書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

玉名ラーメン攻略(No.1) 〆の1杯

2013年06月29日 01時02分28秒 | 日記
今日は大学主催のある懇親会があり、二次会で行きつけのスナックへ。

1曲歌ってタクシーで駅へ、電車で自宅の最寄り駅まで行きました。

自宅まで徒歩で帰る途中で、空腹に耐えられずラーメン屋さんへ。

麺やいっぽうという地元では有名なお店へ。

〆の中華そばをいただきました。



う~む。美味い。

魚介系のだしにしょうゆ味。

中華そばで魚介系のテイストは珍しいかも。

これは癖になりそう。

言い訳としての会議

2013年06月27日 09時44分55秒 | 日記
今週はなぜか会議が少ない.
普段,会議が多いことを言い訳にして研究が進まないことをぼやいている気がするが,いざ,こんな暇な時が急に訪れても戸惑ってしまい,研究が進まないものだ.

結局,普段の言い訳は嘘ということになる.

まあ,本当にやりたい仕事なら,どんなに忙しくても,睡眠時間を削ってでもやりとげるだろう.

それをやらないのは,それだけの(睡眠時間を削ってでもやろうという)情熱はないということなのかもしれない.

ただ,そういう状態のままで満足かというと決してそうではない.

まだまだ,頑張りたい気持ちは十二分にある.

どこかで,自分にスイッチを入れるべき時があるに違いない.

「ロスト・ケア」 葉真中 顕(はまなか・ あき)

2013年06月26日 10時32分36秒 | 読書
「ロスト・ケア」 葉真中 顕(はまなか・ あき)




これは面白かった.

介護保険制度が施行されて久しいが,結果的にはシステムの不備があり,あちこちにほころびが生じている.

「これからは介護ビジネスの時代だ」 と言われて華々しく発足したにも関わらず,多くの介護の企業が次々に倒産や売却を余儀なくされている.

そのような状況で一番被害を受けるのは介護を頼りとする老人とその家族であり,そこで働く現場の介護士である.

この深刻な社会問題に真っ向から取り組んだ社会派ミステリー,という感じで物語は始まる.

介護の現場の種々の矛盾や政府の行き当たりばったりの政策とその変化が次々に露呈する.

特にマスコミの無責任な追求が事態をさらに悪くする.

そのような政府の無策に鉄槌を与えるべく,ある介護士が殺人という方法で世の中に問いかけをする,という大胆なミステリーとなっている.

しかも,物語の最後で,え?,結局犯人は誰なの?

というどんでん返しがあるところが素晴らしい.

社会派,かつ本格ミステリーである.

新人とは思えない骨太で読みごたえ充分の作品です.


第16回2012年 日本ミステリー文学大賞新人賞作品.

6月21日(金)のつぶやき

2013年06月22日 02時19分45秒 | 日記

今のところほとんど台風の影響は出てないのですが,「嵐の前の静けさ」 という感じで不気味ではあります. 今日は早めに帰宅しようと思います. ところで,かみさんは今夜,街で飲み会とか言っていたけど,大丈夫かな?



台風

2013年06月21日 09時22分23秒 | 日記
今のところ(6月21日午前9時20分現在)ではほとんど影響はないのですが,嵐の前の静けさという感じで不気味ではあります.

今日は早めに帰宅しようと思います.

ところで,かみさんは今夜,街で飲み会とか言っていたけど,大丈夫かな?

「ガソリン生活」伊坂幸太郎

2013年06月17日 22時10分42秒 | 読書
「ガソリン生活」伊坂幸太郎



久しぶりの伊坂幸太郎作品.

物語は女手ひとつで3人の子供を育てている家庭と,彼らを取り巻くとんでもない人々がおりなすドタバタ,ユーモア,痛快小説ですが,語り部はなんと彼らに乗ってもらっている車たちなのです.

車たちを擬人化し,セリフを言わせる.

車たちの情報交換物語が骨組みとなっている点が斬新です.

ただ,人々の会話は車には聞こえるけど,車は人に意思を伝えられない.

この点がもどかしくもあり,また,ストーリーの厚みを増す効果もある.

この小説を読んでいると人間の善意を信じたくなる.
本当の悪人はこの世にはいないと言うメッセージが伝わってくる.

実は本当の悪人が二人出てくるけど.....これ以上は言えない.

久しぶりに読んだ伊坂作品.
良かった.