書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

「ワタクシハ」羽田圭介

2012年06月25日 23時46分54秒 | 読書
「ワタクシハ」羽田圭介




これは小説なのかな?

余りの退屈さに読み進めるのが苦痛だったのです.

途中で3回くらい放り出そうと思った.

でも,時々ハッとする警句や,刺激的なシーンが出てきて止めるに止められなくなり,結局最後まで読んじゃった.

基本,就活がテーマです.

ただ,石田衣良さんの「シューカツ」のように真正面から就職活動のプロセスを捕らえていなくて,むしろ就活を通した生き方の模索をする若者の生態を捉えた小説の趣きです.

就活が目的で無いので,結果的に就活に対する主人公の必死さは全く感じられない.

現実問題として就活が決まらずに焦っている学生が読んだら,イライラするに違いない.

たぶん最後まで読めないと思うね.腹が立って.

本来若者が持つ就活の動機,例えば,「世の中に出てひとかどの人物になりたい」とか,「親を安心させるために安定した収入を得たい」とか,「彼女と結婚するために身を固めたい」とかいろいろあるじゃないですか?

理系人間だったら,自分が研究開発した新商品を世の中に出したいとか,偉大な発明をしたいとかね.

これらのどれかだったら,ドラマになるし,物語にもなる,感動も呼びうる.

しかし,この小説に出てくる若者は,なぜ就職したいの?ってのが全然伝わってこない.

ただ,大手だから,安定しているから,有名企業だから...

登場人物が皆疲れている.読んでいてこちらの神経が病んでくる.

久しぶりに人に勧めたくない本に出会ってしまった.

こんな本,大学の図書館に置かないで欲しいな.

などと八つ当たりしたくなる本.

貞子がバス停に

2012年06月21日 15時38分53秒 | 映画・DVD
これは怖いね


人気のないバス停でこの広告見てバスを待つのはいやですね.

さて,ホラー映画もいろいろありますが,邦画と洋画では怖さの質がかなり違う.

邦画ではホラーと言えば幽霊.つまり死者の魂とか怨念とかが主題となりますが,洋画ではモンスターつまり実体のある人間の敵として描かれる.

「エイリアン」とか「遊星からの物体X」とか.

「遊星からの物体X」は現代はそのものずばり「The Thing」
モノです.監督はあのジョンカーペンター.

この作品は,エイリアンほどヒットしませんでしたが,日本でもアメリカでもホラーとしての質の高さやそれまでにない斬新なアイデアに基づくSFXで熱狂的なファンがいるようです.

このThe Thing は1982年の公開ですが,私もごく最近知ったのですが,昨年つまり2011年にアメリカで続編(というかリメイクというか)が公開されています.

偶然YouTubeで見つけて通しで見ましたが,これもなかなかの出来のよう.
ストーリーとしては,後日談の逆,この続編のエンディングが第1作の「物体X」の導入部となっている,という設定.

ただ,日本では未公開ですし,その予定もないようです.

日本ではヒットしないと判断したか,それとも内容があまりにグロだからか?

モチベーション

2012年06月16日 22時00分19秒 | 日記
同じ授業を受けても,すごく前向きに努力する学生と,そうでない学生がいるのはなぜか?

人はどんな時に頑張れるのか?

自分で自分の頑張り力を引き出すことはできるのか?
それともそれは不可能であり,あくまで偶然や成り行きなどの環境が揃わなければ頑張り力は出て来ないのか?

これらの問題は私が教師になって以来ずっと考えてきているテーマです.

やる気は単なる偶然だとすると,頑張り力はもっとランダムにいろんな学生に出現してもよいと思うが,結果はそうでない.

特定の学生にしかそのやる気は見られないわけね.

(ここだけの話だが大学の教授の先生方にも同様の現象が見られる.)

つまり,頑張る力,前向きな姿勢は,一種の性格であり,走るのが好き,暗記が得意,などと同様に,「頑張るのが好き」「前向きな考え方が好き」という性向のようなものと言って大きな間違いはないだろう.

しかし,単に生まれ持った性格と言うことになれば我々の教員の努力は空しいわけで,所詮勝負がついてしまったものに無駄な努力を費やしていることになる.

でもそれはないだろうというのが私の見解だ.

というのは,前向きで明るい教員の研究室に配属された学生はやはり前向きの考えを持つようになる例はいくらでもあるからだ.

つまり,「やる気」や「前向きな考え方」は教えることができるということになる.

それは我々教員にとって福音ではあるが,逆にそれは教員自身が「前向きで明るい性格」を持っていなければならないということになる.これはかなりのプレッシャーになりうる.

必ずしも楽しいことばかりではない教員の人生で,「前向きで明るい性格」でなければ学生が育たないということになると,ちょっときついよね.

たまには,不機嫌になることもあるし,誰かに八つ当たりしたくなることもある.

それをグッとこらえて,「前向きで明るい性格」を演じ切る自信は私にはない.

それに無理をして「前向きで明るい性格」を演じても所詮演技は破綻するよね.

結局,素の自分をぶつけるしかない.

素の自分が前向きでないなら,それは事実で仕方ない.

ただ,前向きかどうかは別にして,一生懸命頑張っていれば,そう変なことにはならないってことぐらいは教えられるかもしれない.

それにしても,今年の私の研究室の学生は皆素晴らしい.

素直だし,努力を惜しまない.

きちんとやるべきことをやるという地道な努力家がそろった.

教員にとって,本当にありがたい状況といえるかもしれない.

卒研生諸君,感謝してるよ!

今日の熊本城と新幹線

2012年06月07日 17時59分53秒 | 日記
今日の新幹線と熊本城.




やや曇り.
このシャッターチャンスを得るためには大分待たないといけないので,動画で撮影しておきました.

約20分後に撮影を停止し,後で静止画にしました.

動画を静止画にするとどうしても動いているもの(つまり新幹線)がピンボケになってしまう.

そこが残念...

私の研究室から撮影したんですが,熊本城と新幹線が同時に見れるって,ちょっといいでしょう?

確かに「ぎゅっと」でした.

2012年06月06日 07時45分00秒 | 日記
ローソンのおうちカフェーコーナーは僕のお気に入りです.

このコーナーの新商品はだいたいチェックしてます.

今日はこれ.

「ぎゅっとクリームチーズ」に続くぎゅっとシリーズのショコラバージョン.



東京だともっと早く発売されているのかなあ?

熊本では今日初めて見ました.

早速お試し...

チョコレートはレアーとベイクドの中間かなあ?ややレアーに近い感じです.
甘すぎないのでかなり満足.

底の部分がタルトになっています.

チョコレートケーキだけより,飽きが来なくて良いですね.

何と言っても130円というコストパフォーマンスはすごい!

iPadが当たった!

2012年06月04日 21時33分11秒 | 日記
先月学会(研究会)のついでに,東京ビッグサイトで教育ITソリューションEXPOを見学した時,どこかのブースでアンケートに答えたのですが,そのアンケートがiPadやパソコンなどが当たる抽選にもなっていたというしだい.

僕自身抽選を兼ねているとは全く知らなかったので,先週,「当選されました」という興奮気味の電話があったときは,新手の勧誘かと思って,「間に合ってます」と言って電話を切るところでした.(切らなくてよかった)

相手の「決して怪しいものではありません」という言葉に負けて,少し話を聞いてみるとマンションや英会話の勧誘ではなさそう.
振り込め詐欺でもない.

もし本物なら,私の名刺が渡っているはずだから,名刺の住所に送ってください,と言って電話を切ったのです.

そうしたら,届きました.本物のiPadが!!



もちろん,iPadは写真の一番左.

真ん中はもともと持っているギャラクシーTab.

右は超ガラケーのP901

当たったのはiPadの端末だけですので,ネット環境は自己解決しなくてはなりません.

今,自宅はWiMaxですので,ちょうどよくWiFi接続できます.

結局,iPadはかみさんが台所でレシピを検索したり,地図を見たりしている.

まあ,僕はギャラクシーTabがあるので特にiPadを必要としているわけではないのでいいんですがね.

かみさんへの臨時プレゼントみたいな位置付けになり,まあよかったかなと思っています.

初めての「押上」

2012年06月02日 23時54分48秒 | 日記


2週間ほど前のことになってしまいましたが,東京に行った際,東京スカイツリーの写真を撮りました.

開業の直前だったのですが,それでも大勢の観光客で溢れていました.

押上で降車したのも初めてのこと.

まじかで見るとやはり迫力がありますね.

完璧なおのぼりさん状態で見物してきました.