風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

『愛し君へ』 3

2007-04-19 00:22:32 | テレビ

「始めのうちはね、周りの人間が何をしているかわからないし、どんな顔をしているかわからないしでね、不安になるかもしれません。要は人を信じられるかどうかです。といっても、それは見えている人間も見えていない人間も、同じことです」

 ・・・・・・

「安曇さん、こういう考え方ってありますかね。たとえばどっか別の国に移住することになったとか。そこでは違う言葉をおぼえなくてはいけないし、文化や風習にも慣れなくてはいけないから、結構大変ですよね。でも、そこには新しい世界が広がっています。考え方次第で、色んな可能性が見えてくるんじゃないですかね」

 ・・・・・・

「私と安曇さんは、もしかしたらお父さんが思うような幸せにはなれないかもしれない。だけどね。私、思うの。幸せにも色んな形があって、私にとってそれは、何ていうか、嘘をつかずに生きていくことなの」
「それで医者を辞めるようなことになってもか・・・?」
「はい」

(『愛し君へ』 第9話)

1)目が見えなくなりつつある俊介(藤木直人)に失明の患者がむけた言葉
2)医者(時任三郎)から俊介へむけた言葉
3)四季(管野美穂)と父親(泉谷しげる)の会話

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