アンジェリーナジョリー主演、ブラッドピットプロデュース。アメリカでは「ブランジェリーナ」といっしょくたにされて呼ばれるようになった二人のコラボ作品です。政治的意識の高いアンジーの影響か、最近ではブラピも政治的なことに関心を示し始め行動に移し始めているようですね。その二人がコラボするにふさわしいテーマの作品です。
9・11同時多発テロ事件後、パキスタンでテロ組織に誘拐され殺害されたジャーナリスト、ダニエルパール氏ダンファターマンの妻マリアンヌアンジェリーナジョリーの30日間を描く。夫が誘拐されてから殺害されるまでの30日間を同じジャーナリストとして、妻として母になろうとする女性としてマリアンヌがどのように過ごしたか。その苦悩の日々が描かれる。
これは実話であり、このような事件に対してマイナスなことを言うのは遠慮したほうがいいのではとは思うのだけど、「映画」としてはこの作品はちょっと退屈な作りになっていると言わざるを得ない。マリアンヌの30日間はもちろん緊迫したものではあるのだけど、テロ組織の人間関係や背景が分かりにくく、その緊迫感にいまいち入っていけなかった。ちょっと夫の帰りが遅くなって、ちょっと携帯がつながらないってだけで、あれだけの対応をすぐにしなければならない状況下にあったというのはよく分かったし、それに驚きもしましたが。ありのままを伝えようとして余計な演出はしなかったのだとは思うのだけど、結末を全員が分かっていて見ているだけにもう少し工夫が欲しかったと思う。
アンジーはマリアンヌが実在の人物であり、彼女に共感したことも手伝って、渾身の役作りだったと思う。ワタクシはマリアンヌがどの人種の人なのか知らなかったけど、マリアンヌを演じるアンジーを見て、南米の血の入ったフランス人?と思っていたら、実際にキューバの血を引いた人だった。(キューバは中米だけど、まぁその辺りのってことで)
ジャーナリストがテロ組織に誘拐され、殺害される。それはあってはならないこと。確かにそうなんだけど、ワタクシ個人的にはこういう事件を聞くたびに複雑な気分になる。彼らは使命感を持って、仕事でやっているのは分かっているし、彼らがいなければワタクシたちは世界のニュースを知ることはできない。でもなぁ…あえて危険なところに行かんでも…ってこれ言っちゃいけないんやろうけどね…ぶっちゃけるとそう思っちゃうんですよ、ワタクシ…んー、でもなー、やっぱりこういう人たちがいないと世界はダメになっちゃうんやろうなーってね。本当に複雑な気持ちになるのです。ワタクシの中ではいつまでたっても多分答えはでないと思います。
9・11同時多発テロ事件後、パキスタンでテロ組織に誘拐され殺害されたジャーナリスト、ダニエルパール氏ダンファターマンの妻マリアンヌアンジェリーナジョリーの30日間を描く。夫が誘拐されてから殺害されるまでの30日間を同じジャーナリストとして、妻として母になろうとする女性としてマリアンヌがどのように過ごしたか。その苦悩の日々が描かれる。
これは実話であり、このような事件に対してマイナスなことを言うのは遠慮したほうがいいのではとは思うのだけど、「映画」としてはこの作品はちょっと退屈な作りになっていると言わざるを得ない。マリアンヌの30日間はもちろん緊迫したものではあるのだけど、テロ組織の人間関係や背景が分かりにくく、その緊迫感にいまいち入っていけなかった。ちょっと夫の帰りが遅くなって、ちょっと携帯がつながらないってだけで、あれだけの対応をすぐにしなければならない状況下にあったというのはよく分かったし、それに驚きもしましたが。ありのままを伝えようとして余計な演出はしなかったのだとは思うのだけど、結末を全員が分かっていて見ているだけにもう少し工夫が欲しかったと思う。
アンジーはマリアンヌが実在の人物であり、彼女に共感したことも手伝って、渾身の役作りだったと思う。ワタクシはマリアンヌがどの人種の人なのか知らなかったけど、マリアンヌを演じるアンジーを見て、南米の血の入ったフランス人?と思っていたら、実際にキューバの血を引いた人だった。(キューバは中米だけど、まぁその辺りのってことで)
ジャーナリストがテロ組織に誘拐され、殺害される。それはあってはならないこと。確かにそうなんだけど、ワタクシ個人的にはこういう事件を聞くたびに複雑な気分になる。彼らは使命感を持って、仕事でやっているのは分かっているし、彼らがいなければワタクシたちは世界のニュースを知ることはできない。でもなぁ…あえて危険なところに行かんでも…ってこれ言っちゃいけないんやろうけどね…ぶっちゃけるとそう思っちゃうんですよ、ワタクシ…んー、でもなー、やっぱりこういう人たちがいないと世界はダメになっちゃうんやろうなーってね。本当に複雑な気持ちになるのです。ワタクシの中ではいつまでたっても多分答えはでないと思います。