生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心をみつめる視点:人生での問題に対する関係は?:その2:幸福な日々の為の自問自答集の第4章

2014年02月26日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
疑い深い人は多分幸せというか、心の安らぎというか、そんな幸福曲線を歩む事は難しいかもしれません。もともと信頼の対象が神仏ならば、とことん神の愛を信頼する事と、その成り行きからの悩みの結果から色々思索しつつ人間は成長する、とも言われています。そんな日常生活での生身の人間の生活をする内に、それぞれの知恵が深まります。宗教を持つ人の場合は、摂理の解釈という哲学領域、宗教問題、信仰問題の領域で学問が成立していますので、その勉強も必要です。しかし、信頼の相手が人間の場合は、信頼する程度の問題なので、100パーセント人間を信頼すると言う考え方はもともと危険な事のようです。どの程度、信頼するかの問題なのですが、生育史がその人の考え方に大きな影響を与えますので、中々難しい問題です。人間不信に陥いる事が必要な場合もあるからです。エリクソンの基本的信頼とは、どういう事なのでしょう?希望があればこそ、人生は楽しいものですし、自分の希望をかなえてくれるもの、それは友人、知人、仕事上で出会えた人々から場合もあります。はなから人は信頼出来ないと断言する人々の言動は、周囲の人々を悲しませるだけです。この信頼心の程度を意識化しない人、この信頼という自分の考え方を変えようとしない人の程度の度合いをカールロジャースはプロセススケールで重要視しているわけです。変えようとしないのを底辺と位置付け、変えようとする事を怖がる人を中辺、問題のある側面の中で堂々と生き抜く人を高辺、と洞察しています。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:202>

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