書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

老いてなお青春

2007年10月29日 20時12分59秒 | 日記
スポーツ報知のネットニュースによると,「大分県臼杵市の公認会計士・大槻信夫さん(101歳)が,大分市で28日に開かれた県マスターズ水泳競技大会で、男子五十メートル背泳ぎの100~104歳の部で4分17秒99で完泳し、100歳以上の“日本新記録”を樹立した」とのこと.
このニュース自体もすごいのですが,私が驚嘆したのは,この記事の最後に書かれていた次の文章です.
「大槻さんは教師をしていたが、戦後に廃校になり失職。その後43歳で税理士になり60歳で公認会計士になった。」
これは,すごいですよ.
大槻さんは教師の職を失った後も,常にチャレンジを続け,新たな目標に向かって努力し続けたということなのです.
60歳で公認会計士になったということは,50歳台で,難関と言われる公認会計士試験の勉強をしたということですよね.
信じられな~い
水泳の記録もその延長だと思います.
そのバイタリティはどこから来るのでしょうか?

人の幸せは,それこそ千差万別,人それぞれでしょう.

でも,目標を持って,何かに夢中になり,一心にそれに打ち込めることほど,幸せなことって他にあるでしょうか?

この大槻さん,すごい人であると同時に,人並みはずれて幸せな人だということもできそうです.