生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心をみつめる視点:人生での問題に対する関係は?:その1:幸福な日々の為の自問自答集の第4章

2014年02月25日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「ソクラテスは、なぜ裁かれたか」:保坂幸博著:は中々の名作です。かのソクラテスが何故、ギリシャ世界で処刑されたのか、改めてソクラテスの偉大さを思索する際、この保坂先生の著作はとても勉強になります。この厳しい社会で生き抜く場合、堂々と自分を主張し明るく元気に爽やかに生きたい場合は、責任を取る覚悟が必要で、その代償として「悔いのない人生」が手に入ります。ソクラテスの知恵は人類の宝物なので、相手が偉大すぎるからと遠慮せずに、大いに庶民の私でもソクラテスの知恵を素直に学習しながら、幸福への道を歩みたいと思います。今日の朝日新聞にもソクラテスの記事がありました。私が一番吸収したいソクラテスの教えは「健全な責任の取り方」です。二千数百年まえのソクラテスの責任論が現代に通用する理由は、カールロジャースという精神病理学者が「プロセススケール」の中で述べた「責任論」とほぼ同じなのです。生育史が違い、置かれた立場も違いますが、それぞれの環境の中で、分相応な責任の取り方を意識すると、とても本人も周囲も精神的に安定してきます。責任の覚悟の無い社会が不幸の始まり。自分の役割を意識化して、その上での責任への覚悟を定めると人はどんどん幸せになり、責任あるポジションに押しやられていきます。期待されればその分、充実感を感じだし、幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)を味わいだします。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:201>

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