<この人は馬鹿な事をしているなあ>と内心、思っても、何故、そんな事をしなければならなかったんだろう、と努力と忍耐をしつつ、観察・推察している内に、はた、と気づき、成る程、成る程、と涙を流した事があります。自分の五感と体感が、相手の気持ちを、或程度、共感出来た瞬間です。そのような繰り返しをしている内に、小説より面白い人間の生き様を私は楽しむようになり、私を含め独断と偏見にみちみちて、逞しく生き抜いていく人類を尊敬の念で観るようになりました。実に面白いのです。<生き抜く為の嘘、行動、愛>この作用の裏側に、大自然の摂理があるのです。一人の人間の知識、知恵、行動力の範囲などは、たかが知れています。しかし、共感を楽しみ出すと、小さな人間の中に素晴らしい広い世界、宇宙、神様の愛が見えてきます。:<NPD8:共感と賛同の違い:60-2>:
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