生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心をみつめる視点:体験の解釈:その4:幸福な日々の為の自問自答集の第4章

2014年02月12日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「構成概念を事実と勘違いする段階」はかなり健全ではありません。こういう私も時々、この失敗に陥ります。子供の頃からの思い込み、或時期からの思い込み、勘違い、宗教的な教え、そんな構成概念を事実と思いこんで、現実に対処していると、理想なのか、現実なのか、段々と識別出来なくなっている自分に気づいた人はラッキーです。そんな精神状態は周囲の人々は冷静に見ていて、あの人は変な人、思い込みの強い人にはかなわないなあ、付き合うのがめんどくさい、という事になります。柔軟に現実と向き合う事の出来ない人は段々と孤独になり、対応能力に欠落しているので、生きにくくなります。自分に都合のいいように解釈するので、ますます周囲の反発にあいます。現実の解釈と構成概念は深い繋がりがあり、ある種の人々は、そうしないと生きていけない場合もありますので、非難は可愛そうです。この構成概念が固い程度について、どれが病的か、どれが健全かは、識別が難しい問題です。当面は何といいましても、自分を身体症状に追い込む事だけは避ける必用がありますので、この大きな問題を意識化するだけで充分でしょう。要は構成概念が固い、柔らかい、柔軟とはどんな場合なのか、もう一度、思索してみて下さい。どんな現実を迎えても明るく爽やかに元気に対処している場合、自分の構成概念は健全だ、と判断して間違いないでしょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:188>

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