風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

2022-04-02 01:26:00 | 日々いろいろ




一年に一度、名残惜しく過ぎゆくものに、この世で何度めぐり合えるのか。

その回数を数えるほど、人の一生の短さを知ることはないかもしれません。

(星野道夫『旅をする木』より)

私自身の人生の時間だけでなく、この風景をあと何回大切な人と一緒に見ることができるのだろうということも、思わないではいられません。
無窮の時の流れの中で私達の短い一生の時間が重なるということ自体が奇跡のようなことなのだと、自然はさりげなく教えてくれる。
未来を心配しすぎることなく、過去を後悔しすぎることなく、今の時間を大切に過ごさなければいけないと改めて感じる、2022年の春です。

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