試合となる29日の第5戦の先発ピッチャーは、連覇まであと1勝のホークスはスタンリッジ投手、もう負けられないヤクルトは左腕・石川雅規投手に託しました。


両チームのスタメン
   ヤクルト      ソフトバンク   
1(中)上田剛史    (左)川島慶三
2(三)川端慎吾    (二)明石健志
3(二)山田哲人    (中)柳田悠岐
4(一)畠山和洋    (一)李大浩
5(左)バレンティン  (三)松田宣浩
6(遊)今浪隆博    (右)中村晃
7(右)雄平      (遊)今宮健太
8(捕)中村悠平    (捕)鶴岡慎也
9(投)石川雅規    (投)スタンリッジ

ヤクルトは前日2安打のバレンティンを5番に上げ、不振の雄平が7番に下がりました。対するソフトバンクは、左対策として川島を1番に起用。鶴岡が8番捕手でスタメン入りしました。



1回、ホークスは1番・川島がヤクルト先発・石川の3球目をセンター前に弾き返すと、俊足飛ばして2塁を陥れる。いきなり得点圏に走者を置いたが、後続が次々と倒れて無得点。
ホークス先発・スタンリッジは、初回に上位打線を3者凡退に抑える好スタート。続く2回、バレンティンと雄平にヒットを打たれ、2死1,3塁のピンチを背負いますが、中村悠平を2塁ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けます。3回は1死から上田に四球を与え、川端にはセンター前ヒットを許し、またもランナー2人背負う。しかし、3番・山田を空振り三振に切って取ると、4番・畠山を遊撃フライに退け、この回もピンチを凌ぎます。
0-0と両チーム無得点で迎えた4回、なかなか石川を打ち崩せないホークスは、攻撃前に円陣を組む。するとその効果が表れます。先頭の明石がレフト線への2塁打を放つ。続く柳田は内野ゴロ→2塁走者・明石は3塁進塁。1死3塁と一打先制の場面で、4番・イデホが石川の4球目のカットボールをジャストミート!打球はレフトポール際へ高く舞い上がり、そのままスタンドへと吸い込まれた!イデホが試合の均衡を破る2ラン本塁打を放ったが、ヤクルト・真中満監督がビデオ判定を要求。7分間にわたる審議の結果、ホームランと認定。ホークスが4回に2点先制!
さらに5回、先頭の今宮が2塁打、1死からスタンリッジが四球を選び、1番・川島の3塁ゴロ→三塁手・川端が弾いてしまう(記録はエラー)。1死満塁と追加点のチャンスを作り、明石がヤクルト2番手・石山泰稚の7球目を捉え、レフト前タイムリーヒットで1点追加。なおも満塁で柳田の1塁ゴロの間にもう1点奪い、この回2得点。4-0と日本一に大きく前進。
援護を貰ったスタンリッジは、5回までヤクルト打線を無失点に抑え、6回は1死から畠山に四球を与えるも、バレンティンを3塁ゴロ併殺打に打ち取り、この回も無得点。スタンリッジは6回無失点の好投でマウンドを降りました。
ホークスは終盤から継投に入り、7回は2番手・森唯斗が下位打線を抑え、8回は3番手・バリオスが川端に四球を与えるも、3番・山田をレフトフライに打ち取り2アウト。そして4番・畠山をストレートで見逃し三振を奪いガッツポーズ!
4点リードの9回、ホークスは先頭打者・本多雄一(バリオスの代打)がヤクルト5番手・バーネットの初球を叩いてセンター前ヒット。続く川島代打・福田秀平が送りバントで繋ぎ、2死3塁で柳田がバーネットの初球ストレートを振り抜き、詰まりながらもセンター前に落ちるタイムリーヒット。柳田が最後の最後にヒットを放ち、ホークスに5点目が入った。
そして9回裏、5点リードながら守護神・サファテが登板。まずバレンティンを投手ゴロに打ち取ると、今浪を遊撃ゴロに抑え2アウト。そして雄平を空振り三振に仕留めてゲームセット!ホークスが5-0で快勝し、日本シリーズ連覇を決めました!




◇SMBC日本シリーズ 2015年10月29日 (木)
ヤクルト-ソフトバンク第5戦
(ソフトバンク4勝1敗、神宮、31,239人)   
SH 000 220 001-5 
YS 000 000 000-0 
▽勝 [ソ]スタンリッジ1試合1勝 
▽敗 [ヤ]石川2試合2敗     
▽本塁打 [ソ]李大浩2号(4回表2ラン)


福岡ソフトバンクホークス、2年連続日本シリーズ制覇!キャプテン・内川聖一選手が肋骨骨折で離脱してしまいましたが、内川不在でも磐石の強さを見せ、セリーグ王者・東京ヤクルトスワローズに4勝1敗で下しました!ホークスの日本一は今回で7度目、福岡移転後は5度目、ソフトバンクになってからは3回目。そして球団史上初めての2年連続日本一です。今年のホークスはヤバいというくらい強かったです!それに関東地区で日本一を決め、神宮球場で工藤公康監督の胴上げが見られたことも、関東在住のホークスファンとして嬉しいです。ホークスファンになってよかったなあ…。

さて、第5戦ですが、先発のスタンリッジ投手が2回と3回のピンチを凌ぎ、4回にイデホ選手の2ラン本塁打で2点を先取し、5回には1死満塁から明石選手のタイムリーなど2点追加。9回は柳田選手がダメ押しのタイムリーヒットを放ちました。投げてはスタンリッジ→森唯斗→バリオス→サファテの投手リレーでヤクルト打線を完封しました。
先発のスタンリッジ投手は、6回まで82球を投げ、被安打4・2奪三振・2四死球・無失点。久しぶりの実戦での登板でしたが、打たせて取るピッチングで相手を寄せ付けませんでした。2回と3回のピンチの場面は、失点されるんじゃないかと思いましたが、よくゼロに抑えましたね。2つの三振はいずれも山田選手から奪ったものでした。スタンリッジ投手は2度目の日本シリーズ出場で初勝利です。
打線の方はチーム全体で10安打。4回に先制の2ラン本塁打を放ったイデホ選手は、今シリーズ2本塁打・8打点・打率.500の大活躍で文句なしのMVP獲得。韓国人選手の日本シリーズMVPは史上初です。ホームランのシーンは、明らかにポールを巻いていました。あれがファウルと判定されていたら、大ブーイングでしょう。内川選手の代役で4番を務め、寝違えによる首の痛みを抱えながらも、しっかりと結果を残したのは素晴らしいです。
他の選手では、2番の明石選手は3安打の猛打賞。4回の第2打席で先制の口火を切る2塁打を放つと、5回の第3打席では1死満塁からレフト前へのタイムリーヒット。初戦で左中間へのタイムリー2塁打、第3戦でセンターへのホームランを放っており、5試合で3打点を挙げ、打率も.438の好成績を残しました。9柳田選手はこの試合2打点を挙げ、9回にはヤクルトの守護神・バーネット投手からダメ押しの一打。シリーズ全体を通して不振だったけど、最後に「トリプルスリー打者」の意地を見せてくれました。次の日本シリーズこそホームランを打ってほしいものです。

敗れたヤクルトについてですが、全5試合で先発ピッチャーが5回持たず。石川投手はまたも4回に失点を喫し、スタンリッジ投手に四球を与えてしまい無念の降板。強力打線もホークス投手陣の前に沈黙し、第3戦で3打席連続アーチを放った山田哲人選手も、その後は2試合連続でノーヒットに終わりました。それでも山田選手は敢闘選手賞を受賞。トリプルスリー対決では柳田選手に圧倒したと思います。

工藤監督新体制でパリーグ連覇、2年連続日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。交流戦1位、レギュラーシーズンでぶっちぎりの圧勝、クライマックスシリーズでも千葉ロッテを相手に3連勝。日本シリーズも完勝しちゃいました。ホークスファンにとって今年は最高の1年になりました。工藤監督、ホークスを連覇に導いてくれてありがとうございます!海外FA権を持っている松田選手、来年いやこれからもホークスに残ってくれるよね?2016年もまた福岡ソフトバンクホークスが日本一になることを願っています。

日本プロ野球の2015年シーズンは幕を閉じましたが、11月は侍ジャパンが「世界野球プレミア12」に挑みます。韓国・アメリカ・ドミニカ共和国・メキシコ・ベネズエラと強敵揃いですが、初代王者を目指して頑張ってほしいと思います。ホークスからは柳田選手、松田選手、武田投手が出場予定。内川選手は骨折の影響でプレミア12絶望的かも。「侍ジャパン」でも熱男全開でチームの勝利に貢献できるように頑張ってください!




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