書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

忘年会

2007年11月30日 21時55分15秒 | 日記
昨日は大学の学部の忘年会でした.
ちょっと早めですけどね.

一次会は熊本のKホテル.
一次会にしては珍しくカラオケがありました.
いろいろな先生とお話をしたかったので,カラオケはちょっとガッカリ.
まあいいか.
ニ次会はM先生の紹介で初めてのスナックI.
そのお店に古田監督の奥様の中井美穂さんに良く似たお嬢さんがいて,この方がとても会話が面白くて,楽しい時間を過ごせました.
ただ,残念なことに,その日はたまたまそのお店にお手伝いに来ただけで,普段は別のお仕事をしているとのことで,ちょっと残念.
三次会はいつもの4人組でよく行くスナックM.
このお店はフィリピン,中国などアジア諸国から出稼ぎに来ているお嬢さんが半数を占める,地元ではかなり有名なお店です.
この不景気な熊本で,いつ行っても満席に近い状態.
私はいつもM先生,T先生,I先生に連れられてこのお店に来ますが,なぜこのお店が繁盛するのか何となく分かる気がしています.

このお店のお嬢さん方は,自分の人生の目標や夢をしっかり持っているんですよ.
そのための資金作りや,勉強のためにこのお店で働いているということを公言します.
その爽やかさが気持ちいいのです.
前向きに生きている人と語り合うと元気をもらえます.

まあ,本来は,というか夜の商売ですから,けしからぬ目的でお店に通うお客も少なくは無いと思いますが,それだけで成り立っているお店はすぐにつぶれましょう.
このお店はオーナー兼店長が,ちゃんと目的意識をもった,まじめな女の子をきちんと面接で厳選しているふしがある.

いわゆるフィリピンパブとかキャバクラなどと,かなり雰囲気が違います.

お店の雰囲気が非常に落ち着いている.

皆,賢くてまじめなんです.
大学の留学生もいるようです.

流し目でお客を誘惑するタイプのおねえさまが独りもいない.
そういうおねえさまが目的の客は,そういうお店に行けばいいのです.
でも,ここは違う.

彼女らの夢を聞き,元気をもらいに行くのが目的なんですね.

ということで,かなり酩酊しながら,日付を大またで跨いで,元気に帰宅したcoollifeでした.

帰宅後はもちろん,黒酢をゴクリ.

悲しいさが

2007年11月28日 21時08分37秒 | 日記
この1週間,学会論文のためにかなり無理して頑張ってきました.
おかげさまで,ようやく今日原稿が出来上がって,速達で送ることができました.
今回発表する学会は最近流行の電子投稿をやっていなくて,カメラレディの紙の原稿を「郵送で」届けないといけないのです.
締切りが11月29日必着なので,実質は今日が締切りでした.
なんとか間に合ったという感じですね.

ただ,論文を書いたり,計算機を回してデータを出したりすることは,もともと好きなことなので,全然苦になりません.
つらいのは,いわゆる日常業務が滞ってしまい,大学のいろいろな雑事が,どんどん溜まっていくことなのです.
こちらはかなりのストレスになります.

雑用はたまると,気分が落ち込みます.いやでいやでたまらない気持ちになる.
それを避けるために,大事な仕事を後回しにして,雑用から片付けるようなクセが付いてしまっているんですよ.

自分は何を恐れているんだろうと,思ってしまいますね.

雑用をほっぽらかして,好きな仕事だけやっていたら,どうなるなかなあ?一度やってみましょうかね?
まあ,無理だな.
3日でねを上げそうです.つまり,雑用がたまるというストレスに耐えられるはずが無いからです.

悲しいなあ.性分なんですね.

でも,それが普通なのでしょうが...

ALWAYS 続三丁目の夕日

2007年11月28日 21時05分39秒 | 映画・DVD

4月にテレビで前作を見て,大感激した「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編を見てきました.
11月11日の日記で,さんざん悩んだ結果,やはりこの作品にしました.

これを選んでよかった.

前作をしのぐ出来だと思います.
物語の構成,脚本,キャスト,音楽,そして素晴らしいCGによる昭和30年代の東京の風景.どれをとっても,胸にびんびんと食い込んできます.

誰にでも安心して勧められる作品だと思います.

好きな人がいる人,大切にしたい家族がある人,大事にしたい思い出がある人,すべての人々に捧げる,人生の賛歌,という感じ.

エンディングタイトルの時に流れる主題歌「花の名」BUMP OF CHICKENの一節,「言いたいのになぜ言えないんだろう.言わないのになぜ伝わるのだろう」という歌詞がこの物語の全てを言い表しているような気がします.

前作では,茶川と淳之介のからみがツボだったのですが,続編では,小雪扮するヒロミと茶川の,お互いの想いと,諦めとすれ違いの後に,ヒロミが,芥川賞候補となった茶川の小説を,彼の元をさる電車の中で始めて読むシーン,
茶川の想いを,小説で初めて知ったヒロミ.
直接プロポーズさせるより,絶対泣ける展開です.
小道具を上手に使って,ある人の想いを表現するやり方ですね.
演出がうまいです,憎いほど.
もう,滂沱の涙ですよ.

映画館が暗いのを幸いに思い切り泣いてきました.

でも,大丈夫,恥ずかしくないです.なぜなら皆さん泣いてましたから.

この作品をみると,人生をとてもポジティブな気分で見つめることができるようになります.

生きているとつらいことは一杯あるけど,頑張っていれば,素晴らしいことも必ず起きるんだっていう力強いメッセージに溢れています.

体の疲れには,「黒酢」を,心の疲れには,「三丁目の夕日」を!

マスコミ批判

2007年11月17日 23時40分45秒 | 日記
今日はマスコミに対する不満を述べます.

守屋前次官の証言の中に,久間氏,額賀氏の名前が出たことで,一連の山田洋行の贈賄疑惑に,いい加減嫌気がさしてきた読者・視聴者も多いのじゃないでしょうか?
決して贈収賄事件を黙認しろと言うわけではありませんが,贈収賄は刑事事件であり,悪者は検察と裁判所が正しく裁いてくれるはずですから,そっちに任せてくださいといいたいわけです.
マスコミは判明した事実だけを,結果だけ報道してくれればいいと思うのは私だけでしょうか?

ああでもない,こうでもない,という途中のいい加減な情報を流して,いたずらに読者の貴重な時間をつぶさないで欲しい.
そして,まるで新聞社が裁判官のような顔をして容疑者を糾弾していることも気に入りません.
あなたの立場とは違うでしょうと言いたい.

そのくせ,本来,マスコミが果たすべき重要な役割,つまり,時事問題に関する正しい情報を国民に提供するという使命を放棄している.
防衛問題にしても,もし,このままインド洋での給油活動が停止したままだと,どうなるのか?国際関係に影響があるのか,ないのか?
米国以外の国々,例えば,ヨーロッパ,アジアの諸国はこの問題をどう捉えているのか,など,我々が,この問題を考えるために必要な情報や材料を,新聞社はいっさい提供していません.

新聞記事の内容は,一見政治問題ですが,結局,三面記事としての興味でしか書かれていない.
本当に大事な情報がごっそり抜けているのです.

もし,今総選挙をして民主党が政権をとったら,どうなるかというシミュレーションは,朝日新聞など真っ先にやるべき問題でしょう.
民主党が政権をとれば,まず憲法問題が党内で急浮上するでしょう.
旧社会党系の議員が憲法9条の改定に賛成すると思えないでしょうから,そうすると,当然,小沢さんと対立する.
結果的に,分裂し,旧自民党系の議員が離党して自民党に戻り,結局元の木阿弥,自民党50年一党支配時代に逆戻りです.
そういうシナリオは充分に考えられるわけですが,新聞はそういうシミュレーションは一切せず,相変わらず三面記事的スクープ争いしかしていないわけですね.
政治記者が皆,梨本状態になっているわけです.

そんな新聞ははっきり言って不要です.
駅売りのスポーツ新聞のとなりにでも並べとけばそれでいい.

月々何千円も取って宅配するなら,それにふさわしい情報(私が世の中の問題を考えるための材料となる情報)を提供して欲しいと,切に願っています.

自己紹介工場

2007年11月16日 21時36分08秒 | 日記
もりちえさんの日記で知った面白サイトです.
自己紹介工場

名前を入力すると,その人が自己紹介するひと言を教えてくれるのです.
私のニックネームだと...
「ちょっとそこまでなのにバッグがパンパンなcoollifeです。よろしく。」
と,出ました.
本名だと...
「意味も無く、上機嫌な***です。よろしく。」
うむっ...当たっているかも.

自分では気付かない自分の一面を知ることができるかも.

ちなみに,かみさんは...
「シャンプーとリンスのメーカーがそろったことがない○○○です。よろしく。」
ははは
大学生の長男は...
「チャンスに気付かない×××です。よろしく。」
気付けよ,わが息子.
11歳の長女は...
「父親と母親の顔が何故か似ている△△△です。よろしく。」

いったい,どんな家族や!

迷い

2007年11月12日 10時04分03秒 | 日記
思わせぶりな題名ですね.
たいした話じゃなくてすみません.
期待を裏切ることまちがいなし.

実は来週11月20日,21日に1泊で福岡に出張に行くのですが,21日の午前中が完全にフリーなんです.
平日の午前中なんて,友達と飲むのはおろか,おしゃべりもできないし...
そこで,福岡のキャナルシティあたりで映画を見ようと.

で,見たい映画が一杯あって,迷ってしまうのです.
とりあえず次の三本まで絞りました.

①ヘアスプレー
②ALWAYS 続・三丁目の夕日
③ボーンアルティメイタム

①,②は前から見たいと思っていて,チャンス到来って感じ.
しかし,③は,先週テレビで,「ボーンアイデンティティ」と「ボーンスプレマシー」を見て,気分が盛り上がってしまって,この勢いで③も見てしまいたいなあと...

ま,ゆっくり迷うとしましょう.

あ,「ブレイブワン」もいいなあ.

「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎

2007年11月11日 10時22分55秒 | 読書

小説に何を期待するかは人それぞれ.
私の場合は,非日常・突然・予想外・破壊と創造・アクション・危機一髪,という感じ.
何となく分かっていただけるでしょう?
「基本的にミステリが好き」という言い方をしますが,大体同じことを言っているわけです.

普通のサラリーマンしていれば,日常生活は,忙しい/暇の程度の違いはあっても,だいたい同じようなもの.

その日常生活を,紙の上だけでも,ぶっ壊してくれる何かを,小説に求めているわけですね.
本当の自分の生活を壊されるのは困りますからね.

伊坂幸太郎さんの小説は,今まで,「魔王」「死神の精度」「グラスホッパー」の三冊.
「死神の精度」と「グラスホッパー」は面白かったですね.最初に述べた条件をほぼ満たしていましたので.
でも,魔王は今ひとつでした.
政治という日常的なニュースソースとかぶる上,現実の政治家のイメージがちらついて,フィクションの世界にのめりこめないのでした.

そんな状態で読んだのが,この「フィッシュストーリー」.
う~ん.非日常・突然・予想外・破壊と創造は,OKですね.あるある.
でも,アクションと危機一髪がないなあ.
簡単にいうと,ドキドキがないということですね.

でも,こう書くと,私って単純なやつだなあ!
まあ,いいか,そう思っちゃったんだからしょうがない.
未読の人の参考にはならないです.
伊坂ファンの皆様,ごめんなさい.

出前講義のうれしいおみやげ

2007年11月10日 17時07分30秒 | 日記

先日,出前講義に行った際,ローカル線の赤字の話(10月25日分)を日記に書きましたが,この「出前講義」には,うれしい話もあるのです.
それは,その高校から「おみやげ」をいただく事.
ちょっとしたお茶菓子のことが多いのですが,中にはその土地の名物をいただく事があり,驚くやら感激するやら...
写真の左奥は,熊本では有名な,「七城メロン」
メロンドームという道の駅のようなところで買うことができますが,まさか出前講義のおみやげでもらえるとはビックリです.

ちゃんと予算化されていて,不正なお金ではないので安心して頂戴しました.

実はまだ食べていません.
4日後に一番美味しくなるといわれたのですが,来週の月曜がその日なのです.

手前と右側は,ある農業系の高校に行った時に,いただいたものですが,その高校の生徒達が授業の実習で作った缶詰のジャムです.

手作り感が,ビンのラベルのデザインにも現れていて微笑ましいですね.

あと,高校生達が本当に素朴で純真です.

出前講義に行くと,廊下ですれ違うと,「こんにちはっ!」と大きな声で挨拶されます.
最初はビックリしましたが,皆が挨拶してくれるので,すがすがしい気持ちで出前講義にかかれます.
もちろん,こちらからも挨拶するようにしています.

挨拶するという事が,こんなに気持ちのよいことなのかと,思い知らされる気がしますよ.

熊本は田舎ですが,こういうところに農業県特有の大らかさとか,暖かさが感じられて,ああ熊本で先生してて良かったなと,思います.

NHK総合「ためしてガッテン」

2007年11月07日 22時37分32秒 | 日記
今日のNHKの「ためしてガッテン」は面白かったですよ.
テーマは「一触即発,夫婦喧嘩,怒りの心理学」

怒りという感情は,れっきとした脳内物質の分泌による化学的現象とのこと.
これを心理学的に分析すれば,怒りを静める事ができるというもの.

夫婦喧嘩なんて,たいていつまらないことが原因です.
しかし,その時はそれがすごく重要なことに思えたり,相手がとてつもなくひどいことを言っているように感じてしまう,というのは皆さんご経験があるでしょう.

ホームページを見ていただくと,いろいろとそのサンプルが紹介されているので,詳しくはそちらに譲るとして,私が「なるほど」と,思ったのは,次のアドバイス.

相手を怒らせずに,自分の感情を上手に伝える方法です.

それは,...
「あなたは...」という言い方をやめて,「私は...」という言い方にするということ.

お分かりでしょうか?
つまり,「あなたは...」で始まる言い方は相手を非難するとか相手の欠点を並べたてることに通じるわけですな.

それに対して,「私は...」で始まる言い方は,自分の気持ちとか立場を相手に説明することになり,相手に理解を求める言い方に通じます.
人から非難されれば腹も立ちますが,相手が何かを説明しようと言うことなら,「聞いてやろうか」と思うでしょう.

なるほどと思いました.

主語は「私は」,これが夫婦けんかをしないこつですね.

女子高,初の訪問

2007年11月06日 22時41分21秒 | 日記
昨日,かみさんがギックリ腰をやってしまいましてね.
いえね,初めてじゃあないんですよ.
私が覚えているだけで,今回で三回目.
くせになるようですね.

ただ,最初の時ほどひどくはなさそうなので,一日休んで,家でゆっくりしてら,だいぶ良くなっていました.

かみさんは熊本市内のある高校で非常勤の教師をしていますが,今日は授業のある日だったので,ちょっと困ったことになったわけです.
そこで,こうしました.
まず,かみさんが自習用のプリントの原紙を作ります.
その原紙を私が出勤途中にその高校に届け,印刷と生徒への配布は高校の先生に任せるという手順.

で,ちょっとドギマギしたのが.....

その高校というのが,

女子高

なのです.

初めて足を踏み入れる,秘密の花園w

ドキドキ

でも,不審者と思われて,警察に通報されたらどうしよう!?

不安と期待?に包まれながら,花園の門をくぐると,そこは,
...
無人.
なぜ誰もいない?

あ,そうか,早すぎた...
まだ8時前だった.
朝錬なんてのは無いのかな?
ちょっとガッカリ.

幸い,事務室には当直の先生か事務員さんか分からないけど,おばさまがいて,その方にプリントを言付けて出勤したというしだい.

大学には8時半には着きましたが,すでに緊張でがっくり疲れていたのでした.

もうクリスマス?

2007年11月05日 20時36分23秒 | 日記

11月の声を聞いたと思ったら,熊本の街は早,クリスマス気分です.
写真は熊本の玄関,交通センターのメインゲートのイルミネーションです.
去年もこんな時期だったかなあ?
ちょっと早いような気もしますけど.
でも,やはりきれいですね.
私が見たのは昨日の午後7時ころでしたが,同じように携帯で写真を撮っている人が数人いました.

今年もあと2ヶ月.
ていうか,まだ2ヶ月もあるじゃんと思ってしまうのは私だけ?...
そろそろ,今年の重大ニュースとか,流行語大賞とかが話題になるのでしょうね.

年末のファミリースキーツアーはルスツに決定しました.
予約が取れてラッキーでした.
12月24日から3泊4日で行ってきます.
これを楽しみに,あと2ヶ月,頑張って仕事しましょ[m:4]

と,のんきな記事を書いていたら,民主党小沢代表が辞任というニュースが目に入りました.
連立をめぐって党内に混乱を生じさせた責任をとってのことらしい.
ふうむ...
潔いですね.
このやめ方は良いかもしれない.
小沢さん,ポイントを稼いだような気がします.

残念でした.小沢さん.

2007年11月04日 10時31分37秒 | 日記
注目の党首会談で,福田首相が小沢さんに連立参加を打診しましたね.

興味深いのは,小沢さんが即座に拒否せずに,一旦は党に持ち帰って協議したことです.

ここに小沢さんの心の揺れが読み取れますね.

本心は,連立でもいいから政権が欲しかったのではないでしょうか?

いくら参院で過半数を取っていても,所詮衆議院は自民党が3分の2を占めていて,参院で法案を決議しても,衆議院で否決されてしまい,結局法案は通りません.

本当は,自民党の支持率が最低になった,安倍さんの辞任直後に衆院解散に持ち込みたかったのでしょう.
けれどそれもできず,福田さんがじりじりと支持率を持ち直してきたことを考慮すると,今後衆院選挙に持ち込めても,民主党が過半数を取れる可能性は高くないでしょう.

このような状況で今後民主党が、いや小沢さんが政権をとれる場面はあまり想像できないような状況になりつつあります.

自衛隊の派遣も,世論調査では賛成の方が反対より多いので,今のままでは,民主党が自民党に嫌がらせをしているようにしか見えない.

このような状況で,ふってわいたのが,自民からの連立提案です.

小沢さんとしては,心動くものがあったでしょう.

まあ,しかし,あれだけ,自民との対立姿勢をとり,自民党の対立軸として先の参議院選挙に勝利しておきながら,連立にYESを出すのは,世論が許すはずがないですから,小沢さんとしては,目の前のニンジンをただ,じっと眺めるしかないという辛い立場におかれているわけですね.

お気の毒です,としか言いようがないです.

監督の「想い」

2007年11月02日 00時09分48秒 | 野球
日本シリーズの決着がつきましたね.

本シリーズで感じたのが,両監督の「想い」とチームの「勢い」.
チームの「勢い」の方は見ての通り.

今日の話は,もう一つの方,「想い」です.

落合監督は昨年の敗戦が心の底から悔しかったのだと思います.
この一年,あの悔しさを晴らすためだけにやってきた感じです.

一方,ヒルマン監督は,昨年日本一になり,一度は頂上に立ってしまった上,来期はメジャーリーグの監督が約束されているわけで,落合監督に比べれば,日本一にかけるその「想い」が鈍っても不思議はないでしょう.

彼らの想いが選手達に伝染しても不思議はありません.

個人的には日ハムを応援していたのですが,あの落合監督の表情を見ていると,無表情を装えば装うほど,内側の「想い」がにじみ出てくるのがわかります.
こりゃ,しゃあないなあ,という気になりました.