生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心のおもむく道

2007年04月15日 | 第1章:愛の領域
何事も断定は出来ませんが、心の病になる人は<五感と体感>に忠実ではない人が多いようです。つまり<理性過剰型>といって<自分の本音>に正直でない人に多いのです。一度心の赴くままの冒険をしてみないと、多分、人生に悔いを残す事でしょう。老齢になって心因性のぼけ、になりやすいのです。本音に忠実に生きるのは案外難しく、知恵が必要です。教養も磨かないと世間で生き抜くノウハウに欠落していきます。それぞれ生活している、それぞれの文化の中で、さりげなく、スマートに、華麗に美しく、人々に愛されながら、上手に、正直に生きている人は沢山います。心のおもむくままに生きて、悔いがなくて、人々に尊敬され愛されている人を見習いたいのもです。:<NPD8:愛の差別論:57-3>:

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博愛主義、人嫌い主義、えこひいき主義

2007年04月14日 | 第1章:愛の領域
よく勘違いしている人がいます。人々は平等に愛すべきだ、と怒りまくるグループの話です。生身の人間が愛に差別をしたくなくても、差別してしまう生物である真実に気づいていないようです。<何々運動>の動きは人類社会を豊かにし、かつ、その運動は必要なものですが、日常生活で面と向かって相手にもつと自分を愛してくれ、と叫んでも、無理な場合が沢山あります。鏡にむかって叫んでいる自分をみせてあげたい、愛してくれ、と叫ばれても無理なのです。そのように生身の人間が自然に振る舞えば、愛の深さ、質、大きさは当然違ってきます。そこに愛の孤独感がうまれ、 修行が始まり、人々は成長していきます。:<NPD8:愛の差別論:57-2>:

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<好き><嫌い>を無くしたらどうなる?

2007年04月13日 | 第1章:愛の領域
昨日までは過去の人生、明日は将来のことで、どうなるかは不明なので、人は今日一日を大切に生きています。そんな貴重な一日の生活場面で、相手から面と向かって嫌悪感をぶつけられたりしますと不安で哀しくなります。その連鎖で同じように逆襲的に嫌悪感を相手にぶつけると人生の悲劇が始まります。さて少々視点を変えますが、このような好き、嫌いの精神現象を人生から取ると、刺激もなく、退屈な人生が始まります。ですからどの程度、好き、嫌いを表明するのがいいのでしょうか?今日から<愛の差別>について5回にわたり思索していきます。:<NPD8:愛の差別論:57-1>:

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真実が見えてくる!

2007年04月12日 | 第1章:愛の領域
<聴いてから話す>と言う密かな楽しい知恵をいつの頃からか覚えてしまいました。相手は独断と偏見を交えながら、勝手に話し続けます。明らかに<うそ>と分かっても、何故この人は嘘をついてまで話し続ける必要があるのか、その理由を考えながら聴いていると、人生の切ない裏の真実を知り、涙が流れてしまいました。私の涙を見た相手がしゃがみ込み、ごめんね、ごめんね、と、またまた切ない話を語り出された経験があります。傾聴の神秘と古代から言われている理由は、傾聴する事で、世界の真実、真理、人間の心の奥深くに巣くう愛の孤独感、共に手を取り合って生きて生きなさい、という教えを古代に賢人達が後世に教えてくれているのかも知れません。:<NPD8:傾聴の神秘:56-5>:

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本物の愛をつかみたい!

2007年04月11日 | 第1章:愛の領域
本物の愛とは何か、人によりその解釈は天と地の差があります。私から見て下の下、だと感じても、相手は最大のもの、と思っているでしょうし、逆もまたあり得ます。世にプレイボーイ・ガールと言われている人にも色々あります。古代の人で人類の宝でもあるアウグスチヌスが若い頃は半端なプレイボーイではありませんでしたが、人からの愛に絶望して遂に神の愛を知り修道者となり懺悔録という名作を残します。そのように人生では期待したような本物の愛をつかむチャンスは殆どありません。聴く耳のある人は自分への小さな親切、さりげない優しい心を感じる事が出来ます。小さな愛が大きな生き甲斐の源泉である事に気づきます。本物の愛はなかなか手に入らないので、さりげない小さな愛に囲まれて生きるのも一つの生き方です。:<NPD8:傾聴の神秘:56-4>:

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大脳の仕組み

2007年04月10日 | 第1章:愛の領域
大脳はその人が不安に思う事は聞こえないように設計されています。仕事の打ち合わせでも恐れている事、嫌な事は聞こえないと言う現象も時々あるようです。。ここでは自分がカチンとくる私的な世界での話です。大脳の聴覚や視覚は都合の悪い事は知覚しないように設計されているのに何故嫌な事が聞こえてくるのでしようか?答は気にしているからです。気にしている事柄は難聴気味の患者さんでも聞いてしまうので本当に聞こえないのか再検査した事があります。ですから賢い人は敢えて美しいもの、心地よくなるものを努力して、無理をしながら、意識し、嫌なものを見えなくしています。傾聴の神秘と古来から言われている理由はここにあるのです。見たいもの、聞きたいもの、それを決めるのは私です。美しく心地良い日々を送る為に相手の美しいものを見つめたいものです:<NPD8:傾聴の神秘:56-3>

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うんざりしているのを何故気づかないのか?

2007年04月09日 | 第1章:愛の領域
日々の生活で実に鈍感な人がいます。もういいよ、と相手が感じているに気づかないで、しつこく話し続ける人が居ます。事例研究は極端なケースを話さないと理解されませんので、ここでもそうします。そうなった原因は<豊かに我侭に育った人>か、<激しい不安と怒りの中で育ち、心を抑圧しながら育った人>に多いようです。<自己主張を生き甲斐>とし、共感能力がゼロに近い。人とは何か、人をどうしたら大切に出来るか、傾聴すると実に沢山の知恵が自然に手に入り、かつ人々に愛される喜びの経験が無いと、このような共感能力がゼロになります。傾聴の喜びは小さな芽を育てるようなもので、聞く喜び、真理を見抜く喜び、本質を見抜く喜びは全て傾聴にかかわってきます。:<NPD8:傾聴の神秘:56-2>:

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話すのがお好き、聞くのがお好き?

2007年04月08日 | 第1章:愛の領域
こんな人はいませんか?<私は人間が出来ていないので>と前置きして人の悪口を言う人、さんざ一人で話しまくり別れ際に(今日は良いお話を聞かせていただき有難うーー>。さて、このタイプの人は何故か<相手が何を考えているか>とんと共感出来ない人なのです。共感能力の低い人と話していると、人生が何となく哀しくなります。生き甲斐の心理学では、どこが問題だと思いますか?今回はこのタイプの人を5回に分けて思索しつつ、日々の生き甲斐を求める旅を続けます。:<NPD7:聴覚の神秘:56-1>:

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私が死んだら、どうなるの?

2007年04月07日 | 第1章:愛の領域
色々の施設で聞かれる質問です。あなたは、いつもどう答えていますか?死んだらどうなる、これは比較宗教学と生き甲斐の心理学の領域です。これに誠実に答えられない介護の人々、医師、看護師、セラピストは問題です。WHOは死に行く人々の信じている宗教、信仰を確認し、それに最後の希望を持たせ、安心して魂の世界に明るい希望を託すように指導しています。伝統的な宗教は、どう信じているかを学問として、きちんと勉強する必要があります。私の場合はカトリツクですから、復活の思想を確信しています。ちなみに明日の日曜日は一年でも一番楽しいイースター(復活祭)です。世界中でお祝いされるイースターのニュース、クリスマス同様、バチカンのミサ風景が放映される事でしょう。皆様は復活の思想をどう思いますか?:<NPO7:期待論:55-5>:

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期待し合うのもルールがある!

2007年04月06日 | 第1章:愛の領域
愛し合っている二人ならば、期待しあうのが苦痛になれば、率直に話し合える機会もあろうかと思いますが、職場、姑、仕事上で、自分に相手が期待している場合に、それが身体症状が出るくらい苦痛であっても、中々言えない場合があります。まして病的な要素を持つ相手が、大切な仕事上の相手であれば、本当に困ります。そんな時、どうしたらいいのでしょうか?期待に応える事が良い場合もあれば、悪い場合もありますし<期待されても困ります>と言えない場合もあります。期待される方は本当に困ります。人生の分かれ道ともなります。失敗する事が予測出来ても全力投球をするのも人生、出来ませんと言うのも人生です。入院してくる患者さんを観察するとあらゆる事に対して<好きか嫌いか、怖いか怖くないか、イエスかノーか>を五感と体感で識別出来ない人がほぼ100パーセントでした。自分に正直に生きる訓練は人生で常時修行すべき大テーマです。:<NPD7:期待論:55-4>:

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守護の天使

2007年04月05日 | 第1章:愛の領域
ヴァチカンを本山とするカトリツク信徒は、人にはそれぞれ守護の天使がついている、と昔から信じています。教会での結婚式でも守護の天使の御加護を祈ります。いつの時代も天使は人々を勇気づけています。さて人間が人間を期待すると必ず裏切られるので、いつの頃からかお地蔵様とか守護霊とか、人間以外に期待し、祈るようになつてきたのでしょう。人生を賭けるような大きな願いを人間に期待せず、神仏に祈る風習は人を非常に豊かに育てます。具体的な願望を意識化し言語化する精神作用は人を健全にする事を人々は悟ってきたのでしょう。神仏や守護の天使に何でも語り、相談すると自分自身の思考、感情、行動を明確にしていく上で最大の効果があります。思考、感情、行動を明確にすると、ほぼ目的が達成されたようなものです。本人が何を求めているのか、分からないで悩んでいる人々が多すぎます。:<NPD7:期待論:55-3>:

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暗い日曜日

2007年04月04日 | 第1章:愛の領域
<あーあ、今週も疲れたなあ、何であの人の期待に応えられなかったんだろう>と暗い週末を送った事はありませんか? これはこれで人生の修行になりますが、生涯、こんな人生を送るのはいかがなものでしょう?10代、20、くらいならまだこの修行方法は必要な点もありますが、身体症状(食欲、性欲、睡眠)が激減するような在りようは非常に危険です。<期待に応える思想>をさらりと捨てて<自己実現への道>として動き出せば暗い日曜日は解消します。あなたに期待する相手が自己愛パースナリテイ障害の患者の場合は多分、あなたの人生は壊滅していくでしょう。自己実現の為に堅固なお城のように、堂々と生きていきたいものです:<NPD7:期待論:55-2>:

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鳶が鷹を生む!

2007年04月03日 | 第1章:愛の領域
普通は鳶は鷹を生みませんが、時々そんな話を聞きます。どうみても、子供のほうが両親より遙かに出来が良いなあ、と密かに思いつつ、内心<あれ!鳶が鷹を生んだかなあ>と思います。しかし、子供の話を聞くと、毎日が辛い勉強の日々で、楽しい事が一つもないので、死にたいといっている事例に遭遇する事が増えました。子供と<大人に成りきれない大人>は、いつも大切な存在の人からの期待に実力以上に答えようとしています。この異常な心理が人生を夕暮れに追い込みます。今日から5回にわたり思索していきます。:<NPD7:期待論:55-1>:

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愛を深められる相手と深められない相手

2007年04月02日 | 第1章:愛の領域
<考え方>を変えると世界が変わります。友情、親子、夫婦、恋人、この世界は常に<私とあなた>の関係ですが、愛し合いたいと願いながら、生涯、理想通りにはいかない世界でもあります。一番哀しい時代が子供時代ですが、子供時代は親が悪いのに、何故か、自分が悪いと思うように設計されているようです。知恵と経済力の無い子供の本能です。さて、大人になり、まだ、親が悪い事に気づかない人もいます。その場合、せっかく恋人が出来ても、相変わらず、自分を責め続けます。愛しあう方法を対等に語り合わないと、愛は深められません。愛し合う方法を徹底して語り合える関係が世界最大の愛を創造する秘訣です。:<NPD7:性格分析:54-5>:

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悔いのない人生

2007年04月01日 | 第1章:愛の領域
悔いのない人生を生き抜く為には自分に正直である必要がありますが、本音を優先した為に、法律上の刑罰を受けた人もいれば、逆に自分に正直に生きようと決意したら心の病が治ったりする人もいます。どんな人もそれなりに自分に正直に生きたいと思っています。また自分に正直にならないと必ず身体症状が出てきたりします。自分に正直に生きるのは案外難しいようです。しかい悔いの無い人生を送る為には嘘の生活は避けなけるばなりません。深い人生の喜びは一つの道を歩く決意が必要ですが大きな困難を伴いますが悔いのない大きな喜びを与えてくれます。:<NPD7:性格分析:54-4>

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