生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心をみつめる視点:人生での問題に対する関係は?:その4:幸福な日々の為の自問自答集の第4章

2014年02月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「発する言葉」、その日常生活での会話の内容は、仕事、人間関係、政治等色々です。どのような場合でも、口をついて飛び出す言葉の内容が「ケチをつけるか、非難批判するか、不満たらたら」と言う人は沢山います。その一方、偽善的に、ではなく、自然体で、人とか身辺の出来ごとを「褒める、感動する、感謝する言葉」を語る人も居ます。カールロジャースのプロセススケールの第6ストランズの底辺(健康的とは言えない精神状態のこと)に位置づけられる事例の代表例です。考え方を変えようとしない事例の一つでもあります。つまり何事も暗い解釈をしたがる人、悲観的に解釈する人の場合、慣れ親しんだ暗い解釈から明るい解釈に無理に変更した場合、その人の精神状態は不安定になります。この心の仕組みを知った上で、心理療法を進める必用があります。考え方を変えるのは少々怖いけれども、もう暗い解釈をするのは嫌だ、長年、慣れ親しんだ暗い考え方を捨てて、少しくらい怖くても、明るい解釈をしながら、生きたいものだ、ちょっと冒険して、考え方を少し変えてみよう、と思った人は数倍も健康になった証拠です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:204>

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