書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

エクスメディア社が倒産

2007年10月31日 23時33分46秒 | 日記
へえ~
信じられないですね.
つい最近まで,IT関係の書籍コーナーに,「超図解パワーポイント」など,超図解シリーズの参考書が何十冊も並んでいたのに.
私自身も,エクセルの関数の教科書を読んで,成績出しの省力化をやったものです.

もともとITというのは,紙メディアではなく,電子媒体をインターネットで入手するのが主流ですから,「本を買う」という行為とは,相容れないのかも知れません.

それにしても,この世界の流れは速い.うかうかしていると,どんな景気の良い会社もあっという間につぶれてしまうのです.

いやな世の中になったものです.

老いてなお青春

2007年10月29日 20時12分59秒 | 日記
スポーツ報知のネットニュースによると,「大分県臼杵市の公認会計士・大槻信夫さん(101歳)が,大分市で28日に開かれた県マスターズ水泳競技大会で、男子五十メートル背泳ぎの100~104歳の部で4分17秒99で完泳し、100歳以上の“日本新記録”を樹立した」とのこと.
このニュース自体もすごいのですが,私が驚嘆したのは,この記事の最後に書かれていた次の文章です.
「大槻さんは教師をしていたが、戦後に廃校になり失職。その後43歳で税理士になり60歳で公認会計士になった。」
これは,すごいですよ.
大槻さんは教師の職を失った後も,常にチャレンジを続け,新たな目標に向かって努力し続けたということなのです.
60歳で公認会計士になったということは,50歳台で,難関と言われる公認会計士試験の勉強をしたということですよね.
信じられな~い
水泳の記録もその延長だと思います.
そのバイタリティはどこから来るのでしょうか?

人の幸せは,それこそ千差万別,人それぞれでしょう.

でも,目標を持って,何かに夢中になり,一心にそれに打ち込めることほど,幸せなことって他にあるでしょうか?

この大槻さん,すごい人であると同時に,人並みはずれて幸せな人だということもできそうです.

「夜光虫」馳星周

2007年10月28日 21時22分24秒 | 読書



「悪」って何だろう.
ものを盗むこと?
人を騙すこと?
人を殺すこと

悪は裁かれなくてはならないのか?
たとえ,やむにやまれず犯した罪も,罪は罪なのか?

例えば,人を殺すと言う罪についても,もし,自分の頭の中で,「こいつを殺せ」という声がひっきりなしに聞こえたとしたら?
その声に従わなくては,気が狂いそうになるとしたら?
この小説は,そんな業を背負った罪深い犯罪者が主人公です.
元プロ野球のピッチャーで,ノーヒットノーランもやった事がある選手だが,キャンプで肩を壊して以来,第一線からは遠ざかり,やがて新天地を求めて,台湾へ渡ります.
しかし,そこでやくざとのつながりができてしまい,八百長野球に手を出してしまう.
その後は,まさに坂道を転がり落ちるように悪の世界にはまって行き,殺人まで犯してしまう.

しかし,これらの転落は実は巧妙に仕掛けられた罠だった...

読んでいる途中は,もうここまで落ちちゃうと,あとは主人公が死ぬしかないんじゃないかと思わせますが,実は,意外な真実とタフな主人公の本質が現れてきて,ある意味で予想外の結末を迎えます.

読後感は決して爽やかとは言いがたいですが,文章がうまくて飽きさせないのと,人間の業というか,血の業ですね,呪われた血筋が導く運命には決して逆らう事ができないという絶望感に,一種の安心感みたいなものまでが現れてきて,結構悪の世界に自分が浸っていることに驚かされます.

こどもの目に触れないように注意して,あなただけでこっそりお読みください.

美味!福岡聘珍樓(へいちんろう)

2007年10月28日 13時48分52秒 | 日記
一昨日の金曜日の夜に,友人と福岡の聘珍樓で食事してきました.
場所は中洲のgate's の11階にあります.

実は,最初ステーキを食べたいねという話をしてて,博多リバレインのイニミニマニモ6階の「ステーキハウス峰」に行ったんです.ところが,見事に満席でした.
2人だから予約を入れなくても大丈夫だろうと,たかをくくったのが失敗でした.
しかし,金曜の夜ということと,最近,峰はネットでも評判で,かなりの人気スポットなのだということを忘れていました.

仕方なく,リバレインのレストラン街を一通り見たんだけど,今ひとつピンと来る店がなかったので,通りを挟んで反対側のgate's に行き,なんとなく惹かれるものがあって,入ったのが,聘珍樓でした.

聘珍樓といえば,横浜中華街の顔とも言うべき高級中華レストランですね.
私も何度か行ったことがあります.

でも,ここ福岡聘珍樓はちょっと雰囲気が違います.
モダンというか,中華というよりむしろ木目を活かした西欧風の雰囲気.

で,お味の方は?
ご安心下さい.横浜中華街と同じです.つまり,めちゃおいしい.

食べるのに夢中で,写真を撮り忘れたくらいです.

定番のエビチリやスーパイコなど数品をいただいてから,スープチャーハンで締めました.
飲み物は生ビールの後,赤ワインを少々.

飲むのが目的ではないので,紹興酒や老酒はやめときました.

で,驚いたのが,お値段,二人で1万円ですよ.
一人5000円.

横浜の中華街の聘珍樓だと,こうはいかないでしょう?

コースを頼んじゃうと,高いし,欲しくないメニューもまざっているということで,全部アラカルトでオーダーしたんですよ.
一品ずつ欲しいものだけ頼む方が安いということがわかりました.
こういう高級店では,逆だと思っていましたよ.

峰には行けなかったけど,思わぬ拾い物をした気持ちになれました.

ありがとう,福岡聘珍樓

過疎地の三セク,悲痛な叫び

2007年10月25日 21時53分17秒 | 日記
このところ忙しくて,日記を5日間ほどサボってしまいました.

さて,今日は,鹿児島県の阿久根というところにある高校に,出前講義に行ってきました.
出前講義というのは俗称でして,今回の正式名称は「模擬授業型進路ガイダンス」というそうです.
もっとも,高校様によって違うようですが...
こちらとしては,いちいち違う名前で呼ぶのは面倒なので,出前講義と言っています.
早い話が(全然早くない!),大学の講義の様子とか専門分野の動向とかについて,面白おかしくお話をして,こちらの大学に目を向けてもらおうという,営業活動ですな.

地方の高校生は本当に純朴で,素直で,気持ちいいです.
こちらが予想したところで受けてくれる.
でも,なぜか入学希望者は増えないんだなあ[m:56]

今日の本題は,出前講義ではなくて,その高校へのアクセスに使ったローカル線のお話.

「肥薩オレンジ鉄道」っていうんですけどね.
九州新幹線が,新八代から鹿児島中央まで部分開業したことに伴い,いわゆる在来線の箇所が,JR九州から切り離され,第三セクターの「肥薩オレンジ鉄道」として再出発したのです.

しかし,なぜJR九州が手放したかというと,「儲かる見込みがない」からなんですよね.

それを第三セクターにしたからといって,赤が黒になるわけではない.

で,発見した写真が,この「肥薩オレンジ鉄道」の車内広告です.
どう思います?

常識的には(東京や大阪では)考えられない広告ですよね.

私も,見た瞬間は,「企業としてのプライドは無いのかい?と」思いました.でも,すぐに気が変わりました.
沿線の状況を見てきたからです.
車窓からの景色は,過疎を絵に描いたような寒村ばかり...この中で,利益を出せと言う方が無理でしょう.

JRを責めることもできないですよね.
JR九州自身,赤字に苦しんでいるわけですから,新幹線や主要な黒字区間を確保して,それ以外は手放したい気持ちも理解できる.

思うんですが,こういう所こそ,官が手を差し伸べるべきなのではないでしょうかね?
こういう儲からない路線,しかし地域の住民にとっては重要な生活インフラの一つである路線こそ,税金で営業すべきという気がします.
税金の使い方が間違っているとしか思えない.

新聞紙上で,小学生の全国学力テストの話題が出ているようですが,どの県の学力が上か下かをそんなに知りたいでしょうか?
あの結果が,77億円もかける価値のある情報でしょうか?
そんなお金があったら,こういう公共サービスにきちんと税金を使ってほしいですね.

機内での出来事

2007年10月20日 13時54分59秒 | 日記
昨日,東京に日帰り出張してきました.
熊本から東京に「日帰り」出張する時,苦労するのは帰りの最終便が,やたら早いと言うことです.
一番遅いJALでも,19時05分羽田発なので,今日のように早稲田大学で学会の研究会とかいうと,頑張っても5時までがリミットです.
でも,今日の研究会は6時過ぎまで予定がビッシリ.
さあ,こんな時どうする?
しかたなく,都内で一泊するか...
でも,もし土曜に熊本で用事があって,どうしても今夜中に帰りたいとしたら?
今日私が採用した方法は,こうです.
最終便が遅い福岡便を使うのです.

帰りの行程はこんな感じ
18:15 早稲田大学理工学部出発
18:30 高田馬場からJR山手線に
17:30 品川経由京浜急行で羽田空港着
20:05 羽田発福岡往きスカイマーク便に搭乗
22:00 (ちょっと遅れて)福岡空港着
22:20 福岡空港発熊本行き高速バスに乗車
24:20 熊本着

往きは,9:00熊本発羽田行きANA便でした.
ということで,さっき家に帰ってきました.
ふう,長い一日でした.

ところで,今日は往きも帰りも,機内でいろんな事がありました.

まず,往きの機内にて.
[出来事その1]:搭乗直後,近くの客席で,携帯でしゃべるおばさん発見.これまずいよね.最近も携帯の電波で,管制塔と交信不能になって離陸できなかった事件があったばかりだし.
CA嬢が飛んできて,通話を止めさせましたが,このおばさんどういう神経しているのかな?
どうやら,同じ飛行機に乗るはずだった友達が,時間になっても来ないので,その人に電話していたみたい.
ロビーでしろよ!
[出来事その2]:離陸直後,シートベルト着用のサインがまだ点いているのに,トイレに行こうとするおばさん発見.
これまた,CA嬢が,席に戻るよう指示していましたが,おばさんは,「え~!」と,不満たらたらで席に戻りました.
お漏らししなかったのかな?
[出来事その3]:ANAでは地上の景色をモニターに映してくれます.
上空にいる時は真下を映し,着陸直前に,前方の映像に切り替えてくれるのですよ.
ところが,今日に限って,真下向きのカメラから前方向きカメラへの切り替えを忘れちゃったみたいなんです.
だから,モニター上には,地上つまり滑走路がグングン迫ってきて,あ~~ぶつかるって感じでした.
滑走路の白線が,軽くバウンドして,高速で流れていきます.
始めてみる映像...

そして,帰りの便では...
[出来事その4]帰りの機内にて.私のとなりが若い女性だったのです.年のころは25歳くらいかな?
帰りは気流のせいで,かなり飛行機が揺れたのですよ.
で,その女性が,酔ってしまったのです.
着陸30分くらい前には,吐きそうな雰囲気が漂っていました.
このまま,事態が進展すると,私にも被害がおよぶかも...
で,嘔吐用のパック用紙がありますよね,あれをすばやくセットしてあげたり,ポケットティッシュペーパーをあげたり,あれこれお世話することになってしまったのです.
乗り物酔いの苦しさは私もよく知っているので,かわいそうになって,介抱してさしあげました.

誰ですか,そこのあなた.下心があったと思っているでしょう!
とんでも...その通りです.

いやいや,実際は,こちらも焦ってますから,なんとかその女性が悲惨な状況にならないように,気を使ってしまいました.
まわりの,乗客は知らぬふりを決め込んでます.
必死のお手伝いのかいがあってか,なんとか衣服などを汚すことなく,無事に着陸できました.

着陸後,その女性がにっこりと笑顔でお礼を言ってくれた時は,ほっとしました.

日帰り東京出張ってだけで,結構疲れる一日でしたが,さらに機内でこんなにいろんなことが重なってしまった,信じられない一日でした.

本格的秋到来

2007年10月17日 12時45分40秒 | 日記
道行く女子高生の制服も冬服に変わって,季節の移ろいを実感します.

ようやく,ホントにようやく熊本にも秋がやってきました.
今朝の最低気温は14度C.
ひんやりして,チャリ通勤にはやや寒いくらいですが,こぎ続けていると体が暖まって,気持ちいいです.

熊本の秋は短くて,あっという間に冬になります.
熊本の冬は超厳しくて,1月から2月は連日マイナス3度Cくらいになります.
夏に36度の日が続くのと同じで,熊本人の粘り強い性格形成に寄与します(?)

ま,とにかく,短いながらも快適な秋のチャリ通勤を楽しむことにしましょう.
もちろん,女子高生ばかり見てるわけじゃないですよ.

ちゃんと,OLさんも見てます.

「ニッポン樫鳥の謎」エラリークイーン

2007年10月14日 20時49分24秒 | 読書
ニッポン樫鳥の謎
エラリークイーンの国名シリーズの1冊ですが,日本が冠せられているにも関わらず未読でした.
大学の図書館でたまたま手にとって,読んでみようという気になった次第.
いわゆる密室殺人なのですが,その密室に一人だけ取り残された若い女性がいたことから,当然ながら,その女性に容疑がかかります.
つまり,その女性にしか殺人は起こせない状況ができ上がってたわけですね.
これをエラリークイーン探偵が救うというストーリー.

被害者も女性(女流作家)ですが,大変な日本贔屓で,家具・調度が全て日本からの取り寄せ品というところが変わっています.
昔日本に住んでいたし,父親は東京帝国大学教授まで勤めた事があるというわけ.

トリックも,その裏に隠れた真の犯人も,エラリークイーンならでの複雑精緻なもので,推理小説ファンを満足させてくれるものだと思いますが,殺された女流作家の召使が日本人の老婆なんですが,名前が「キヌメ」っていうんですよ.
そんな名前,昔あったのかなあ?

あと,訳がいまひとつでした.
意味は充分通じるのですが,表現がちょっと日本語として自然さに欠ける気がしました.
訳も,「china town(中華街)」(想像ですが)を「シナ町」と訳していて,首を傾げたくなることが何度か.

ただ,全体としてはとても面白くて充分満足しました.

想定外のアセンブラ実験

2007年10月12日 21時56分13秒 | 日記
今日,ワンチップマイコンの組み込みソフトを作る実験があって,学生のPCにデバッガーのインストールをさせたんですよ.
自宅で宿題ができるように,学生個人のノートPCを持参させてインストールさせました.
フリーソフトなので,問題ないだろうということでね.

もちろん,手持ちの複数台のPCで事前にインストールして,うまく行くことを確かめておきました.

し,しかし,いざ学生にやらせると,なぜかNECのPCだけは,うまくデバッガーが動かないのです.
動かないというより,アイコンをダブルクリックしても一瞬だけタイトル画面が出て,あとは,強制終了のようになって,デスクトップに戻ってしまうのです.
不思議なことにNECのパソコンだけそうなります,
パナソニックレッツノートや富士通FMVはOKなのに.

いろいろやってみましたが,時間ばかりかかるので,結局NECを持っている学生にはあきらめてもらい,後日何とかする約束をしました.

やれやれ,デバッガーのデバッグをやらされてしまった.

NECの◆?;a*@er;a,e9;a め(放送禁止用語).

この実験は今年が最初なのです.
だから,いろいろと予期せぬアクシデントが起こります.

時間がすごくかかるだろうなと思ったところがあっという間に終わったり,その逆だったり,いやはや慣れぬ事は難しい.

バリうま!馬肉料理

2007年10月11日 21時53分47秒 | 日記

今日,大学の事務部門の方達との懇親会でした.

行ったお店は,熊本城とホテル日航の中間くらいのところにある,馬肉料理専門店「菅乃屋(すがのや)」.
熊本ではかなり有名なお店らしい.
でも私は初めて.

美味しかったで~す.
写真は馬刺しですが,やわらかくてあぶらがのっていて...
球磨焼酎と,ドンピシャリと合います.

馬肉のフルコースなのですが,ステーキ,天ぷら,お吸い物等など,手を変え品を変え馬肉が出てきます.

そう聞くと,飽きてしまうのでは?とお思いかもしれませんが,全然!
一品ごとに趣向も味付けも全く違うので最後の「馬肉の寿司」まで,全品堪能しました.

熊本においでの際は一度お試しあれ.

ドトール下通り南店 最後の日

2007年10月09日 18時09分01秒 | 日記

9月30日の日記でご紹介したように,昨日が,ドトール熊本下通り南店の閉店の日でした.

最後ですので,今までに注文したことのないものを,ということで,写真の「よもぎと小豆のふわふわケーキ」をいただきました.
思ったより上品,あっさりした食感で,コーヒーとよく合いました.
ちなみに,トレーの向こうにあるのは,今読んでいる小説,エラリークイーンの「ニッポン樫鳥の謎」.

前の職場を辞め,大学という全く違う環境に来て以来,この5年半の間,ここでコーヒーを飲みながら,小説を読んだり,あれこれ悩んだり,決心したり,落ち込んだり,やる気を奮い立たせたりしました.

そういう意味で,なんとも複雑な気持ちです.
繁華街の一等地にある店なのでいつも混んでいたし,意外な閉店でしたが,まあいろいろと事情があるのでしょう.

跡地に何ができるか興味あるところです.

次の考えスペースを探さなくては.

「また会いましょう」古田敦也兼任監督引退

2007年10月08日 18時18分14秒 | 野球
古田復帰約束「また会いましょう」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=311901&media_id=8

ついに野球界の頭脳,スワローズ兼任監督古田敦也選手が引退しました.
長年のツバメファンとしては,感慨深いものがあります.
目頭が熱くなる昨夜の引退セレモニーでした.

プロ野球というのはもちろん,実力の世界,だめになれば捨てられる.
だから,みんなが「自分のことだけで」精一杯のはず.
人のことなんか考えていたら,自分が蹴落とされる,そんな世界です.

しかし,古田さんは自分のことよりむしろ,プロ野球,いやスポーツ界全体のことを考えて,皆が幸せになれるように,死力を尽くして戦った,そんな18年間だったように思います.

もし,彼が自分の成績のことだけ考えて,選手会長や兼任監督などやらなければ,あと数年は現役選手として,何億もの年収を稼ぐことができたでしょう.

選手会長なんて損な役回りです.
何事も無くて当たり前,何かあったら,選手側からも経営側からも非難を浴びる立場ですからね.

しかし,結果的には,選手会からは,球団を潰さずに済んだことで感謝され,経営側からは,リーダーシップと判断力の確かさを評価され,あんな人材が,わが社経営陣にも欲しいと言わせた.

挙句の果ては某M主党から次期衆議院に立候補してほしいという打診まで...

選手としての晩年は故障に次ぐ故障でほとんど実力を出せませんでしたが,想像するに,治療や十分な休養が必要なときに,公務に追い回されて,体をケアできなかったことが大きく影響していると思われます.

「自分の成績のことだけ考えていれば,あと数年は現役選手として...」と思うのはそういう理由からです.

結果的に公務のために選手生命を縮めてしまったことになりますが,彼はそれに勝るとも劣らぬ大きなものを得たことも事実です.

自分の身を粉にして働く姿勢は,きっと誰かが見ている,いや,皆が見ているわけで,彼に対する信頼感,親しみ,尊敬の念,これらが,彼のこれからの財産になることは間違いないと信じます.

古田敦也さん,こちらこそ,「また,会いましょう」

沢尻エリカは出る杭?

2007年10月03日 23時34分06秒 | 日記
沢尻エリカさん,いろいろと話題の種を振りまいているようで.
舞台挨拶での態度はかなり叩かれたようです.

確かに,感想を聞かれて,「別に」では,同席した監督や共演者にも失礼ですし,コメントにもならないですものね.

あのキャラクター自体は貴重なものだと思うので,それを活かしつつ,同時に,相手に失礼にならないように,最低限の礼儀を守るというところまでできれば,本物の女優さんになれるんでしょうね.

さすがに,その後,自身のホームページで謝罪しちゃってますね.

やはり,日本では出る杭は打たれるんですね.
芸能界でほされては,女優としてやっていけないので,仕方なしに(?)謝罪したのでしょうか.

謝罪させる方も,謝罪する方も,日本的だなあ,って感じですね.
ちょっと寂しい...かな?