日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2014ソチ五輪開幕!羽生結弦がフィギュア団体の男子SPで圧勝!

2014年02月08日 | Sports

ロシア・ソチで開催される冬季オリンピックが日本時間8日未明についに開幕を迎えます。そんな中、6日から競技がスタートし、スノーボード・スロープスタイル、フリースタイルスキー・モーグル予選、そしてフィギュアスケート団体戦のショートプログラムが行われました。


まず、スノーボードの男子スロープスタイル予選は、W杯で総合優勝を獲得した17歳の角野友基選手が出場。メダルの期待がかかる角野ですが、1本目はジャンプで尻もちをついてしまい、31.00点とスコアが伸びず。2本目もジャンプで着地失敗し、16.50点。結果A組13位に終わり、上位各組4人までが入れる決勝に進めず、8日の準決勝に回る事になりました。
予選を終え、「不満の残るランとなった。自分が下手過ぎて、結果に関しては振り返りたくない…」と悔しさを露わにしました。総合王者として臨んだ初めての五輪で、プレッシャーにのまれて大きく出遅れ。強力なライバルと言われていたショーン・ホワイト選手(スノーボード界のスーパースター)がハーフパイプに専念するため欠場を表明し、メダル獲得のチャンスが大きいかと思われましたが、一転して崖っぷちに立たされました。8日の準決勝は21人が出場し、4位までに入れば決勝に進めます。「敗者復活戦」の準決勝で、完璧なエアを決めて巻き返せるでしょうか?

フリースタイル・女子モーグルの予選は、日本からは上村愛子選手、村田愛里咲選手、星野純子選手、伊藤みき選手の4人が出場予定でしたが、伊藤選手が1回目の直前練習で、エアの着地の際にバランスを崩し、右膝の古傷を悪化させて無念の棄権。8日の2本目も欠場が決まり、伊藤選手のソチ五輪は幕を閉じました…。
迎えた予選では、5回目の出場となる上村選手がベテランの意地を披露。第1エアのヘリコプター(360度回転)をしっかり決めると、ミドルセクションでは安定したターンを見せ、第2エアでアイアンクロスバックフリップを決め、30秒74のタイムを叩き出してフィニッシュ。 得点は21.01点で7位となり、上位10位までに入れる決勝ラウンドに進出を決めました。一方、8番目に登場した村田選手は、最初のエアでの着地の乱れが大きく影響し、16.69点で22位。14番目で登場した星野選手は19.72点で15位。一発クリアを逃した村田と星野の2選手は、8日の予選2回目に回ります。
女子モーグルは、日本勢に明暗が大きく分かれました。悲願のメダル獲得を目指す上村選手が7位で予選を通過したのに対し、伊藤選手がケガにより棄権…。伊藤選手は昨年12月のフィンランド遠征の時に右膝前十字靱帯を損傷。「55%切れていた」と言われるほどの大ケガを負いながらも、手術を受けずに強行出場を決意。しかし、本番前に古傷を悪化させ、ゴールの時には自力で立ち上がれませんでした…。所属先の北野建設のチームメイトである上村選手も、「みきに見てもらっても、恥ずかしくない滑りをしたい」と後輩の分まで戦う決意を述べました。上村選手は長野で7位、ソルトレイクで6位、トリノで5位、前回のバンクーバーで4位と一つずつ順位を上げています。5度目の挑戦となるソチで、悲願のメダル獲得で有終の美を飾りたいところだ。

8日深夜に行われたフィギュアスケート団体の初日は、男子シングルとペアのショートプログラムがありました。国の威信をかけた氷上の華麗なる戦いで、日本の先陣を切って登場した羽生結弦選手が大きく躍動しました!
男子の10番目で滑走した羽生は、最初の4回転トーループを綺麗に決めてガッツポーズ。ドーナツスピン、シットスピンで観客を魅了させると、トリプルアクセル、トリプルルッツ&トリプルトゥループのコンビネーションも成功。最後はコンビネーションスピンでフィニッシュ。素晴らしい演技を見せた羽生に、会場からも大歓声とスタンディングオベーション。技術点52.55点、演技構成点45.43点、合計97.98点の高得点を挙げ、男子SPで全体1位となり、日本は10点を獲得しました。
2種目目のペアでは、高橋成美&木原龍一組が出場。最初のトリプルサルコウは何とかこらえ、ダブルツイストリフト、ステップインラッソーリフトの「リフト技」を綺麗に成功。その後も目立つようなミスは少なく、得点は46.56点で10チーム中8位と健闘。ペアSPでは3点(8位)を挙げた日本は2種目終えて13点を獲得し、暫定で総合4位。トップは地元・ロシアで19点、カナダが17点で2位、中国が15点で3位につけております。

羽生選手がいきなり最高の演技を見せてくれましたね~。最初の4回転ジャンプが決まると、その勢いに乗って後半の3つの3回転もパーフェクト。2位のエフゲニー・プルシェンコ選手(ロシア)に約6.6点差の大差をつけました。この種目には金メダル候補の一人であるパトリック・チャン(カナダ)も出場しましたが、ジャンプで精彩を欠いて89.71点に留まり3位。プルシェンコ&チャンといった強力なライバルを抑えての圧勝は大きいし、個人戦に弾みがついたと思います。この調子で個人戦金メダル取ってほしいです!
今大会から採用された団体戦はこの後、日本時間8日にアイスダンス、9日深夜に女子シングルのSPが行われ、アイスダンスにはキャシー&クリスのリード姉弟、女子SPは浅田真央選手が出場します。上位5か国に入ればフリーに進出できるので、浅田選手の出来にかかっています。フリーに進出すれば、男子は町田樹選手、女子は鈴木明子選手が出場予定。チーム一丸でメダル獲得だ!



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