日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

やっぱり砂の王者は強い!コパノリッキー、史上初のフェブラリーステークス連覇!

2015年02月22日 | 競馬

2015年のJRA・GⅠ開幕戦、第32回フェブラリーステークス(GⅠ・ダート1600m 16頭立て)が22日、東京競馬場で行われました。昨年は最低人気を覆して勝利した④コパノリッキーをはじめ、武蔵野Sを勝った⑪ワイドバッハ、マイルCS南部杯覇者⑩ベストウォーリア、東海ステークス3着⑭インカンテーション、2年前の勝ち馬⑦グレープブランデー、①ローマンレジェンド、⑤カゼノコ、⑨サンビスタ、⑬ワンダーアキュートに加え、地方から⑥ハッピースプリント(大井)、⑫サトノタイガー(浦和)が参戦しました。


単勝上位人気は、コパノリッキーが2.1倍で1番人気に支持され、2番人気にワイドバッハ(6.3倍)、ベストウォーリアが差の無い3番人気(6.4倍)。4番人気のローマンレジェンド(9.0倍)までが10倍以下で、5番人気以降はインカンテーション、サンビスタ、カゼノコ、ハッピースプリント、⑧レッドアルヴィスと続きました。
芝からのスタートで、②コーリンベリーが出遅れ。カゼノコとハッピースプリントの3枠2頭も後方スタート。コパノリッキーはまずまずの飛び出し。先行争いで、サンビスタ、インカンテーション、ベストウォーリア、⑯アドマイヤロイヤル、ワンダーアキュート、さらに内からコパノリッキーが先行集団に加わり、リッキーが前に行くかと思いきや、ロイヤルが前に出る。リッキーは2番手につけ、⑮キョウワダッフィーが3番手追走。その後ろには、グレープブランデー・レッドアルヴィス・ワンダーアキュート・インカンテーションの4頭が4番手集団を形成。中団の8番手にサンビスタ、外側の9番手にベストウォーリア、出遅れたコーリンは10番手。11番手ハピスプ、12番手ワイドバッハ、ローマンレジェンドは13番手。後方はサトノタイガー、カゼノコ、③シルクフォーチュンと続く。
3,4コーナー中間点を過ぎ、アドマイヤロイヤルが先頭キープ、コパノリッキーがぴったり2番手追走。インカンは4,5番手あたり、ウォーリアは中団追走。外に回したフォーチュンがしんがりから先頭集団へ一気に上昇。カゼノコも大外に持ち出した。4コーナーから最後の直線コースに入り、リッキーがロイヤルに並びかけ、真ん中からダッフィーとインカン、外からフォーチュンが迫る。残り400mでコパノリッキーが先頭に立つと、後続を引き離しにかかる。残り200mでインカンが2番手、ベストウォーリアが3番手に躍り出て、リッキーとの差を縮めるが、コパノリッキーがそのまま押し切ってゴールイン!今年は1番人気にしっかり応えたコパノリッキー、フェブラリーステークス史上初の連覇達成です!


フェブラリーステークス 全着順&払戻金
1着④コパノリッキー    1分36秒3
2着⑭インカンテーション  1/2馬身
3着⑩ベストウォーリア    3/4馬身
4着⑦グレープブランデー  1/2馬身
5着①ローマンレジェンド   ハナ
6着⑪ワイドバッハ      ハナ
7着⑨サンビスタ       1/2馬身
8着⑤カゼノコ         クビ
9着⑬ワンダーアキュート   クビ
10着②コーリンベリー    アタマ
11着⑥ハッピースプリント   クビ
12着⑯アドマイヤロイヤル  アタマ
13着⑮キョウワダッフィー  2馬身1/2
14着⑧レッドアルヴィス   アタマ
15着③シルクフォーチュン  3/4馬身
16着⑫サトノタイガー     ハナ

単勝 ④ 210円        
複勝 ④ 130円 ⑭ 300円 ⑩ 190円
枠連 [2]ー[7] 1260円        
馬連 ④-⑭ 1570円
馬単 ④-⑭ 2100円       
ワイド ④-⑭ 650円 ④-⑩ 390円 ⑩-⑭ 1110円        
3連複 ④-⑩-⑭ 3060円        
3連単 ④-⑭-⑩ 12370円


冬のダート最強馬決定戦・フェブラリーステークスは、1番人気だったコパノリッキーが優勝。昨年に続き、同レース制覇を成し遂げました。2着には5番人気のインカンテーション、3着には3番人気・ベストウォーリアが入り、5歳勢3頭が上位を独占。2番人気のワイドバッハは、大外猛追も届かず6着。地方馬のハッピースプリントは11着、サトノタイガーは最下位の16着に終わりました。
史上初のフェブラリー連覇を果たしたコパノリッキーは、前走の東海ステークスに続き2連勝。GⅠも通算4勝目。鞍上の武豊騎手は、2012年のマイルCS以来のJRA・GⅠ勝ちで、GⅠ級の勝利は通算102勝目。同レースは今回で通算4勝目。リッキーの父・ゴールドアリュールが2003年のフェブラリーを勝ったときも、ユタカさんが乗ってましたね。馬主の小林祥晃(Dr.コパ)氏も同レース2連覇、管理する村山明調教師はこのレース通算3勝目です。
ちょうど1年前は無名の存在で、勝ったときは「まさか」の印象しかありませんでしたが、今年は王者の貫禄をまざまざと見せつけました。スタートはまずまずだったけど、道中は2番手につけ、直線残り400mを切ったところで抜け出し、そのまま押し切りました。今回はライバルのホッコータルマエが不在だったので、「ここは勝って当たり前」といったところでしょうか。この後はドバイに行かず、かしわ記念に向かう予定。「かしわ」でも連覇し、6月の帝王賞でホッコータルマエとの直接対決が見てみたい。


来週からは中山&阪神の春開催がスタート。3月1日は中山競馬場で「中山記念」、阪神競馬場は短距離重賞の「阪急杯」が行われます。中山記念には昨年の皐月賞馬・イスラボニータ、オークス馬・ヌーヴォレコルト、富士ステークスを勝ったステファノス、GⅠ2勝のロゴタイプらが参戦。阪急杯にはコパノリチャード、ダノンシャーク、ミッキーアイル、ローブティサージュ、ダイワマッジョーレなどが出走予定。そして、外国人ジョッキーで初めてJRA騎手試験に合格したミルコ・デムーロ騎手とクリストフ・ルメール騎手が、3月1日から「JRA所属騎手」としてデビューします。ミルコ騎手とルメール騎手が、1年目にどれだけ勝ち星を挙げられるか楽しみです。




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