今日から月曜まで,かみさんが1人で神奈川に帰省します.
実は,放置しているボロ家(以前私らが住んでいたが今は空家)を整理,売却するための準備が主な目的です.
こういう,"難しい"仕事は私はからきしダメでして,かみさんの実行力に頼るしかないのが悲しい(TT)
難題をかみさんに頼んだ手前,こちらも遊んではいられないので,娘の朝食と夕食の準備という課題を引き受けてます.
かみさんから,1回だけならホカ弁でも外食でもいいよと言われているので,それは最終日に取っておくとして,今夜と明日の夜は何か作る予定です.
一応,今夜は冷凍食品でチンして作れるおかずに,あとはトマトとかオクラとかのサラダを,明日はカレーにしようかなと思ってます.
野菜は冷蔵庫に山ほどあるので,適当に切って盛り付ければ,栄養も偏らなくていいかなと.
実は,放置しているボロ家(以前私らが住んでいたが今は空家)を整理,売却するための準備が主な目的です.
こういう,"難しい"仕事は私はからきしダメでして,かみさんの実行力に頼るしかないのが悲しい(TT)
難題をかみさんに頼んだ手前,こちらも遊んではいられないので,娘の朝食と夕食の準備という課題を引き受けてます.
かみさんから,1回だけならホカ弁でも外食でもいいよと言われているので,それは最終日に取っておくとして,今夜と明日の夜は何か作る予定です.
一応,今夜は冷凍食品でチンして作れるおかずに,あとはトマトとかオクラとかのサラダを,明日はカレーにしようかなと思ってます.
野菜は冷蔵庫に山ほどあるので,適当に切って盛り付ければ,栄養も偏らなくていいかなと.
「沈黙の町で」奥田英朗
ある中学で2年生の男子生徒がテニス部の部室横の木の上から落ち,頭を打って死亡した.
自殺か事故か殺人か?
捜査が進むうち,その中学生がいじめに合っていたことが判明するが,いじめと死亡との関連も判然としない中,殺人の可能性があるということで,地元警察はいじめの首謀者である4人組を別件で逮捕する.
事件が起きてから,真相がわかるまでの展開と,過去において皆が仲良く中学生活をエンジョイしている状況から,徐々に人間関係が壊れ,事件に至るまでの展開が2次元的に並行して(交互に)描写される.
中学生の人間関係は想像以上に複雑で,仲間を裏切ることは決してしないという妙な正義感や,言葉で表現することの下手さ稚拙さが相まって,捜査は難航する.
そこに奥田さん独特の「変な人」が絡んできて,話をややこしくする.
変な人というのは,加害者側の弁護士だったり,被害者側の叔父さんだったりするのだが,変な人の描き方は「空中ブランコ」や「インザプール」で証明された奥田作品の真骨頂ですな.
しかし,何と言っても,被害者,加害者側双方の母親の心情を吐露するくだりが迫力十分で,読んでいるこちらも胸が痛くなる.
最後は真相は解明されますが,物語的にはもう少し,エピローグが欲しかったなあと思いました.
ある中学で2年生の男子生徒がテニス部の部室横の木の上から落ち,頭を打って死亡した.
自殺か事故か殺人か?
捜査が進むうち,その中学生がいじめに合っていたことが判明するが,いじめと死亡との関連も判然としない中,殺人の可能性があるということで,地元警察はいじめの首謀者である4人組を別件で逮捕する.
事件が起きてから,真相がわかるまでの展開と,過去において皆が仲良く中学生活をエンジョイしている状況から,徐々に人間関係が壊れ,事件に至るまでの展開が2次元的に並行して(交互に)描写される.
中学生の人間関係は想像以上に複雑で,仲間を裏切ることは決してしないという妙な正義感や,言葉で表現することの下手さ稚拙さが相まって,捜査は難航する.
そこに奥田さん独特の「変な人」が絡んできて,話をややこしくする.
変な人というのは,加害者側の弁護士だったり,被害者側の叔父さんだったりするのだが,変な人の描き方は「空中ブランコ」や「インザプール」で証明された奥田作品の真骨頂ですな.
しかし,何と言っても,被害者,加害者側双方の母親の心情を吐露するくだりが迫力十分で,読んでいるこちらも胸が痛くなる.
最後は真相は解明されますが,物語的にはもう少し,エピローグが欲しかったなあと思いました.
熊本で決めきれなかったダイニングテーブルを決めるために、博多の「カリモク」ショールームに行ってきました。
いやあ、行ってよかった。
想像以上の選択肢があり、色、形、材質だけでなく、床の色との相性もあって、いろいろと考える要素があります。
しかし、あれこれ時間をかけて考えて見比べると段々と自分の欲しいものが見えてくる。
不思議なものです。
また、椅子も単なる付属品でなく、商品ごとに座りごごちが違うので選択に苦労します。
デザイン的にマッチするのを選ぶと、座りごごちが悪かったりして、なかなか決まらない。
結局3時間くらいかかりました。
いやあ、行ってよかった。
想像以上の選択肢があり、色、形、材質だけでなく、床の色との相性もあって、いろいろと考える要素があります。
しかし、あれこれ時間をかけて考えて見比べると段々と自分の欲しいものが見えてくる。
不思議なものです。
また、椅子も単なる付属品でなく、商品ごとに座りごごちが違うので選択に苦労します。
デザイン的にマッチするのを選ぶと、座りごごちが悪かったりして、なかなか決まらない。
結局3時間くらいかかりました。
一昨日は車で出勤しました。
19時前に帰宅した時、夕焼けがとても綺麗でしたので、車を止めてパチリ。
植木付近の丘の上でした。
見てお分かりのように、夕焼けそのものではなくて、夕焼けの色が南側の入道雲に映っているのです。
ちょっと変わった景色となりましたが、綺麗は綺麗。
19時前に帰宅した時、夕焼けがとても綺麗でしたので、車を止めてパチリ。
植木付近の丘の上でした。
見てお分かりのように、夕焼けそのものではなくて、夕焼けの色が南側の入道雲に映っているのです。
ちょっと変わった景色となりましたが、綺麗は綺麗。
望遠ズーム付きカメラを買って以来,月の写真をよく載せているが,一番難しいのは「満月」です.
満月は太陽が真正面から当たるので,クレーターの淵の部分の影が全く見えないので,濃淡だけののっぺりした写真になってしまう.
一方,この写真のように半月や三日月の場合,太陽の光が当たる部分と当たらない部分の境界付近のクレータは,くっきりと淵の影が写り,非常に陰影に富んだ立体的な写真になる.
というわけで,満月は避け,半月や三日月ばかり撮っています.
何度とっても毎回表情が違うのです.
面白いですね.
玉名に引っ越しした際、家具を買いに行く時間がなくて、リビングはガランとしてます。
2か月経ち、段ボールも片付き、少し余裕ができたので、ボチボチ家具を揃えようと思っています。
今日はかみさんと菊陽の家具YAへ。
いやあ、いろいろありますね。
目移りしちやつて決められないです!
最近の家具はセミオーダー型が増えてきていて、テーブルにしても、天板、足、椅子などをオーダーできる。
でも、実際は組み合わせた結果を直接目で見なくてはなかなか判断できないというのが実際のところ。
で、店主さんが進めてくれたのは、写真にある「カリモク」の福岡展示場でいろんな組み合わせの家具を見てくることだそう。
巨大な展示場なので必ず気に入る組み合わせがあるとのこと。
来週の土曜あたりに福岡まで行って来ようということになりました。
「みんなの秘密」林真理子
去年読んだ「下流の宴」以来の林真理子さん
誰にでも秘密がある、というのは使い古された表現だろうが、この短編小説集を読むと、秘密という言葉が、生き生きと踊り出して来る気がするから不思議だ。
林真理子さんの描く秘密は、もちろん男女の間の秘密が主体だが、それは、男女の機微というより、男女の「エゴ」がむき出しになったものだ。
だからこそ面白い。
短編小説集だが、第1話の主人公の不倫相手が第2話の主役となり、第2話の別の相手役が第3話の主役となるというように、順々に登場人物が入れ替わっていく手法をとっている。
こういうテクニックを用いることで「誰もが秘密をもっている」感が増強される効果があることは間違いない。
それにしても林真理子さんの小説はとにかく面白い。
「この面白さは何だ?」って思えるほど面白い。
人間のエゴを文章化することが天才的に上手いのだと思う。
もう一つ驚くのは、女性である林さんが、なぜこんなに男性の心理と「生理」がわかるのか?
特に男性の下半身の機能とそれに纏わる心理状態の描写は、とても女性が書いたものとは思えないくらいリアルである。
「男性の生理と心理」を学びたい女性にとって、大変良い参考書になるだろう。
人類、皆、秘密持ち!
去年読んだ「下流の宴」以来の林真理子さん
誰にでも秘密がある、というのは使い古された表現だろうが、この短編小説集を読むと、秘密という言葉が、生き生きと踊り出して来る気がするから不思議だ。
林真理子さんの描く秘密は、もちろん男女の間の秘密が主体だが、それは、男女の機微というより、男女の「エゴ」がむき出しになったものだ。
だからこそ面白い。
短編小説集だが、第1話の主人公の不倫相手が第2話の主役となり、第2話の別の相手役が第3話の主役となるというように、順々に登場人物が入れ替わっていく手法をとっている。
こういうテクニックを用いることで「誰もが秘密をもっている」感が増強される効果があることは間違いない。
それにしても林真理子さんの小説はとにかく面白い。
「この面白さは何だ?」って思えるほど面白い。
人間のエゴを文章化することが天才的に上手いのだと思う。
もう一つ驚くのは、女性である林さんが、なぜこんなに男性の心理と「生理」がわかるのか?
特に男性の下半身の機能とそれに纏わる心理状態の描写は、とても女性が書いたものとは思えないくらいリアルである。
「男性の生理と心理」を学びたい女性にとって、大変良い参考書になるだろう。
人類、皆、秘密持ち!
「コンラッド・ハーストの正体」ケヴィン ウィグノール著 松本剛史訳
ストーリーより雰囲気や心理描写で読ませるミステリーですね.
殺人の箇所が,意外なほど淡白に書いてあるのが,逆にショッキングさを際立たせているようです.
たぶん,99.99%くらいの人は生まれてから死ぬまで殺人とは縁のない人生を送るわけですが,主人公コンラッドハーストのように,「戦争」に巻き込まれた人にとっては,人が人を殺すということが日常に組み込まれてしまう.
戦争の悲劇に加え,最愛の彼女を敵の爆撃で失ってしまうという事件が人生を狂わせるきっかけとなる.
そんな生活の中では,全員ではないが,何割かの人は精神の病にかかってしまう.
これは本人のせいではなく,与えられた環境や世の中のせいだということだ.
主人公のコンラッドもその一人.
彼の場合は,その結果,暗殺者という職業に身を置くことで,心の平衡を保とうとした.
本来なら,病院で治療すべきところだ.
その後10年間の殺人者生活を送るが,あるきっかけで自分の仕事が嫌になり,「一般人」に戻る決心をする.
しかし,そのためには彼の正体を知る4人の関係者を始末する必要があった.
というところから,物語が始まるのですが,結構先が読めなくて,最後まで一気に行っちゃいました.
面白かったですね.
結末は賛否両論ありそうかな?
職場のある方の紹介で知った本です.
ストーリーより雰囲気や心理描写で読ませるミステリーですね.
殺人の箇所が,意外なほど淡白に書いてあるのが,逆にショッキングさを際立たせているようです.
たぶん,99.99%くらいの人は生まれてから死ぬまで殺人とは縁のない人生を送るわけですが,主人公コンラッドハーストのように,「戦争」に巻き込まれた人にとっては,人が人を殺すということが日常に組み込まれてしまう.
戦争の悲劇に加え,最愛の彼女を敵の爆撃で失ってしまうという事件が人生を狂わせるきっかけとなる.
そんな生活の中では,全員ではないが,何割かの人は精神の病にかかってしまう.
これは本人のせいではなく,与えられた環境や世の中のせいだということだ.
主人公のコンラッドもその一人.
彼の場合は,その結果,暗殺者という職業に身を置くことで,心の平衡を保とうとした.
本来なら,病院で治療すべきところだ.
その後10年間の殺人者生活を送るが,あるきっかけで自分の仕事が嫌になり,「一般人」に戻る決心をする.
しかし,そのためには彼の正体を知る4人の関係者を始末する必要があった.
というところから,物語が始まるのですが,結構先が読めなくて,最後まで一気に行っちゃいました.
面白かったですね.
結末は賛否両論ありそうかな?
職場のある方の紹介で知った本です.