生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心をみつめる視点:体験の解釈:その3:幸福な日々の為の自問自答集の第4章

2014年02月11日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
どんなに理論を勉強しましても、その理論が自分の生育史のどの事例に該当しているかを明確に意識化していないと、その努力は案外、実力として発揮されないものです。例えば「自己概念の固い人はひたすら日々の生活で自分をストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)に追い込む」という理論、考え方を勉強しましても、自分の過去の体験の中の、どの事例に該当するのか、を意識化しておかないと、同じ過ち、無駄なエネルギーの消耗、不愉快な気分等を生涯、繰り返していきます。構成概念を固めないと(強い信念を持たないと)厳しい現実を乗り越えられない事例もありますが、柔軟な概念、考え方を現実生活の中で意識化すると、今まで、感じたストレスを感じなくなり、明るく元気に爽やかに時を過ごし事も出来ます。体験の解釈を変えた途端に気が楽になった、という事例を自分の生育史の中から幾つか見出せた人は成功です。その時の気分、気が楽になれたという成功事例を思い出すと、自分流儀のコツに気付きます。体験の解釈を変えると世界が変わります。今、論じている理論はカール・ロジャースという方のプロセス・スケールの第5ストランズ、と呼ばれている理論です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:187>

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